2022年05月13日

APECエンジニアの登録公開

今年はAPEC(エイペック)エンジニアの登録更新がありました。5年に一度の更新で、更新するには5年間で250時間のCPD(継続教育)が必要です。2001年に取得したので4回目の登録更新を無事終えました。APECエンジニアは、
日本をはじめアメリカ、オーストラリア、カナダ、香港、韓国、マレーシア、ニュージーランド、インドネシア、フィリピン、台湾、ロシア、ペルーの14エコノミーが参加し、共通の称号で国境を越えた相互承認の技術者資格です。

今回も同時にIPEA(IntPE)国際エンジニアも更新しました。ともにモニタリング委員会の厳しい審査があります。建築士会の会誌「紫微鸞駕(しびらんが)」にも投稿しましたが、他にも一級建築士や技術士(建設部門・総合技術管理部門)、インテリアプランナー、環境カウンセラーなどの更新も実績や試験、講習、自主学習などの審査があり更新は大変です。

今年からAPECエンジニアは登録更新した者は公開されることになりました。通知が来たのでインタネットで調べたら、一番上に名前がありました。

今の主業務は日本の伝統木造技術で設計・監理を実践していますが、国際的な資格でこれらを生かされるといいな、と思っています。

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【4度目の更新を終えたAPECエンジニアの登録証】

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【IPEA国際エンジニアも同時に更新できました。IPEAは(称号はIntPE(JP))日本、インド、南アフリカ、イギリス、オランダ、バングラデッシュなどの16エコノミーで相互承認されています。】

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【インターネットで公開されたAPECエンジニアの登録者名簿】

さて、沖縄は梅雨に入って毎日雨が続いています。棟上げしたばかりで雨は勘弁してほしいところです。木材を長雨にさらされたくありません。モヤが全部入ったので、荒板を敷いて上からブルーシートで覆うことにしました。

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実は数日前から左足の「かかと」が痛くて歩くことも難しくなっていました。数年前は右足のかかと。その時は割れた骨が肉に刺さっていて、病院に行ったら痛い幹部に痛み止めの筋肉注射を打たされました。中部徳洲会病院じゅうに響き渡るほどの叫び声をあげた記憶があります。

今回はその病院は避けて宜野湾の整形外科「サンクリニック」に行きました。今度は塗り薬と梁薬を投与されました。痛みの原因を知りたかったんぽですが、レントゲン写真を見せながら「これは『踵骨棘』(しょうこつきょく)です。稀ですがかかとの骨が裂けて神経に当たり化膿している。」との診断でした。

ついでに強烈な「こむら返り」の件も尋ねると、漢方薬を出してくれました。例の「芍薬甘湯」(しゃくやくかんぞう)エキス細粒を処方していただきました。
水分摂取(1日3リットル摂取)や体重の減量(あと30Kグラム)が必要なようです。水は何とかなりますが、体重を1ヵ月3キログラムずつ減量することは僕にとっては無理があるようです。ただ夕食をとらないことやとっても少量にすることなどはできそうです。

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【踵骨棘。踵(かかと)の骨が損傷しているのが分かるレントゲン写真)左が横断面、右は真下からの写真。】

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【雨が降っても現場は動く。気になるので病院から借りた松葉杖をついて出かけた。「かかと」が「痛い、痛い・・・」。】

一昨日夜、家の近くでホタルの乱舞をみました。沖縄の蛍はスジボタル。ヘイケボタルのように光は大きくはありませんが、夏が来たな!と思いました。日本人の郷愁、こんなに身近で見れる自然環境に住んでいることに感謝しています。
posted by 塾長 at 16:08| 教育・子育て

2022年05月08日

上棟!

