2020年02月21日

「細部から文化が見える」連載 第29話 通潤橋A本体

本日のタイムス住宅新聞に連載中の「細部から文化が見える」の第29話が掲載されましたので転載します。

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石橋シリーズの5回目で通潤橋では2回目の記事です。
今回は水路に続き石橋本体に秘められた先人の知恵と技から見える地域文化を紐解いてみました。
次回はその延長で、通潤橋を含めた「通潤用水」について検証します。
posted by 塾長 at 09:47| 建築

2020年02月16日

第42回沖縄青少年科学作品展

2月15日、浦添の「ANA ARENA浦添」で表記の表彰式がありました。今年も沖縄県児童生徒科学作品展で上位入賞(優秀賞・優良賞以上)した作品とアメリカンスクールの上位入賞者からさらに上位入賞者を決められました。
ただ、県で最優秀賞をとっても沖電主催のこの科学展で上位に入るかというと一概にそうは言えません。かつて我が家の子たちも苦い目に合っています。つまりその前の地区科学展、県の科学展、沖電の科学展はすべて選考過程はつながっていますが、選考基準、選考者が異なるためまったく先が見えないというのが本音です。
今年も県で最優秀賞を取った中学生が佳作でした。過去に同じ目に合ったこと(朴然)があります。

県で優秀賞(中部地区では金賞)だった朴然の作品は、この科学展で「沖縄県教育長賞」をいただきました。上位入賞は次女の亜和(あや)が3年前の中2の時、「環境奨励賞」をいただいて以来です。

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【展示された朴然の作品「水勢緩和と保水力の研究」】

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【残念ながら4女の「さわみこ」は「佳作」でした。しかし、入選より上位の佳作なので「よし!」にしましょう。】

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【県教育長から表彰状の授与を受ける朴然】

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【県理科教育会長から表彰状の授与を受ける「さわみこ」】

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【環境奨励賞以上の上位入賞者は会場でポスターセッションをする義務があります。来場者に説明をする朴然。結構な方々が説明を求めました。】

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【ポスターセッションのあと会場で偶然、審査委員長の赤嶺慎一さんとお会いしました。表彰式の時は気付かなかったらしいのですが、長女(現在千葉大教育学部)が球陽高校に通っていた時の教頭先生で、さい帯血講演会にも来ていただいた方です。『「地学」なのに他分野のことまで波及している研究なので是非、教育長賞に上げよう!と多くの審査員から声が上がって選定された』と裏話をしていただきました。「科学に社会性を入れたい」という朴然の気持ちが伝わったようで、朴然も大変うれしかったようです】

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【15日夕方のニュース(RBC)で科学作品展のようすが放送されたようです。我が家にテレビはないのですが、朴然の友人がLINEで送信してくれました。

RBCの原稿:沖縄青少年科学作品展 子ども達の研究成果を一堂に(ニュースタイトル)
以下、ナレーション
『子どもたちが科学に関する研究成果を一堂に披露する展示会が浦添市で開かれています。
「沖縄青少年科学作品展」は子どもたちの科学への興味や関心を高めてもらおうと毎年開かれているものです。42回目を迎える今年の作品展では県内の小学生から高校生まで入賞作品およそ130点がパネルで紹介されています。
このうち県教育長賞を受賞した北中城中学校2年後藤朴然さんは自宅前の用水路で水が流れる速さや量などを計測する実験を行い洪水対策や環境保全策として堰(せき)を設けることの重要性を考察しています。
また環境奨励賞を受賞した球陽高校2年生3人による共同研究では世界の侵略的外来種ワースト100の「ツルヒヨドリ」の分布状況や駆除の方法などをまとめていています。会場を訪れた家族連れらは子ども達の詳細な研究成果に熱心に見入っていました。
作品展は16日午後5時まで浦添市民体育館「ANA ARENA浦添」で開かれています。』】

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さて家に帰れば、いつもの敷地内の維持管理。昨日は一度作ったスロープに水が入って表面が傷ついたので補修しました。しかし、またまた雨が少し降り始めたので急ぎ、新聞紙で養生しました。今日みたらモルタルの「新聞紙仕上げ」になっていました。表面がツルツルです。

目を移せば、おじぞうさんの周りや田んぼの周りにはインパチェンスやハイビスカスの花が咲き誇っています。

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【先日産まれたウサギの子・一番人気の「パンダ」もこんなに大きくなりました。】

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【最後は12年目にして初めて我が家に咲いたカンヒ桜。沖縄の桜は本土より一か月早く咲きます。特徴は色が濃く八重になっている花びら。それにしても引っ越してきてから一度も咲いたことがなかった桜がこのタイミングで咲くとは・・・。受賞を知っていたかのようで、ありがたいことです。】
posted by 塾長 at 08:50| 教育・子育て

2020年02月09日

豚コレラ(豚熱)、新型コロナウィルス、インフルエンザ・・・

このところ、世界を騒がせているのは「ウィルス」。沖縄では豚コレラ(豚熱に厚労省が改称)、中国発の新型コロナ、そして今季12,000人の死亡者を出しているアメリカのインフルエンザ・・・。

