2018年07月04日

津嘉山酒造所 保存修理完了祝い!

 平成23年から始まった名護市にある津嘉山酒造所施設の保存修理工事が完了し、6月30日、お披露目とお祝いがありました。
 昭和2年から建設工事が始まり、昭和3年に完成と年表にありましたが、工事中に見せていただいた棟札には「昭和七年 旧五月吉日上棟」と記されていたので、完成はおそらく昭和8年以降と思われます。
 修理に要した工期も6年の予定が7年かかり、工費も4億円の予定から9,000万円ほどオーバーしたようですが、平成21年6月30日の重要指定文化財に指定されてからちょうどまる9年の平成30年6月30日に修理が完了しましたことになります。完了祝賀会の前に見学する機会があったので見せていただきました。昭和初期の酒造所兼住宅の木造建築が再生されていました。個人的には、修理途中の段階で見学した時の方が印象が強く、完了後はこじんまり納まった感じがしました。どうしても、建築士としての視点になってしまいます。
 それでも一時期米軍に使われたり、酒造りを一時中断したりしながらも生き続けた昭和期の建築が再現されたことには大変うれしく思います。
 今後は国の文化財として、多くの方々の目に触れて、激動の昭和史を思い起こさせる施設として永く後世に遺ってほしいと思いました。

 以下にその様子を簡単に紹介します。

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【酒造所入り口の門。一部、修理を施した。玄関は入って右手にある。工場が主体の感。】

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【住宅にはお母屋のほか、従業員の休憩所や離れもある。】

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【洋小屋組みと和小屋組みの合わせ技。手前が工場、奥が住まい。左に麹屋がある。】

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【壁に組み込まれた無双窓】

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【「離れ」まで通じる回り縁側。手前は8畳の座敷。壁は木ずり下地の漆喰。一間は柱芯で6尺4寸のグリッド。】

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【8畳の座敷にある床の間、床脇、付け書院。天井は敷き目板の目透かしの張り】

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【場所を移して祝賀会の様子。お祝いにかけつけた渡具知 武清名護市長。場所違いだったが、さい帯血による再生医療に挑戦することを明かしたら、理解していただき、途中退席時に家内に激励の言葉をかけてくれた。優しい方だった。】

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【久しぶりに会った文化財建造物保存技術協会の田村さん。現在、群馬県で同じような文化財関係の仕事をされているらしい。】

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【津嘉山酒造の代表社員、瑞慶覧 實さん。修理費の5%は持ち主負担と聞いた。厳しい経済事情もあったろうが、この日を迎えて大変嬉しそうだった。これからは国の文化財なので、誇りをもって保存してほしいと願った。】

 さて、これからは家庭の話。

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【中1の長男・朴然は、週6日ラグビークラブに通って鍛われています。体も一段と大きくなりました。6月30日、初のタグラグビーの試合。まだ、正式のラグビー試合には出られません。3チームのリーグ戦で彼らの「合同チーム」は2勝1敗の2位でした。(ボールを持っているのが朴然)】

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【応援に行った妹二人組は、試合前、初めて見た会場の沖縄市陸上競技場のトラックで走ってみました。】

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【4年生の「こはづき」は、結構、ラグビーボールに慣れています。】

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【完全無農薬の稲も徐々に育っています。白くて小さな稲の花がつき、やっと穂が膨らみ始めました。】

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【万然が通っている特別支援校からいただいた熱帯スイレンの花が咲きました。】

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【やんちゃな2歳の「わかみこ」ですが、完食は上手にできます。一粒、一滴も残さずにポーズしています。】

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【今年は実をつけない我が家の梅の木。しかたなく和歌山から10sの青梅をとりました。毎年家族で梅酒や梅酢、梅干しを作ります。小学校組の二人がお手伝いして梅を洗い、布で拭いたうえでヘタをとります。この過程で雑菌が入ると失敗です。】

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【油断すると、小さい巨人がいたずらします。青梅はしょっぱいだろうに、顔をしかめながらも食べてしまいました。】
posted by 塾長 at 10:07| 建築