昨日夕刻、約1年1ヵ月かかってやっと大屋根の棟上げができました。長い1年でした。
木造2階建ての住宅約100坪を伝統構法で設計。屋根に反りを入れ、大スパンがあり、宙に浮く心柱を重力の中心に入れる設計です。特に施工する大工職人が早々いなくて、やっと探した棟梁も初の挑戦。沖縄の大工さんも初めての構法なので苦労したようです。

木材の調達も大変でした。特に天然乾燥材を使うことにしたので、いろいろ難儀しました。
これからも玄関の小屋根や反り屋根の屋根仕舞い、屋根、外壁、床の二重張り、和室の仕上げなど、まだまだ難工事が待ち受けていますが、なんとか完成までもっていきたいと思っています。

施工する方々の協力なしにはできないので、日本の伝統建築への理解を図りながら最後まで頑張りたいと存じます。

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【合掌を入れる途中】

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【最上部の小屋組。心柱を吊る合掌部分の納まり。】

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【心柱を一旦約100oジャッキで上げ、徐々に下げて浮かせる。心柱を合掌や方杖は下げ止まらせるための部材。心柱は他にも4本の大きな隅梁や2層の放射梁、小屋組から伸ばした丸太梁などもで支える。ただ、ジャッキアップの時は「ミシ、ミシ」と音がした。】

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【心柱頂部。天端は合板で養生してある。】

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【2階床高は2階大引きから95o上がり。全体の高さをチェック中。】

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【宙に浮く心柱。今後の瓦の重量やホゾの隙間の沈下を予測して予定(床高より750oが心柱の下端より49o高く浮かせてある。1年間で約1センチ下がると考えている。】

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【大屋根の棟木を入れる(棟上げ)。後方に見えるブルーシートは心柱のある塔屋を養生した状況】
posted by 塾長 at 12:09| 建築

2022年05月05日

もうやがて棟上げ・・・

棟上げの時期が近づいていきました。

「宙に浮く心柱」も今は仮にジャッキの上に据えています。

昨日も今日も雨で、明日も雨の予報なので、棟上げは土曜日になりそうです。

進捗状況を写真で紹介します。

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posted by 塾長 at 19:35| 教育・子育て

2022年04月29日

宙に浮く心柱。道半ば・・・

今回の現場でのひとつの苦心は宙に浮く心柱。これまでも八角や六角の中心に宙に浮く心柱を吊ってきました。家の重力の中心に吊って制振機能を高めることや、住まいは日本の文化の源なので、木から発する日本文化を遺すためです。

しかし今回は簡単ではありません。なぜなら塔屋部分が1.5間×1.5間(4.5畳)から2間×2間(8畳)に広がり、心柱も8寸から1尺6寸(正確には400oに近い)に変え太くて長くなりました。ヒノキにしたので重くもなりました。

現在、塔屋部分の柱8本が立っていません。今日あたりから徐々に立て、中間の8方への放射梁を入れ、最上部の陸梁・合掌の放射組みが整えば、慎重に下部のジャッキをゆるめて浮かせる予定です。

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【天を突く心柱!・・・と言いたいところだが、まだ取り合えずジャッキの上に置き、四方の隅梁で支えている状態で、「道半ば」。しかしなかなか宙に浮く心柱のからくりが分かりにくいので説明します。】

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【下部はジャッキにて高さを調整します。ポイントは一旦上げてまた下げるということです。最終的には2階床から750oが心柱のそこになる予定です。】

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【宙に浮く心柱はこれから立てる8本の塔屋の柱の頂部にできる小屋組みの陸梁・合掌から吊りますが、今回は大きくて長く、重い心柱にしたので2階小屋組みに隅梁を入れ支えることにしました。】

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【塔屋の下部の放射梁。同様の放射梁は塔屋中間にも入れる予定です】

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【四方から支える隅梁。これまでにはありませんでしたが、今回は長くて重い心柱を支えるのは8本の柱だけでは無理と考え寄棟の屋根の構造体の一部に取り込むことにしました。】

今日からいよいよ塔屋の柱が立ち始めますがそうなると隅梁などが見えなくなるのであえてアップしました。心柱をはじめ、隅柱、太鼓梁はヒノキです。そのうち頃合いを見て伝統的な家づくりの技と心をこの現場で紹介させていただきたいと存じます。