世の中で目に見えないほど小さなウィルスが、地球規模で影響を与えています。学者や医者がそれに対応して抑え込もうとしますが、なかなか手ごわい相手です。

我が家では万然がインフルエンザウィルスと同じようなエコーウィルスに感染して脳症を患い、結果、脳性マヒになった経験から、食事前、学校や外出から帰宅後は石鹸でこまめな手洗いを徹底しています。
うがいも毎朝食事前、外出後、必ず行い、タオルも頻繁に取り換えています。ですから、石鹸消費量が大変多く、タオルをはじめ洗濯ものも異常に多く、関連して電気代、水道代が極めて高くついています。

物干しになっている3間(5.7m)×1間(1.9m)の木造ベランダのひとつは、洗濯物が入れ替わり、いつもいっぱいです。雨が続くとガスの乾燥機が動くので、この経費もばかになりません。
しかし健康管理上、仕方ありません。
中高生の部活や毎日のエサあげ、草刈りなどで服が汚れるので、よそに比べて数倍汚れ物が多いと思っています。第10子の育児休業で休暇中の妻は、「休暇中ではなく、会社の仕事の何倍の仕事中」と言っています。私もそう思います。小泉環境大臣も同じようなことを言っていましたがお子さんはまだ一人。我が家は乳児1、幼児2、障がい児1(小2)がいて他に在学中の小中高生5人在宅なので、大臣の比ではないと思います。

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【沖縄は11月が一番雨が少なく、その後は徐々に増えていきます。我が家は山(丘)の中腹にあり、家の周囲、街並み、高速道路、東シナ海を見ることができます。時には写真のようにすぐ近くの中学校やその先の小学校さえ見えなくなるほど霧が立つことがあります。風向きや強弱、日々変わる月明かりや月の形などが家庭の話題に上ります。】

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【ここに越してきてもう10年以上になりますが、毎朝のエサあげ、草刈りは日課です。守備範囲が最近は広がり、裏山の道路の側溝掃除までしているので、家族も大変ですが、終わればすっきりした達成感を感じています。】

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【粉末の消石灰に加えて液体の消毒剤が村から配布されました。一度終息したと思われた豚コレラ。しかし第5の発生で少し危機感が増したのでしょう。約500から1000倍に希釈して生息場や直接動物に振り掛けるよう指示されました。】

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【担当は朴然。仲良し「チョ子」に直接水溶液を掛けて消毒。今の沖縄県の危機管理能力の低さをようやく地元紙も書くようになりました。畜産農家が加熱処理をせず与えていたことは畜産農家の責任です。またそれを県に虚偽の報告していたことも違法なことです。しかし、組合も県も管理責任はあります。
首里城火災は原因究明も中途半端にしてお慰みの寄付を大事な公務中に毎日受け取る時間に費やしています。またそれを新聞社を呼んで広報しています。パフォーマンスはもう結構!と言いたいところです。県知事や那覇市長はもっと大切な仕事があるはずです。また、寄付者も少し考えて欲しいものです。小学校の児童会まで寄付させるのはいかがかと思います。国との協議やどこに浄財を使う予定なのか不明のままの寄付行為です。

また、個人的にはもし再建するのであれば400年前の姿にしてもらいたいと思います。スプリンクラーなど使わず、しっかり人による管理を行い、同時に当時の琉球尾王朝時代の年貢取り立て方法や朝貢していた当時の中国との関係も伝えて欲しいものです。飢饉があっても年貢取り立ては厳しかったようですから・・。また、スプリンクラーなどの消火設備を付ければ沖縄県のこと、きっと何かあったら「機械」のせいにすると思います。・・・いまだに出火原因は不明のままです。国から預かった(管理委託された)建物。県のイベント中の火災。管理者としての正式な謝罪もないまま寄付金を受け取るのは不謹慎のように感じます。】

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【水溶の消毒薬は指示があったように、場内外に散布しました。】

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【エサあげには小さな子どもも参加します。朝6時はまだ夜が明けていないので暗いところで作業します。約1時間過ぎると夜が明けます。普通学校に通う子どもたちは7時に切り上げ、自分たちでシャワーにかかり、朝食をいただき出発します。(特別学校に通う万然は午前8時半に着くべきですが、現実は10:30頃にしか出発できません。上の二人の高校生は早朝講座と部活で6時過ぎ、バスに間に合うよう家を出ます。

土日でも中高生は部活や高校の早朝講座で開けることもありますが、残った子どもたちは朝食後エサあげや掃除をします。
1歳3か月になった心然(しんねん)は3歳の「わかみこ」が見てくれることもあります。馬ふんのたい肥を握っていたので注意はしていましたが・・・。】

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【案の定、アッというまに口に入れてしましました。気づいて急ぎ口の中を洗いました。】

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【その後は元気です。バケツ風呂の入ってご機嫌の心然。以前、沖縄県環境科学センターに勤めていた時、我が家の馬ふんを調べたことがあります。馬ふんの時は1グラムにつき34億個いた細菌が、たい肥にした後は16億個に変化していました。・・・とはいっても細菌やウィルスには人にとってはやっかいなものがいます。免疫力を付けることは大事ですが、今後は注意を払いながら育てたいと思います。】

