2022年11月09日

世の中、どうなっているんだろう?

先日、3回目のワクチンを打ちに行きました。副作用が心配だったので誰でもいいから一緒にいて欲しいと思っていたら「3歳の心然(しんねん)」が付いてきてくれました。中央公民館での集団接種。証拠写真を撮るため心然に撮影をお願いしました。少し手振れがありますが、役割を果たしました。

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この時の受付の女の人は私に対して幼児言葉をずっと投げ掛けました。具体的には「3回目なの?」「大丈夫だからね。」「あちらで少し待ててね。」・・・という具合。途中で「3歳児じゃないのでちゃんと敬語で話してください!」。そうしたらやっとまともな話し方になりました。まったくどうなっているんだろう?

他にも30歳以上も年下の人間に頭を下げて挨拶しても、知らんふり。今度会ったらこの人間には絶対挨拶しないことにします。上下関係とかどうなっているんだろう?

今の日本は戦後の高度成長経済のためか、「お金」が最優先になってきて、人間性がおろそかになってきているように思います。昔は「お金」ことを言うのは恥ずかしいと考えられていました。わがままで自己中心的な人が増えたように思います。「お金」は大事ですが、すべてではないと思っています。

昨夜は家のベランダから「皆既月食」を見ました。満月が徐々に欠けていき、欠けた部分が赤くなっていました。宇宙の神秘を家族で見ることができました。

休日中は平日と同じように家周辺の掃除や草刈り、エサ上げなどをします。少しだけ時間があるので小さな子どもたちは「自然の庭」で遊びに興じます。

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【裏山の斜面は「滑り台」】

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【車の少ない時間帯の道路は「野球場」】

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【湧水地は手足の「洗い場」】

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【沖縄の秋は短くいきなり「冬」になります。とはいっても、相変わらず最低最高温度は20℃を下りません。ヘビやカエルは冬眠をしないし、いまだに蚊取り線香を毎日たいています。おなかが空いたので火鉢に火を入れ「餅焼き」をしました。家族は「砂糖醤油」の蒲焼きが大好きです。】

建築基準法がまたまた改正されて省エネ基準が厳しくなりました。次の確認申請には省エネ基準の説明が必要になってきます。
断熱材など江戸時代にはありませんでした。火鉢や囲炉裏に火を入れ、防寒着を着て体温低下を抑えたものです。何かというと工業製品でカバーしようとしますが、日本の住宅の寿命は年々短くなっていて、木造の場合、廃棄処理は木材以外の断熱材などと分別しなければならないし、せずに産廃として処分すれば最終処分場に運ばれるので費用が大幅に上がります。
冷暖房効果があがればエネルギーが少なくていいとの考えでしょうが、廃棄エネルギーが上がるのであまり意味がありません。
気密性のある空間を造り、冷暖房を効かせることはできますが、雨音も風音も聞こえません。非常事態の時どうなるんだろうと思います。
「暑さ寒さもほどほど感じる家」で、服の脱ぎ着や窓の開閉、そこそこの局所冷暖房でしのぐくらいで十分ではないかと思います。あまりにもわがままで機械的な空間で過ごすと[感性」がすたれていくと思います。

さて現場の方ですが、まだ玄関部分が立ち上がっていません。現在その部分の墨付け、切り込みがヤードで行われています。

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【玄関小屋組みの原寸図と、原寸図に仮置きした海老虹梁(えびこうりょう)。彫刻は二女の「亜和(あや)」の手作りです。】

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【隅木部分の「捻子(ねじ)組み」の調整。調整後、実際の軒桁を加工する。現在主流の機械加工ではできない難易度と高い納まりです。】

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【隅梁の加工中】

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【現場ではあまり目立たないが裏手のスロープの庇(ひさし)取付け。スロープの勾配に合わせて庇も勾配がついている。庇には壁側からも水勾配がついているため捻じれた勾配庇になる。。しかも下部は水平庇とつながるためさらに複雑になる。なんとか大工さんが納めてくれた。】

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【世の中の価値観や秩序が乱れているなか、幼稚園と保育園に通う第9子と第10子は出発前「気を付け」をしたあと「敬礼」をして毎朝出発します。】

無秩序、身勝手な社会の中ではまぁまぁ健全に育っていると感じています。
posted by 塾長 at 14:50| 教育・子育て