2013年08月16日

24回 夏のきたなか林間学校 速報!

 8月10日から2泊3日で開催した林間学校が、「無事」終了しましたので、速報として活動写真を中心にお知らせします。
 参加者は22名。「無事」といっても人間だけで、飼っていたヤギ2頭は、犬(たぶん近くのどこかで飼われている番犬)にかまれて亡くなったので、ヤギたちにとっては悲惨で不幸な日になりました。
 林間学校のプログラムに追われて、近くの野原から家のヤギ小屋に連れて帰るのを忘れた結果だと、大変申し訳なく、後悔しています。
 さぞかし怖くて痛かったろうと思います。番犬を離した飼い主も悪いですが、置き去りにした私にも責任があります。この事件のことは子どもたちに全部話し、みんなで考えました。以下は、これらを含めた活動報告です。

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【初日:定番になっている竹コップづくり。ノコギリや小刀などの刃物を使って作ります。竹はコップのほか、名札やハシ、今回はソーメン流しの樋(とい)も作りました。】

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【一人も落とさない。全員ができるまで待って、最後に冷たい水を注ぎ、「グイッ」と飲み干す。竹の香りをほのかに残す水の味はいかがだったでしょうか?】

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【ソーメン流し用の樋をつくる。「竹はコズエ(先っぽ)から、木は元(もと・根っこ)から」割ります。割るにはナタを使います。節が割れると「パン」と大きな音がします。】

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【割り終えたら、節を金づちで丁寧にとります。素麺がひっかからないためです。竹の中は「かぐや姫」が住むにふさわしいくらいきれいです。】

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【「野草教室」。目的は草の命の存在。採るときは「ごめんね!」。そして節度も持って必要以上にとらない、根っこは残す。】

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【今回は、夕食の「野草サラダ」用に、センダングサとハイビスカスをいただきました。】

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【夕食の準備。タキギは敷地内の山から集める。かまどの石もひろって組み合わせる。】

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【竹の飯ごう:たかんぽ飯は、3つとも見事に失敗。24回中、はじめて!孟宗竹の水分(火力でそこが燃えやすい)、ふたが大き過ぎた(水こぼれ)、ふたと器の隙間が大きい(蒸れにくい)、火加減、水加減などの原因が考えられます。】

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【人間という動物は、子育てに20年もかかる。その間に身体的には飢餓と寒冷、精神的には挫折と屈辱を体験する方がいい。その点、主食にありつけず空腹を経験した子どもたちは、きっといい大人になっていくでしょう。コチコチの御飯の下のわずかなふわふわご飯を求めてしゃもじ(スプーン)を入れる。】


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【二日目。朝4時50分起床。宿泊所の「ぬちゆるやー」近くのタチガーの湧水が少ないので、同じ名水百選のひとつでもある隣の集落:」大城(おおぐすく)にあるチブガーに、スタンプラリーを兼ねて出発。水がなければどこまでも・・・大城の自治会に相談して承諾はいただいていたが、貴重な水。洗たくの残り水は、周りの木や植物に与えた。カーの中のアメンボや藻、魚、ほかに使っている人たちのことなどに配慮し、雨が降らない自然現象には勝てない、ないものねだりせず、みんなであるものを分かち合うことが体得できたと思います。】

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【洗たくの指導。洗濯機にばかり頼っていると、手洗いや手絞りの要領さえ分からない。災害時などで電気が止まった時、思い出してほしい。】

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【帰ってきたら、ヤギが親子2頭とも食いちぎられて死んでいるのを発見。残酷な現実を向かい合う。みんなで天国に送った。やすらかに・・・】

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【一方では、新しい命の誕生も・・。アヒルの卵をニワトリとアヒルが温めて、この日2羽孵化した。天敵も多いけれど、なるべく長く生きてほしいと願った。】

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【現代は言われて動く家畜のような子どもたちが増えた。この子たちは、自ら馬のエサがないことに気づき、自分たちから自主的にススキの葉を刈りに出かけた。思いやりと行動力を持ち合わせた子どもたち。】

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【ソーメン流し。ただ、参加や招待されてソーメンを食べるのではない。自分たちで竹を割り、節を取って作った竹の樋の中を流れてくるソーメンを引き上げて食べるソーメンの味は格別だったはず。ソーメンをつかむハシも、器もみんな自家製です。下で待つの人のことを思いやることも知りました。】

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【クランダ―・ケン先生による「合気道」の講演と演武。他と闘わない合気道には試合はない。宇宙と合気する哲学を学び、和合の精神を演武と共に学びました。ケン先生と相手役の米須様、ありがとうございました。】

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【夕食は「だんごじる」。通常は放し飼いの烏骨鶏(うこっけい)をこしらえてダシにするが、この日の朝、図らずもかわいがっていたヤギが亡くなったので、ニワトリの命をいただくのは遠慮した。しかし、「とてもおいしい!」との声が聞こえた。】

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【最終日。早朝講話。昨日、誕生日を迎えた子どもがいたので、一日遅れになったが、みんなで歌を歌ってお祝いをした。この時、日本人は古来よりおなかの中の命をカウントし、年齢は正月元旦に家族みんなでお祝いすることを話しました。「・・・だから、明けまして(みんな一緒に年が取れておたがいに)おめでとう!というのですよ」。数え年の話のあと、生態系の中の人間として、何が行き過ぎているのか、なぜ自然が大切かということを、みんなで話し合いました。】

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【内外の掃除。来た時よりも美しく・・・。掃除は、自分の心の掃除です。】

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【発表会。みんなの前で活動で何を感じたか、今後どうするのかを中心に各自全員が発表。】

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【さぁ、最後はやっぱり「エイ、エイ」「オーッ」で別れ。自然に逆らわず、サルや鳥のように野性的に生きてください。】

次回更新時に、子どもたちが最後にグループごとにまとめた「壁新聞」と感想文の一部を紹介します。。取り急ぎ、写真にて報告いたします。
posted by 塾長 at 11:22| 林間学校