また改めて日程をお知らせします。
posted by 塾長 at 05:40| 教育・子育て

2022年04月17日

沖縄建設新聞連第2回目「野生化」による洪水との共生

沖縄建設新聞の第1面の連載2回目が掲載されました。

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伝統構法で建てる木造住宅が墨付け・切り込み開始から1年かけてやっと2階部分を4月15日から建て始めました。

今後は折を見て、その状況をアップいたします。

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【亜和(あや)もがんばっています!】

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【設計監理業務で毎日現場です。初日(15日/金)、就寝直後、右足のふくらはぎに強烈なこむら返りを食らって息ができないほどの痛みがありました。ふくらはぎが急に冷えたからだと思います。2日間、後遺症で痛みが続きました。毎朝6時からの草刈り、エサ上げ、土日のラジオ体操を気を抜かずに続けたいと思います。】
posted by 塾長 at 13:20| 教育・子育て

2022年03月31日

渡部(わたなべ)鬼師の来訪と「鬼瓦談義」

一昨日夕方、愛媛県今治市から軽トラックに鬼瓦を積んで自宅に来訪されました。鬼師の「渡部一馬(わたなべかずま)さん(66歳)。
奥さんの富美代さん(63歳)もご一緒でした。

事前にあったこともなく、電話やメール、図面とかでやり取りしていました。初めての沖縄なので道案内が必要と思い、と到着予定の本部港に迎えに行きました。

先導して我が家について保護シートを外すと軽トラックの荷台に鬼瓦などがいっぱい載っていました。
複雑で大型の鬼瓦や鯱(しゃちほこ)などがびっちり細いロープでつながれていました。「芸術品!」というのが第一印象です。
鬼瓦の制作は施主が直接依頼されているので、明日直接見せたいとのことでしたが、明日は雨の予報。保管場所の我が家の学習棟は道から10mほど高く足元が悪いので半分は降ろすことに。

子どもたちに応援願って無事、搬入しました。
ヒノキ風呂にご夫婦とも入っていただいた後、12時まで夜なべ談義。

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【手話を使って「にじ」の歌を披露した3きょうだい。歓迎の歌でスタート】

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【現代の名工に昨年登録なった渡部 一馬氏と奥様】

これまでの鬼瓦は熊本の藤本さんにお願いしていたので、四国の鬼師さんとは初共演。談義の中身は
1、鬼瓦は工芸品ではなく建築の一部なので自然を相手に壊れにくくしなければならない。
2、これまでの実績(今治城などのお城、公園、よしもと花月劇場入口、イオンモールなど)
3、渡部氏の作品の特徴は穏やかで優しい印象(笑う鬼瓦や歯に金歯が入っていたりする)

盛り上がったのは、愛媛と熊本をつないだ高校野球。「奇跡のバックホーム」で名勝負のひとつに入る夏の甲子園決勝戦の松山商業対熊工。9回裏1年生の澤村が同点にした後の10回裏、ランナー3塁で犠牲フライ。ライトにフライが上がった瞬間、サヨナラ勝ちで熊工の優勝を確信した。あの時の松商の監督采配、ライトを肩のいい選手に変えて、見事キャッチャーに「ストライク」を返してタッチアウトにした試合。熊工は準優勝。(私は熊工出身、1996年当時、熊工卒業者の会・熊工会青年部長)

また自分自身と愛媛の関係では建築士会連合会で青年委員長をしていた時、全国大会が愛媛で行われたとき、20ほどあった楽屋を全部使って「タコ部屋談義」と言われた青年建築士の交流をしたことや、3階席まで満員(約5500人)だった愛媛文化会館で青年委員会報告をしたこと、接待で受けた小魚の骨に参ったことなどいろいろ。

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【現在最終段階にある切り込み場にも鬼瓦を見せに行った。大工さんたちも渡部さんの作品に圧倒されていた。鬼瓦に負けない立派な木組みも早く披露してみたい。】

次の日はいつも通り朝6時から家族で家の周辺850mの掃除をしたが、渡部氏も同行され、一緒に清掃活動された。その後、施主に鬼瓦を見せに行った。施主は満足されていた。

