2021年09月20日

「さわみこ・こはづき」共同研究が金賞、「こだまこ」単独で銀賞!

第58回中部地区児童・生徒科学作品展で第5子の「さわみこ」と第6子の「こはづき」の中2・中1コンビが行った「SDGsに向けた 環境保全に資する伝統的継ぎ手」の共同研究に金賞、第8子の「こだまこ」が行った「おたまじゃくしとお月さま」が銀賞に決まりました。

昨年は金賞2,銀賞1でした。第7子の万然(ばんねん)は障がいを持っているので自由研究はできませんが、後藤家としては7年連続金賞を誰かが受賞したことになります。

我が家の子どもたちの特徴は、毎年、テーマが変わることです。連続したのは地下水の研究のみ。そして必ず社会性の高い研究ということです。

今回も中学生は産業廃棄物軽減や地球(自然界)の節理順応という観点から発想した研究でした。

受賞者一覧が公表されているので添付いたします。(「おたまじゃくしとお月さま」北中城小学校)

小学校受賞者(銀)_R.jpg


ふ化。産卵のカレンダー.jpg


【小学校の部。残念ながら昨年の金賞からランクを下げ、県の推薦にも漏れましたが、今更ながら作成したカレンダーをよく見るとお月さまの満ち欠けが後半、逆になっていたり、「ふ化」と「羽化」を間違って記入していました。親としてもう少し提出前に見てあげれば良かったと反省しています。】

おたまじゃくし表紙.jpg


考察23p.jpg


10人兄弟の西南月日とお月さまの図.jpg


地球の図.jpg


【レポートの一部です。毎日遊びたい時間に観察を続け、その変化を記録した「こだまこ」。万然や弟、妹、世話や掃除の手伝いなどをしながらよく頑張りました。来月、月齢カレンダーの色塗りを修正して全国区の「シゼコン」に出そうネ。】

卵あつみ.jpg


厚み転記.jpg


【活動の一コマ。カエルの卵の厚みの変化をコンパスで測定中。そのあとノートに転記しています。】

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【今日も朝から草刈りでーす。】

受賞者名簿(中学校)_R.jpg


【中学校の部。共同研究でみごと金賞。今回は実験に協力していただいた琉球大学工学部カストロ教授ほか研究室の皆様、中間施設の大武産業さん、継ぎ手の製作と指導をお願いした中村棟梁をはじめ、偶然我が家に研修に来ていた研修生のみなさん、きっかけとなった大工見習いの姉の亜和(あや)に感謝です。】

SDGs表紙.jpg


【姉妹が提出したレポートの表紙です。本編は40数ページに資料編、追っ掛け大栓継ぎの実物を提出。】

県推薦名簿.jpg


【姉妹コンビの研究は「県の科学展」に推薦されました。】

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【中間施設での廃木材の分別状況を見学】

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【鉄のみ分類。しかし「リサイクルコスト」がかかることに気付く。】

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【釘付きと釘なしの継ぎ手を実験しよう!伝統的な継ぎ手を採寸して研究。】

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【釘打ちの継ぎ手を作る。】

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【圧縮実験。(実大実験)】

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【曲げ試験】

追っ掛け作成中こはづき.jpg


追っ掛け大栓自作中.jpg


【自分たちで追っ掛け大栓継ぎを作ってみる。】

圧縮・曲げ試験結果一覧.jpg


【実験結果(表)】

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【曲げ試験グラフ(ヒノキ)】

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【曲げ試験に時間軸を入れたグラフ(ヒノキの継ぎ手120×210 上グラフ→金輪継ぎ、下グラフ→相欠き釘打ち)。最大強度達成までたわみが少ないのは「めり込み」があるため。これを利用して避難時間が稼げる・・・という結論も出た(防災・減災の視点)。】

実験や中間施設への見学には私もついて行きましたが、個人的に一番関心があったのは釘打ちと釘なし継ぎ手の強度実験の結果です。圧縮は同等、曲げ強度は伝統的な釘を使わない継ぎ手の方が強度が出ました。予想外!!

これはリサイクルコストとリサイクルエネルギーの削減につながります。子ども主体の研究とは言え、伝統的な技術を持つ大工の見習いになりたい、といって仕事を始めた次女のこともあり、どこへ行くにも同伴しました。

伝統的な仕口や継ぎ手が単に日本文化の継承と言うだけでなく、将来の日本の「環境技術のひとつ」として考えられる証しになったような気がします。

ご両人、お疲れ様でした。そしておめでとう。「こだまこ」も根気強くがんばりました。
posted by 塾長 at 20:07| 教育・子育て