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【我が家には小規模の学校と同じくらい竹ぼうきがあります。家の周囲や裏山の道路、湧水地まわり、中学校の交通安全看板・花壇まわり、方々の草刈りあとの掃除などに使うからです。常時5本くらいと、その場その場においてあるホウキも入れると7〜8本あります。
側溝掃除していたとき見つけたモクズガニの子。あまり掃除をし過ぎると、カニのエサがなくなるので、そこそこきれいにしています。草刈り後の軽ワゴンのなかにカマキリやナナフシの子がいる時もあります。自然の生きものと遭遇すると、ホッとしたり、自然とともにある暮らしに感謝を覚えたりしています。】

先ほど、たまたま目の前にあった中学生の道徳の本に目を通しました。そこにはお手伝いをする子どもは約20%とありました。朝6時過ぎ家を出て高速バスに乗り早朝講座(ゼロ校時)に行く第三子の麻衣は、エサあげはできませんが、お風呂場につながる渡り廊下の掃除と帰ってからのヤギの小屋入れはします。この子も昨日満16歳になりました。(今月と5月は誕生日が3人ずついます)つまり、我が家のお手伝い率は100%です。
(次女も早朝練習の際でも浄化槽上の清掃はして出発します)

西は新型コロナウィルス、東はインフルエンザ、足元は豚熱。ウィルスだらけの世界ですが、ウィルスと共存していかなければなりません。日本は昔から衛生観念が高く、極めてきれいな国です。中国とは比べものになりません。しかし、戦後しばらくはアメリカの影響で日本は衛生的になりました。今の中国も日本に習ってもう少し衛生的になってほしいと思います。

当の日本人の中にも、トイレの後、手を洗わない人たちがたくさんいることを目撃しています。みんなが迷惑するので、家庭教育をしっかりして欲しいと願うばかりです。以上!
posted by 塾長 at 06:58| 教育・子育て

2020年01月17日

第28話 通潤橋(水路)ほか

「細部から文化が見える」の代28話、「通潤橋」(水路)についての連載記事が掲載されました。

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来月は通潤橋の第2弾「本体構造」の秘話に迫ります。

さて、豚コレラ(CSF)の続報です。昨日、北中城村から消石灰が配布されました。先週JAに買いに行って在庫がなかった20キログラム入りの消石灰が5袋。取り扱い方が載ったパンフレットもいただきました。
村内では最大28頭飼っている畜産業者がいるらしいのですが、あとは4頭とか・・・。我が家は商売はしていないので1頭だけですが、合計100s置いて行かれました。先日購入した消石灰が少し雨で流れたので、明日、まんべなく散布したいと思います。

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また昨夕電話で、県から移動しない旨の通知が村にきたという連絡が入りました。なんでこんなに時間がかかるのだろうと思います。

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【県広報です。】

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【役場が配布した消石灰】

さて我が家のこだまこ(5歳)とわかみこ(3歳)が初めてヨナグニウマを引いたので紹介します。小学生でも高校生でもなかなか引けない野生の馬・ゲン。何度も暴走したことがあるので子どもたちは用心して引いてくれません。

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【牧場(まきば)につないでいたロープを外します。】

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【最初は恐る恐るでしたが、徐々にお互い気が知れたのか、家の馬小屋まで無事引きました。】

最後に「さい帯血による再生医療」の情報です。
ステムセル研究所によると、ヨーロッパでもさい帯血を用いた再生医療の臨床研究が始まったようです。拡大アクセスプロトコルが自家投与でスタートしました。わが日本も米国、ヨーロッパに遅れず、頑張ってほしいし、患者家族としてサイドから厚労省に働き掛けていきたいと思います。
(徐々にですが、前に進んでいると聞き及んでいます)

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posted by 塾長 at 12:57| 教育・子育て

2020年01月14日

豚コレラ対策

うるま市の豚舎から始まった豚コレラ菌の(CSF)の感染。隣の沖縄市にも感染が広がり、最初の感染確認場所から半径10キロ以内というと、我が家もギリギリのラインです。
ただ、うちは養豚業を営んでいるわけでもなく、数も環境教育用に1頭だけ。正確にはイノブタです。

野生動物や野鳥から運ばれ場合もあるため、念のため自主的に消毒することにしました。今回は以前のように鳥インフルの防除と違って役場から消石灰をまくということはない、ということでした。

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【エサから感染が広がると聞いています。我が家の「ちょ子」のエサは圧ぺんトウモロコシが主で、後は近場の野草と果物や野菜の残り。刺身や生肉などが入った残飯は与えてないので内部からの感染は考えられません。】

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【消毒用の消石灰を購入しようとして読谷村のJAに問い合わせたら、「役場が買い取ってしまったので在庫はない」という返事でした。北谷の量販店でやっと見つかったものの1袋10sのもののみ。早速購入しました。結構高い!マスクも手袋も一緒に買いました。】

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【裏山の牧場(まきば)はもともと馬用。この子が来て馬を追い出したので、今は独壇場です。生えていた草は全部食べてしまいました。ただ、畜産業のようにエサあげやフン処理で人が接することはありません寝床周周辺を中心にまきました。】