ヤードから帰ったら、国の重要指定文化財である「中村家住宅」が見たいとのことだったので、事前に連絡して見せていただいた。(コロナで休館中だったが、開けていただいた。中村氏に感謝)

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【中村家住宅。渡部鬼師、やっぱり一番先に目にはいったのは屋根に載る「シーサー」だった。前回の修理で回収されたシーサーにも魅入られていた。】

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【内外を案内したが裏に回った時、「裏にはシーサーがいないんだなぁ」とこぼされた。なるほど鬼師の視点は違う。】

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【次の日は逆に中村さんに鬼瓦を見てもらうことに・・・。バラバラだった部材をセットしたら中村さんもうなるほど素晴らしい鬼瓦になった。】

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【大屋根に載る鬼瓦。鬼面の両側は龍と虎。角の間に「丸に梶の葉」の家紋。】

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【玄関の小屋根の鬼は東洋の不死鳥と言われる「鳳凰(ほうおう)」。姿は「朱雀」に近い。ここにも家紋がさりげなく入っている。】

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【鬼瓦のすぐ後ろに配置する「シャチ」。】

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【四隅に載る唐獅子。跳ね上げた両足の高さが違うのは下から見上げた時、同じ高さに見えるように細工されたそうだ。】

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【鬼師の来訪を歓迎するように敷地内の「アマリリス」が開花した。自然との調和が芸術の基本にあるように思う。】
posted by 塾長 at 12:21| 教育・子育て

2022年03月09日

施工図作成の毎日・・・

ロシアのウクライナへの侵攻が始まり、明日は日本も・・・と心配がつのります。共産主義と資本主義の戦いのように見えますが、日本はよりにもよって周辺には共産主義国家が揃っています。ロシアは北方領土、北朝鮮は拉致、ミサイル発射、中国は尖閣狙い・・・。共産主義ではなくても韓国は竹島を占領しています。

日本はいい国ですが周りの国にはあまり恵まれていないようです。日本は古くは中国、新しくは欧米の影響を受けましたが、どの文化・宗教も日本人が嚙み砕いて日本らしく作り直しました。

これからも日本独自の価値観で乗り切っていきたいものです。とりあえずウクライナが危ないので日本国としてできる限りの支援をお願いしたいところです。私ができることは避難民を受け入れることくらいです。

さて、遅れっぱなしの現場ですが、少しずつは進んでいます。反りのある破風板は仮り組をしました。ぴったり組めました。

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【破風板の表と裏】

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心柱の加工も始まりました。現在半分。今週中にはほぼ完成すると思われます。

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【宙に浮く心柱の上部と下部の加工状況。未完成】

お金にはなりませんが、現場がスムーズにいくようにせっせと施工図を毎日書いています。

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【これは施工図25と26。本床の詳細図です。天井高さが3300ミリもあります。床材はすべて綾ケヤキの無節(赤身)、杉材は土佐杉赤身(柾)、天井板は霧島杉の赤身(無節)です。私は施工者上がりなのでパースなど書いたこともありませんでしたが、一応、形にはなっていると思います。】

最後は我が家のヒノキ風呂の修繕。水漏れが激しくなって、お湯を常に足しながら入らなければならなくなったので550リットルの夜間電気温水器のお湯がなくなる始末。そこで宮崎からヒノキの縁甲板を購入して底に3層、壁に2層張って修繕しました。おかげで現在は漏りません。
いっそのことホーローや人工大理石などの現代の浴槽に変えてしまおうかと思いましたが、我が家には重度身体障がい児の万然(ばんねん)がいます。

体に当たりのいい木。新建材は本物の木には絶対勝てないと思い、やはりヒノキ風呂を通すことにしました。何層にもなったので保温性が増したようで、11番目に入る家族も、洗濯に使うときにも温かさを保っています。

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【ヒノキの縁甲板からヒノキの油と香りが出てきて、上がった後も体はポカポカ、肌はすべすべ。かかった費用も2万円強で済みました。大切に使いたいと思います。】

