2021年03月27日

日本の再構築

日本の精神はどこまで失われていくのか?最近、恐ろしく思えてきました。

グローバリズムの名のもと、規格化されていく部品やシステム。快適・便利・安全が豊かさの指標として定着。その裏で唯物主義が横行し、食物も動物も果ては人間まで「モノ化」。機能が低下すればお払い箱という、最悪の価値観がはびこっています。

昨日、現場のコンクリート打設を終えて木材置き場を探しに近くを回りました。そのとき30頭の乳牛のいる小屋を発見。ついつい生きもの仲間の癖で話し込んでしまいました。

700キログラムほどある大きなホルスタインがずらりと並んでいました。機械で搾乳してタンクにためそれを牛乳メーカに売るそうです。生まれたばかりの和牛の子が1頭いましたが、この子牛には人工の乳を飲ませるそうです。人間が牛の乳を飲み、子牛は人工乳。乳がでなくなったら「肉」として「出荷」される・・・。

ニワトリも同じ運命。命の操作を人間がして、果ては無理矢理殺されて人間の食になっても食べ残しで生かされもせずこの世を去って行く命が無数にいることを思うと、生きものに感謝して慎ましく生きること日本人の考え方に戻る必要性を感じます。
「いただきます。」や「ごちそうさまでした」と言葉は飛び交いますが、どこまで心に浸透しているかは疑問です。

なぜそう思うかというと、あまりにも人権を無視した事件が多いからです。子どもの虐待やいじめ・・。スポーツはアメリカ辺りでは盛んですが、はたして日本にプロスポーツはなじむのか?

けがや故障など関係なく成績を数字で表し、金額にあう活躍をしなければ問答無用で切ります。同じような実力主義は職場環境でもあり、推薦入学など教育環境でもみられます。行き過ぎると先日沖縄の高校生が自殺したような事件に発展します。こんな話は日本国中に蔓延していて、家庭環境でもお金を稼げなくなった世帯主は施設へ送られていきます。
なんともおぞましい光景です。

男女同権は当然ですが、女の権利を求めすぎると権利に対する義務が生じ、自分の首を絞めることにもなり兼ねません。男女同権ですがそれぞれ能力と役割があります。
男には乳は出ません。3歳までは母親と暮らすのが一番自然です。女性の社会進出を促すのは結構ですが、母親が社会に出ると子育てがおろそかになります。
私は父親を早くに亡くしたので母親が外で仕事をしました。母親だけで育っても背中を見て育つので支障はありませんが、母親は経済的にも精神的にも負担が大きくなります。
両親がそろっている家庭ではなるべく幼少のころは子どもと一緒に暮らして欲しいと思うし、経済的に苦しくなるなら、直接親に手当を出してもらいたいものです。
現在の児童手当は校納金などで吹っ飛んでしまっています。

住宅づくりを見ても、面倒な保守の必要がないメンテナンスフリーがはびこっています。一度建てたら何もしないでいい家です。
そうなることで日本の文化が失われいきます。家づくりは子育てといっしょです。手を入れ続けることが重要で、ほったらかしにしていいわけがありません。そして機能が衰えても最後まで住み続ける、子育てで言えば大人になって親が稼げなくなっても施設に入れるのではなく家で一緒に暮らす・・。というのが、本来の日本人の考え方ではなかったのでしょうか。
今は施設に入れることが当たり前のようになりましたが、以前は老人ホームに入ることは悲しい人生の末路と思われていました。

若いうちは大きなことを言いますが、どなたも年には勝てません。年寄りを粗大ゴミのように思うのは勝手ですが、間違いなくそんなことを言う人も「粗大ゴミ」と呼ばれることになります。

拝金主義、勝利主義、唯物主義から脱却して、謙虚に慎ましく日本人らしく生きていきたいものです。

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【4月1日から伝統木造の大工見習いとしてスタートする次女の亜和(あや)が、半日で「はしご階段」を作りました。ノコもノミも普段から使い慣れているので現場でも無理なくなじむのではないかと思っています。目つきが「大工見習い」のバージョンになってきました。】

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【警視庁の刑事を目指して1次試験も通過した亜和でしたが、急きょ「伝統建築の大工」に方向転換。見習いとして終業する身になりますが、昔の徒弟制度ではなく車で作業場、現場に通うことになりました。そこで自家用車が必要と言うことになり、中古車を探しに出かけました。以前今使っている「ノア」を購入したお店に行き、即決して買った車です。普通自動車免許は21日間のスピード取得でした。事故を起こさないよう、新調に運転してもらいたいと願っています。】

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【昨日、地中梁のコンクリートを打設しました。根切り深さも鉄筋量も普通の木造の何倍もある基礎です。一番の違いはコンクリートがフライアッシュコンクリートというところです。最終の圧縮強度は37N。通常の約2倍で、かつ鉄筋がさびにくく、長期にわたって強度が発現します。】

いよいよ棟梁が宮崎から30日に来沖します。ますます忙しくなるばかりですが、一方で「さい帯血による再生医療」のきょうだい間の臨床研究の実施拡大にについても動き始めました。
機会あるごとにご報告いたします。
posted by 塾長 at 20:34| 教育・子育て