2011年03月04日

パニックに強い人間に・・無計画の「計画」!

 人生、60年ほど生きていると、いろいろなことに出会います。私の人生がどのくらいのものか、自分では結構、激しいような気がします。

 人生、いい時はいいのですが、失敗したり、悪化した時に周りの人間性や自分の本質が出ます。
年間3万人を超す人々が自ら命を絶っています。もう10年以上も日本では続いています。自殺は残された人たちにとっても決して良いことではありませんが、私は自殺した人を「親からもらった命を粗末にして!」と責めたりすることはありません。

 人生は簡単ではありません。自殺に至るまでには、それなりにいろいろ事情があるからです。ただ、最近思うに、現代を生きる人はパニックに弱いような気がします。
 危ないことには、当たらず障らず。安定的で高給取りという職業を幼い時から目標に置き(置かされ)、そのために学校を選びます。

 人生は、そんなに甘くはありません。挫折も屈辱も味わうのです。いまどきの結婚観は相手の人間性ではなく、相手の就職先で決めているのではないかと、勘繰りたくなる時もあります。
 職業を離れると、愛情が冷めると言うのは、その証拠です。「あんたは、何に惚れたの?」と聞きたいほどです。

 人生は長い道のり、一寸先に何があるか分かりません。悪いことばかりでもありません。いいことばかりでもありません。
 「一喜一憂」するなとは言いません。一瞬でも喜ぶ時があれば、飛んで喜びましょう。悲しくつらい時もあります。歯を食いしばって我慢する時もあります。ただ、いつまでも引きずらないことです。そして、大元や根っこ、大きな筋道をしっかり持って動じないことです。そして、

 人生、あまり計画にこだわらないことです。自ら立てた計画通りに行かないからと言って悲観しないことです。日本の社会は一面的な価値観で動いているようにみえてしかたがありませんが、人はさまざま。人生もさまざまです。百人百出です。

 人生、長そうでそう長くはありません。20代、30代、40代、50代、60代、70代、80代・・・。それぞれ人にはしなければならないことがありますが、みんなマチマチで結構。私は、2度の結婚で、人生を2度、楽しんでします。
周りに「子どもが多くて大変ねー」と言われることがありますが、延べ10人の子育ては、簡単にはできない希少な経験です。誇りでもあります。

 人生、思った通りにならないからと言って、ヒステリックになる必要はありません。病気や怪我はもちろん、犯罪などに巻きこまれることだってゼロではありません。今生きているだけでメッケもんなのです。先祖から、数千分の一の確率で今があるからです。

 人生でいろんなアクシデントが発生しても、冷静に判断し、できることを淡々とやる、これがだめなら、あれをやる。これでしか飯が喰えない、などと考えないことです。
 しかめっ面より、笑顔の方が人も神様も寄ってきます。つらい時ほど、笑顔を絶やさないことです。
 お金はひとつの価値にしか当たりません。お金にこだわると、心が腐ります。あの世にお金を持っていっても何もなりません。あり過ぎてもなさ過ぎても大変です。そこそこ暮らせればいいと考えます。

 人生、周到な計画を立て、それに向かって努力することは大切ですが、そのために他人の悪口を言ったり、うそを言ったりするのは良くないことです。
 身の丈を知り、人の道や自然の摂理を外さず、礼儀正しく、明るい返事をし、正座してご飯を頂くような慎ましくも節度ある暮らしの方が、人間的には立派だと思っています。

 人生計画は立てるべきですが、何があるか分かりません。計画が狂った時も慌てず、落ち着いて、計画を組み直す。「計画」には無計画な部分が必ずあります。
 「まさか」という坂は、あります。「まさか!」ではないのです。この世の中ではありえることなのに、「あの人が、まさか・・」。「あり得る!」です。

 人生は「無計画」な「計画」。最初から「なんくるないさー」ではいけません。「最大努力をする。しかし、何かで計画通り行かなったら立ち止まって計画修正する。」
 「自分は何をしたいのか」「自分には何ができるか」、・・・と。
そのくらいの気持ちで人生を捉えれば、自ら命を絶つ人は減るのではないかと思っています。

 人生哲学を持ちましょう。人生がもっと楽しく元気になります。
posted by 塾長 at 11:26| その他