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【エサを運ぶ軽貨物のタイヤも消毒】

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【長靴を履いてエサあげするので、車内も消毒。】

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【囲いから追い出されたヨナグニウマの「ゲン」や人の通り道も消毒。】

自分たちでできることはしました。

それにしてもエサの熱処理指導や12月20日から1月6日まで約50頭も不審死していたのに12月26日以降も出荷していたなど、県への通知遅延、不適切な農家の対応に疑問があります。
また獣医師の派遣や検査、殺処分などの初動体制の遅れが否めません。

数年前、の鳥インフルエンザ感染の時、熊本県はその日のうちに数万羽を殺処分して感染を止めました。首里城火災と同じように、原因究明をおろそかにして国への要請や民間寄付を優先している県の実態と重なるところがあります。

既に7000頭以上の豚が殺処分されようとしていますが、処分場がないとか火葬しようとか、行き当たりばったりの政策ばかりが目立ちます。そしてまた、最初の感染が始まった豚舎の隣の豚舎から陽性反応の豚が発見されました。これまでその他の18か所は陰性と発表していたのに・・・。潜伏期間を考えずに発表したためと思います。実にいい加減な発表です。県の危機管理能力は大丈夫でしょうか?

さまざまな災害や家畜伝染病などのリスクに常日頃から対応をとるべきです。基地反対ばかり声高に叫ばず、県民生活の不安を取り除く政策にもう少し重点を置いて欲しいものです。
posted by 塾長 at 20:51| 教育・子育て

2020年01月03日

正月風景・・

あけまして おめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
特に昨年は「さい帯血による再生医療」の推進活動に多くの方々のご理解とご協力をいただき、厚労省への要望を提出することができました。

各地での講演活動にもご支援いただき感謝申し上げます。また、署名活動では全国からご署名をいただき、
ありがとうございました。
「さい帯血による再生医療」ことに日本で初の「きょうだい間投与」につきましては、脳性まひを初め難病を抱えた患者・家族の期待が大きいところです。

厚労省に早期の臨床研究をお願いする7月24日の4日前の7月20日に、東京で開催された「さい帯血による再生医療研究会」の席上、高知大学医学部の藤枝先生が「同胞間投与」の臨床研究の申請をされた話を研究発表の中で聞きました。
私たちにとっては臨床研究が始まらなければサイドからの後押しはできない状態でしたが、まさに絶妙のタイミングで吉報を聞くことができました。
現在、厚労省の近畿局で大阪大学内にある「特定認定再生医療等第一委員会」に提出された書類等を局と調整中と聞き及んでいます。日本では初めてのきょうだい間投与ですが、米国ではすでに始まっています。
医療、患者家族、行政が同じ目的を何とかクリアーしようとしています。しばらくは静観しますが、経過や結果次第でまた新たな活動が始まるかも知れません。

それでは恒例ですが我が家の正月風景をご紹介します。

盆も正月も台風も関係ないのが、エサあげと掃除。

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【外回りの掃除上がり】

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【亜和(あや)が生徒会長時に中学校に立てた交通安全の看板周りの掃除。飾りつけも完了。】

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【40坪の家ですが、4棟に分かれているうえ敷地が広いの守備範囲も広くなります。30日に帰ってきた長女の応援も得て、残っていたお母屋や学習棟の掃除やお地蔵さんの「お顔」拭き、道路の除草・清掃、側溝掃除などを大晦日まで行いました。なかでも大変なのが屋根の上の「除草」。本瓦葺きの漆喰に育つ草は厄介です。毎年登場するのは次女の亜和(あや)。高所になんなく登り、冷たい赤瓦に素足で作業します。】

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【軒先の作業は見ている方もハラハラ、ドキドキです。おかげできれいになりました。】

元旦には後藤家式で新年を迎えます。お腹の中の命をカウントする「数え年」で1月1日に家族全員で年を迎えるので「(お互いに大晦日の夜を越えて)明けましておめでとうございます」となります。
まずは先祖や自然のなかの神様にお神酒とお水をあげ、そのあと正座して残りのお神酒をいただきます。三々九度でいただきます。

お神酒(みき)は熊本から取り寄せたお屠蘇(とそ)です。東肥の赤酒(現在は瑞鷹酒造)です。甘くて飲みやすいので要注意です。

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【お互いが注(つ)ぎ注がれます。】

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【3歳の「わかみこ」もチョッとだけ?いただきました。】

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【この男は番外。正月の楽しみにしているらしい。お屠蘇は薬効果もあるといいますが、飲み過ぎか?一人ハイテンション!】

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【みんなほっぺがほんのり赤くなっていました。】

元旦にこれまで外出したことはありません。働き方改革で元旦は休むようにしたコンビニやデパートが出てきましたが、正解だと思います。正月元旦ぐらいはゆっくり家族で過ごしたいものです。

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【お屠蘇の後、自家製の梅干しを湯のみに入れてお茶を浸し、お屠蘇で甘くなった口の中を梅で清めるようにいただき、年を梅と同じひとつ、重ねます。】

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【大晦日までに各人が書いた今年の目標をそれぞれ発表します。】

