2023年07月21日

田んぼの生物調査

昨日、田んぼの授業の一環で「生物調査」がありました。

稲もお陰で約50aに育っていて、昆虫や両生類、鳥や植物も寄ってきています。心配なのは「水」。このところ雨がまとまって降らず、農業用の用水タンクから溢れていた地下水も溢れなくなりました。
徐々にタンク内の水位が減ってきています。
ただ昨日や今日は底田原(すくたばる)の300トンタンクはなんとか水位を保っています。

生物調査 (1).JPG


【畔づくりや代掻きに来た北中城小学校5年生約150人が7月20日朝から生物調査に来ました。校長先生から稲にとっての益虫や害虫、ただの虫の説明があったと思います。私はスタートの時少しだけ浮草や藻の働きをしゃべって、仕事に向かいました。】

生物調査 (3).JPG


生物調査 (4).JPG


【水不足の時期・・・田んぼでの足洗いは遠慮してもらいました。夏休みに入るのでイキモノ調査でなにか研究したらいいけどなぁ…と思いました。】

ナナフシ返す.JPG


【こちらは我が家の敷地内で見つけた「ナナフシ」。足が1本ありませんでした。「元気でね!」と声をかけてベランダの桑の木(我が家の先住木)に返しました。生物調査。イキモノの命のことをどれくらい5年生は感じたのだろうか?無農薬・無化学肥料の田んぼのイキモノの数や種類も大切だが、もっと大事なこともある。】

縦長.JPG


【さて現場は内装工事にかかった。まずの難関は居間の天井張り。宙に浮く心柱と八角形の塔屋が居間の天井の一部に降りてくる。】

地墨に合わせて・・・.JPG


【床に地墨を打って塔屋の壁と天井見切りの原寸を出す。】

見切り仕口.JPG


【壁〜天井の見切縁の仕口】

見切り上げ.JPG


【天井に挙げてみる。】

格縁仕口.JPG


【こちらは居間天井の格縁(ごうぶち)の仕口。銀杏面を施し、合い欠きで組むので大工さんも大変な作業。さらに天井高さが3200oもあるので作業も危険。】

中村家へ.JPG


【18日、19日で木製建具の採寸が行われた。まだ寸法を取れないところも多々あるが、もう作り始めないと後期に影響があるから宮崎から来てもらった。都城市にある「山和木工所」。以前お世話になっていた熊本県湯前町の竹下建具製作所さんが仕事をやめられたので紹介していただいていた。
沖縄に来てどこも行ってない様子だったので我が家を見てもらった。その途中、重要指定文化財の「中村家住宅」を見てもらった。そのあと急に無理を言ったが沖縄市の「比嘉宏仁邸」も見ていただいた。山下社長(向かって右)と職人の私と同姓の後藤さん。】

具志堅用高.JPG


【中村家住宅を案内するとき何やら雰囲気が違っていた。この日はOTV(沖縄テレビ)のロケが入っていたのだ。それでも顔見知りの中村家住宅の社員さんが少しだけならいいよ、と言って入場許可をもらった。ありがたい・・・・帰り際カメラの先を見ると「具志堅用高」さんが見えた。軽く会釈をすると知り合いでもなのに会釈で返してくれた。気さくな人だと思った。建具屋さんは偶然の出来事に喜ぶやらびっくりするや・・・そして19日夜、飛行機で帰宮された。】
posted by 塾長 at 15:26| 教育・子育て