日本は長い歴史を持つ「森の国」。木の文化、森の文化で世界平和に貢献できないものか思案しています。
posted by 塾長 at 15:04| 教育・子育て

2022年02月18日

沖縄建設新聞 連載「建設論壇」第1回目

昨年まで連載していたタイムス住宅新聞「細部から文化が見える(全36回)が終了しましたが、今年縁あって、沖縄建設新聞社の第1面の「建設論壇」の連載が始まりました。

先日アップしたように8人の論者が輪番で書きます。したがって2カ月に一度掲載されることになります。

2月16日(毎週水曜日)に8人のうちの2番目に私が書くようになっています。先週は沖縄総合事務局の方でした。

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【建設論壇(2月16日付、第1面)の第1回目。記事提供 沖縄建設新聞社。】

昨日、破風板の継手を確認しました。二つのほぞ穴は化粧棟木(差し棟木)の二枚ホゾが入り持たせます。拝み部分(一番高いところ)は目違い、離れ防止には鎌継ぎの雇ホゾと吸い付け桟に笄(こうがい)を差し込んでつなぎ留めます。

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いよいよ棟上げが近まった感じですが、心柱を浮かせる塔屋の木組みが難儀です。まだまだ課題をいっぱい抱えていますが、楽しみもたくさんあって充実した毎日です。

posted by 塾長 at 21:04| 教育・子育て

2022年02月13日

日本の将来

50年前三島由紀夫が将来の日本を予言した「無機質な、空っぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜け目がない、ある経済大国」になることが現実的になってきたように思います。

わずか5歳、無抵抗の女の子をカメラ監視し、全裸で両手鍋に立たせて上半身に霧吹きをかけ扇風機の風を5時間にわたって当て続けた母親と知り合いの男(妻子持ち)。
布団にぐるぐる巻きにして食事も与えていなかったらしい。低酸素脳症で死亡したらしいですが、この世の話とは思えないひどい犯罪がまた発生しました。
その前にも中学生がいじめで凍り付いた川に入水自殺した事件もありました。

これまでは児童相談所や学校、行政にもっと警察のような権限を持たせて立ち入りし、保護した方がいいのかとも考えていましたが、そんなものでは事件は一向に減らないと確信しています。
なぜなら近所で子どもの泣く声が聞こえていても、誰も助けられなかったからです。

日本の国全体が病んでいるように思います。
戦後、GHQが行った日本弱体化政策が今、現実化してきました。自己中心のわがままな国民が勝手気ままに生きていく、幼稚な子どもがそのまま大人になったような社会。犠牲になるのは弱者。

家庭や学校にもGHQの音楽・スポーツ・快楽の3S教育が染み渡り、個人主義が追い打ちをかけて今の日本は「無機質で空っぽな国」になり果てたように感じます。

悲惨な事件が後を絶たないのも、どんなに国会で法律を作って犯罪を抑えようとしても無理だと悟りました。
結論は国民全体で民度を高めることです。
我が家には悪影響を及ぼすテレビはありませんが、テレビやラジオもグルメやクイズを主体にしたバラエティ番組が多すぎるように思います。
公共の電波を使っておいしい料理の話ばかり。今もNHKラジオでおいしい豚肉の話をしていました。

人間中心主義と自己中心主義が蔓延しています。命の尊さや節度・分別(ふんべつ)を感じさせる番組はほとんどありません。便利で快適、人のことはどうでもよくて自分だけよければいい・・・。
せめて社会で最小単位の家庭で、10人の子どもたちをまともな人間に育てたいと考えています。

しかし、周りの環境や本人の考えもあるので大変です。コツコツ教育していきます。

不運なことがありました。「サポート詐欺」にまんまと引っかかってしまいました。現在、沖縄警察署に連絡したの捜査が始まると思いますが、どうぞ皆様も十分ご用心ください。
突然インターネットの画面が消えて操作できなくなったところに「日本マイクロソフト(株)」というありそうな会社に電話するように表示が出ます。詳しくは長くなるので省きますが、その後リモートで操作されてお金を払うことになりました。
パソコンがいきなり見えなくなって不安になったところに助け舟を出すような手口です。途中で不自然になって警察の連絡したところ「それは詐欺です!」の一言。あぁ、なんともったいないお金を払ってしまったのか・・。警察の話だと数十万円払った人もいるとか。