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【発表のたび、みんなの表情が変わります。楽しい目標もあり、厳しいものもあり。それぞれの年間目標がみてとれます。千葉大学に通う長女も一緒なので、とても充実していました。家族全体では「自立」から「歩き始める」にしました。千葉の長女も寮を出たし、脳性マヒの改善を図ろうとする臨床研究のスタート、今年小学1年生になる「こだまこ」、そして第10子の「心然(しんねん)」立つことができました。次は一歩、前へ進むことです。】

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【朝食は雑煮。熊本なのでだしは「かしわ」。29日、家族で搗いたお餅を入れました。昼はいつもの自家製の「おせち」料理です。手づくりを通す家内には頭が上がりません。料理の中身について子孫繁栄やまめまめしく働くことなどを説明しました。今年は熊本から馬刺しを取り寄せました。】

1月2日。元旦を無事に過ごした後はお宮に参拝に出かけました。三社参りの前に妻の実家に挨拶に行き、昼ご飯を頂いた後、家族12名で出かけました。

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【出雲大社沖縄分社。今年は去年より参拝者が多かったように思います。こちらは二礼四拍手。鳥取の出雲大社と同じです。】

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【琉球八社のひとつ、沖宮。こちらも昨年より参拝者は大幅に増えた感じです。戦前は伊東忠太氏の推薦もあって国宝でしたが、戦災で焼けて現在の社殿は建て直されています。】

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【これはタチガー池の上に建立した「お地蔵さん」。年末に「お顔」を洗い清めて御幣をかけ、お神酒をあげて花を生けました。自宅にも同じ「ほこら地蔵さん」があります。ここを含めて「三社参り」としています。】

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【2日、午後7時発の羽田行きの飛行機で千葉に帰る依奈(えな)を送りに那覇空港に向かいました。「実家」を意識した依奈。送り出す家族。どこにいても元気でいて欲しいと願いました。】

さて、沖縄タイムスの副読紙・タイムス住宅新聞で連載中の「細部から文化が見える」の再々延長が正式に決まりました。今年の3月まで延長されていましたが、さらに9月までとなりました。

引き続きご愛読いただきますよう、お願い申し上げます。
posted by 塾長 at 19:17| 教育・子育て

2019年12月31日

自立

大晦日。今日で令和元年が終わります。

振り返れば「自立」にまつわる話題が家庭内では多かったように感じます。

小学生二人のうち5年生の「こはづき」は宮古島に3泊4日、6年生の「さわみこ」は福島に4泊5日、中2の「朴然」は岩手県葛巻町(姉妹都市・生徒会)と長崎県(ラグビー合宿)、大分県(ラグビー試合)でともに家庭から離れて宿泊しました。

一種の自立の訓練です。

今年の春、12人家族から初めて長女の依奈(えな)が千葉大学に通うため家を出ました。昨日、久しぶりに帰郷しました。2日にはまた出発しますが、年末住んでいた寮を出てアパートに引っ越しました。
管理者がいないところなので自らわが身を守るしかありませんが、人間として生きていくためには、いつか自立しなければなりません。
授業料や食費・光熱費は給付型の奨学金、引っ越し費用も家電も自分でバイトしたお金でまかなったので親の負担はゼロでした。家賃も自分で払っていくそうです。帰郷のための飛行機代も自分で作ったようです。親としてはありがたい限りです。

本人からしたら初めて育った「実家」に帰ってきました。都会暮らしで乾いた心を少し潤してもらいたいと思っています。

その長女を迎えるためと毎年の大掃除に、少しがんばりました。

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【湧水地(タチガー)の余剰水が家に前の側溝に流れてくるのを少しだけもらって田んぼと水車小屋の前の池に引いています。流すのは竹のトイ。ところが1年もすると石灰分の多い湧き水なのでトイやパイプの中に石灰が溜まって固まります。いわゆる動脈硬化です。流れる量をもとに戻すため、みんなで取り外しました。】

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【3歳の「わかみこ」も手伝います。角度を変えるところの「マス」を掃除中。】

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【年末の掃除は家族全員が参加。1歳の心然(しんねん)もおんぶされて様子を見ています。】

我が家の掃除の守備範囲は家の敷地内はもちろん、裏山の牧場、湧水地や家までの側溝、学校近くの看板(花壇)と広いので総力戦です。

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【22日はヒノキ風呂の「ゆず湯」に浸かって体を休めました。】

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【万然(ばんねん)の通っている学校にサンタクロースさんがいました。下二人はびっくりするやら喜びやら・・・】

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【29日は餅つきをしました。毎年恒例の餅つきは30日ですが、天気予報では30日は大雨。急きょ、ブルーシートを張って準備しました。本当は長女が帰ってきた30日が良かったのですが、マキが濡れると火が点かないのでしかたありません。朴然の同級生の清水君きょうだいが加わりました。まずは俊足で県でも記録を持つ清水君と朴然たちのマキ割り。】

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【石のかまどを作り、周りから集めたタキギでお湯を沸かす。もち米の蒸し器の方は耐火レンガで水平に組む。】

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【約1時間、蒸し器で蒸されたもち米(約2s)を臼(うす)に移す。このもち米が食べるとおいしい!】

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【モチ月開始。まずは朴然と清水きょうだい。】

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【次は小学校組2人。】

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【次は高校生組二人。】

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【安定したところで幼児組二人。】

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【仕上げはやはり両親ですか。「心然」をおんぶしての餅つきはちょっとしんどい?】

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【冷えないうちに丸めます。今年はアンコ餅をたくさん作りました。】

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【おっと!つまみ喰い?】

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【1年1か月で立った「心然(しんねん)」。なんとなく相撲スタイルで堂々としています。】

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【何回も立ったり座ったりするので、そのたびに上の2人は大喜び。それに反応してまたまた立ちあがります。】

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【今年初めて「門松」を作りました。「笑う門には福来る」になるか?自宅周りにあった松竹梅です。】

今年を総括すると「自立」の言葉が似合いそうです。子どもたちがそれぞれ宿泊や生活で自立していきました。そして大10子の心然が自立しました。

人間は4本足の動物と違って、立ち上がるのに1年以上かかります。その前に万然(ばんねん)のように突然熱発して脳症を患い、立てない子もいます。そういう意味では、心然が立ったときは特別な感情が湧きました。自立したあとは「歩るく」。長女や心然も自立しました。さい帯血の臨床研究も今年はいよいよスタートしそうです。

自立の後の「歩み」をしっかり見守りたいと思います。
posted by 塾長 at 08:19| 教育・子育て

2019年12月20日

連載第27話「岩永三五郎」と首里城復元に思う・・

本日、沖縄タイムスの副読紙である「タイムス住宅新聞」に連載中の「細部から文化が見える」の27話「岩永三五郎」が掲載されました。石橋シリーズの第3弾です。

前回までは沖縄や日本での石橋文化の総論的なこと書きましたが、今回から具体的な内容になります。
建築とは少し離れるようですが、実は石工と大工は表裏一体です。今後の記事で明らかになっていきます。

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さて、首里城の火災について、つとに考えることがあります。ひとつは原因がまだ究明されていないのに那覇市や沖縄県、報道各社が寄付を募ることです。

約30年架けて復元された首里城は本年1月に完了。その直後の本年2月、国から管理・運営を移管された県は、(一社)沖縄美ら島財団にさらに委託していたとはいえ県には大きな責任があります。国民の税金を使って再建された本殿以下の建物の所有権は国です。国から預かった貴重な財産を一夜にして灰にしました。雷が原因の火災ではないので人災です。熊本地震(天災)の時の寄付金とは訳が違います。その県が火災直後から民間に寄付を募ったり、管理・運営を移管してくれた国にすぐにお願いにいく行為は不謹慎だと思います。まずは原因の検証と反省でしょう。

また、寄付金を新聞紙上で大きく紹介することにも違和感があります。使途も決まっていないのに小学生がこれまでのお年玉を寄付した話から数万円〜1千万円単位で寄付する企業名を写真入りで大事な紙面を使い毎日何件も紹介されています。対応する行政の長も、もったいない時間を費やしています。
日本での寄付とは元来、匿名で慎ましく渡すものと思っています。赤い羽根や自然災害の地震や津波での被災応援の個人募金はみんな匿名です。
企業や団体、個人が堂々と名前を出して、行政の長を相手に寄付金を贈呈する記事を見ると売名行為にしか見えません。もっと謙虚な寄付の仕方があっていいのではないのでしょうか。

最近は学校でも「寄付は自由」と言いながら、寄付した子どもの名前を書かせていました。これでは寄付どころか「徴収」と言わざるを得ません。

百万円、1千万円単位で寄付する先は、正月を控え経済的に苦しむ人たちを優先すべきです。それにしても、沖縄経済は本土に比べたら厳しいと言いながら、よく大金をだせるなぁと感心してしまいます。

徐々に火災時の管理体制が判明してきました。もともと全部木造で造られた首里城内でイベントすること自体が問題だと思います。しかも分電盤の電源を切っていたとか、本殿のコンセントから夜間照明用の電気を引いていたとか、警備員が眠っていたとか・・・ずさんな県の管理が浮き彫りになりました。

県は首里城をなるべく早く再建したいと言っていますが、いつの時期の首里城で再建するつもりなのでしょうか?首里城は今回の火災で5度焼失しました。
琉球王朝が誕生した1429年は日本では室町時代。当時の瓦は中国や日本から運ばれたと思われます。「大和旅のぼて・・・瓦買いにのぼて・・・」との記述。(おもろそうし)「冠木門」(田邊 泰著)
註:沖縄戦で焼失前の首里城のカラー映像では瓦は赤ではない。(米国立公文書館)

そうなると赤瓦での再建ではなくなります。昭和17年発行の「琉球」−建築文化−(伊藤忠太著)に挿入されている写真では、外壁も焼失した朱色の総漆塗りには見えません。伊藤忠太博士(東京帝大)が首里城の解体寸前に「待った」を掛け、その後国宝に指定し保存された以前の姿なのか、それよりさらに以前の創建当時の姿なのか。(基本的には創建当時の首里城に復元すべき、と考えます。)