早速パソコンは初期化しましたが、まだまだ油断はできません。相手が捕まったら民事は残っているので損害賠償を請求します。皆様も十分、お気を付けください。サポート会社に連絡がつかない夜中を狙ってきます。

いい情報もあります。1月6日付の南日本新聞(鹿児島)の記事によると、高知大学医学部で進行中の臍帯血による再生医療でいい効果が出ているようです。2021年12月現在、計画された自己6人、きょうだい間5人、計11人が臨床研究が進行中です。小児脳性まひで運動機能障害と知的障害のある鹿児島県内の5歳の子どもは、さい帯血を投与されたその日の夜、滑舌が良くなり、翌日には手の動きがスムーズになり、文字や絵を描けるようになり箸も使えるようになったそうです。
翌週には歩行器を使って散歩ができるようになったとのこと。以前、自己さい帯血投与による臨床研究の結果を高知大学の藤枝先生が発表されていた研究集会に参加したことがあります。

期待が高まりますが、いましばらく様子を見て臨床研究の結果が出たら、国に攻勢をかけたいと思います。
コロナの臨床研究(治験)はあっという間に承認しているのに、脳性麻痺のさい帯血の臨床研究は遅々として進みません。

不治の病としてあきらめている患者・家族の皆様に希望の光がさすことを切に願っております。

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【毎日毎日、現在木材加工中の住宅の施工図を描いています。6mのヒノキの破風板の木拵(きこしら)えができて、いよいよ原寸に合わせて加工が始まりました。引き渡し勾配で約250ミリの反りのある屋根の破風板です。木材の厚さは沖縄についたときは100ミリありましたが、50ミリまで削り落として手カンナで最後は仕上げ。このあと墨付け、加工したあと下部に眉(まゆ)の彫刻が入ります。八角形(360ミリ)の宙に浮く心柱を支える同じ八角形の塔屋の墨付け・切込みも進んでいます。面倒なことをすることが文化を守り、病んだ日本の社会を直していくと信じています。写真の注目点は木目に沿って木の癖を生かした加工を大工職人が考えているところです。】

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【子どもが下校中、近所の農家からオオゴマダラのさなぎをもらってきました。無理やり一部の生きものを増やすのは生態系を壊すので反対です。これも人間中心主義の表れ。しかし、いただいた命を粗末にもできないので家のベランダに置きました。昨日、金色のさなぎから濡れた羽を付けて羽化しました。羽化しました。一晩置いたら乾いて歩き始めました。オオゴマダラはホウライカガミという植物の葉を食べます。毒を持つ植物であるホウライカガミをオオゴマダラが食するのは、敵から身を守ると聞いています。】

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【飼育担当の「こだまこ」が下校後見に行ったら2頭目も羽化していました。きっと今日の午前中羽化したと思われます。なぜならもうほとんど羽が乾いていたからです。】
posted by 塾長 at 07:55| 教育・子育て

2022年02月04日

「建設論壇」執筆者紹介記事

令和4年度、(週刊)沖縄建設新聞、第1面にある「建設論壇」の執筆者紹介記事がでましたので、転載いたします。8人の執筆者が輪番で書くので、2カ月に一度の登場です。

専門業界紙なので一般の方々にはなかなかお目にかかれませんが、聞くところによると、職業高校や大学などにも読者がいるらしいので、がんばって書いてみます。

私以外はそうそうたる学歴をお持ちの方々ばかりです。私だけ高卒ですが、「熊工」には誇りを持っていますのでやる気満々です。

今月18日が最初の掲載予定で、すでに原稿は提出済みです。

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昨日も、今日も雨。沖縄は今「雨季」です。
毎日、施工図作成に追われています。

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posted by 塾長 at 05:49| 教育・子育て