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【「琉球」−建築文化−」(伊藤忠太著)から引用(昭和17月11月7日発行)】

沖縄戦では、首里城下に地下壕があり(日本軍第32軍司令部壕)歩行不能になった重症者約5000名が自決した魂が眠っています。一方では琉球王朝の圧政(人頭税の取り立て)で宮古・八重山の人々は「人減らし」で苦しんだ歴史を持っています。
このような歴史の上に豪華絢爛の派手な建築物を復元して足で踏む施設を造ることに、なんとなく心情的に抵抗を感じます。防災管理など科学的には原因究明をおろそかにすると同じ運命をたどるのではないかとか、心配しています。

首里城は日本と中国(シナ)の建築技術が入った珍しく貴重な建物です。しかし、世界文化遺産の城(ぐすく)群の対象は「建物」ではありません。近くの中城も今帰仁城も、どこのグスクも建物はありません。

首里城復元に反対しようとは思いませんが、今一度どの時代の姿に復元したいのか、その意義は何なのか、よくよく考えて計画してもらいたいと願っています。
posted by 塾長 at 12:52| 建築

2019年12月10日

師走

師走に入って、なにかと気ぜわしくなりました。振り返れば今年の前半は「さい帯血による再生医療」の推進活動でいっぱいいっぱいでした。講演会やパネル展、署名活動、記者会見、厚労省への要望など・・・。

家庭的には長女の大学受験や三女の高校受験があり、長女は春、千葉大学に入学しました。同居家族が一人減って11名になりました。家の中でも家電をはじめとする道具や用具の買い替えが進みました。

冷蔵庫に洗濯機、コピー機、浄化槽のブロアーは取り換え、トイレの便器と流し台の水漏れ、ノアと軽貨物(タイヤ)の部品取替えと続きました。

現在、次女は東京に修学旅行中ですが、これも10万円近くかかりました。今どき、普通高校が数百人単位で同じ場所へ旅行する意味はあるのだろうか?と疑問があります。しかもコースにはディズニーランドやお台場の自由行動が組まれています。出費多難な折り考えさせられます。

個人的な考えですが、部活が盛んな学校生活ですが、スポーツや音楽などはもとも趣味の世界だと思っています。半強制的な部活奨励には疑問もあります。趣味や遊びが高じてそれを職業(プロ)にする人もいますが、本来脚光を浴びる職業ではないと思っています。勇気や励みを享受する人もいますが、生産的な仕事ではありません。さまざまなところで生きるためにコツコツ頑張っている人たちこそ重要だと思っています。

さて、私たち家族は毎日特に変わったところはない生活を送っています。今朝も新鮮な朝の空気と朝焼けの空を見ながらエサあげなどの世話をしました。

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【ウサギやアヒル、ウマやヤギなどのエサにする草刈りを毎日します。今朝はいつも違うところの湧水地近くに行きました。そこに大きなモクズガニがいました。先日の大雨で中学校近くの道路で車にひかれて死んでいたカニもいたので、「用心してね」と声をかけて別れました。】

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【草刈りに欠かせないのが「カマ」。カマを研ぐ「砥石(といし)」は我が家の必需品ですが、砥石は水に浸けています。その水箱の中に「リュウキュウアオガエル」がいました。周囲の色に体の色を合わせて変えています。沖縄ではカエルは冬眠しません。】

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【朝7時ころにエサあげが終了。1歳になったばかりの「心然」はオンブされ、来年小学1年生になる「こだまこ」は一緒に手伝いします。毎朝、暗いうちから家族総出でがんばっています。家に帰ると最近出した「火鉢」が待っています。昨晩は「お餅」を焼いてみんなでいただきました。我が家の冬の風物詩です。空調機は空気が乾燥しすぎて喉が枯れます。一度起こした炭火、この冬も火鉢から火種がなくなることはありません。】

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【先週末は朴然のラグビーの試合がりました。初の公式戦出場です。1・2年生同士の試合でした。結果はボロボロでしたが、ほろ苦いデビューとなりました。これから新体制になるようですが、仲間の道具や日程を管理する「マネージャー」に決まったようです。また、選挙の結果、北中城中学校生徒会の副会長にも決まったようなので頑張ってほしいところです。まぁ、人格形成のためには善し・・・かな、と思っています。(青のジャージで白のヘッドキャップ)】

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【ペットボトルを体重をかけて足で踏みつぶす第10子の「心然」(しんねん)。まだ伝い歩きですが、親のすることを真似るのは上手です。リサイクルの出す前の姿をチャンと見ているんですね。】

今年は国内では悲惨な事件が後を絶ちませんでした。特に虐待や放火などで亡くなった方々のことを思うと、つらいものがあります。国外では特に中国のウイグルでの人権弾圧が止まらず、大変心配をしています。
世界の警察といわれていたアメリカではなく、国連にどうにかして欲しいものですが、これがまた機能不全。いつまで第二次世界大戦の戦勝国が牛耳るのでしょうか?

昨日は子どもたちが毎週通う「合気道」の練習に行ってきました。合気道は「スポーツ」ではありません。従って、「試合」は無し。1にも2にも精神鍛錬です。結果的に護身術に結び付きますが、創始者の植芝盛平翁は「闘争のための技術」ではなく「和合のための武道」を説いています。

襲ってくる何人もの相手をほとんど手を触れることなく、バッタバッタと倒す開祖の植芝盛平翁の身長は「153p」だったと師匠のフランダー・ケン先生が4女の「さわみこ」(小6)を立たせて説明をされていました。
posted by 塾長 at 12:05| 教育・子育て

2019年11月26日

11月25日前後のこと。

11月25日は三島由紀夫氏が自決した日。当時19歳。ニュースで知ってショックでした。「後に残るものを信ずる」・・・次の日、熊本駅発宮崎駅行き急行「やたけ」に乗って宮崎神宮に参拝後、「八紘一宇」の石碑がある「八紘台」に行きました。

国旗を握りしめ、教育勅語を一人声を出して詠みました。若かったあの頃と気持ちは変わっていません。戦後荒廃した日本人の心を憂えていたので、あのような行動をとったと思います。

あれから49年、低俗で興味本位の番組を流しているメディアが公共の電波を使っている現状は変わらず、三島氏が言うように「からっぽでニュートラルな」人間が増えたように思います。
次代を担う子どもはわがままで節度を忘れて育ち、「自由」を振りかざすあまり、虐待やいじめなど身勝手で無責任な事件を引き起こす温床を作りました。
微力ながら、日本独自の歴史や文化、伝統を守り、節度や慎ましさを暮らしに生かしていきたいと思います。
さて、もう1か月余りで令和元年が終わります。先週もいろいろありました。

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【毎日、動物へのエサあげや周辺の掃除を家族でします。最近は第10子の心然(しんねん)を小学6年になった「さわみこ」がオンブする時もあります。】

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【お隣の部落(仲順・ちゅんじゅん)が湧水のタチガーの第1水利権者になっていて、その残りを我が家の周りの「底田原(そこたばる)」で畑を営む人たちがいただいています。我が家は農家ではないので、さらにその余剰水で側溝に流れ出る水をもらい、村合意の元、自分たちで作ったタチガー池に水を引き、生きもののための水辺空間を作り、管理しています。仲順の人たちが掃除中に来て、近頃「水の出が悪いから」といってタチガーの水源を点検に来られました。折角なので、すぐ下にある底田原の水槽の上が落ち葉で一杯になっていたので掃除しました。】

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【きれいに掃除できたので、仲順の水利組合の方々に大変喜んでいただきました。その後、台風27号の影響で大雨が降ったので、また掃除しました。】

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【こちらは底田原の農業用用水のタンクです。タンク上の掃除中。】

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【久しぶり「タチガー」の水源を見せてもらいました。地下水はとうとうと流れ出ていました。ただ、琉球石灰岩の上に根を張ったガジュマルが地下水の溝までしたたかに伸びていました。】

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【通常は水源を守るため鍵がかかっています。この日は鍵を開けての点検。狭くて低いところを流れてきます。穴の中で「タチ」上がったら頭を打ったので「アガー」(沖縄の人が痛い時使う言葉)といったので「タチガー」と呼ばれるようになったとか・・。それにしても年3回の点検でこんなに長くガジュマルの根が張るとは・・・】

11月28日は、「心然(しんねん)」の満1歳の誕生日でした。第7子の「万然(ばんねん)」が6ヵ月で熱発し、その後遺症で脳性マヒになったので、生後1年は我が家では特に慎重な子育てになります。

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【部屋に飾り付けをみんなでしました。】


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【誰の時も同じですが、ケーキは家族で作ります。】

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【日本は元旦に一緒に年を重ねるので、我が家もそうしていますが、どの家庭も最近は個人の誕生日で祝うことが増えたので、それも倣うことにしています。】

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【我が家の1歳定番ゲーム。将来何になるか?バナナを選択したので食べもの系に興味があるのか?いい加減なゲームですが、楽しいものです。】

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【誕生日プレゼントは「ラグビーボール」。長男が自分と同じラガーマンにしたいそうです。】

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【「さい帯血つながりきょうだい」になるか!高知大学医学部の臨床研究を心待ちにしています。】

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【日曜日は長男・朴然(ぼくねん)の文化祭。新校舎にはオープンスペースが多いので、展示はたくさんできていました。午後は地区別の伝統踊りや歌がありました。沖縄の獅子は本土と違ってリアルです。出演者は同じ中学生。とても上手で迫力がありました。】

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【月曜日の25日は長男が文化祭の振り替え休日だったので、熊本から送られてきた玄米の精米に出かけました。】

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【分離された「ヌカ」です。ニワトリやアヒルのエサに使います。捨てるところはありません。】

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【1袋30s。年を取ったので下りの坂を持って降りるのは長男に任せました。1か月近くはこれで暮らせます。送っていただいた渕田さまに感謝です。】

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【同じ月曜日、綿の打ち直しをしました。成長した万然が布団から足がはみ出るので、上布団を打ち直して敷き布団にしました。日本にはすばらしい伝統があります。この技術がすたれないよう、また布団の打ち直しをお願いしようと思っています。】
posted by 塾長 at 11:40| 教育・子育て