2022年09月19日

台風14号から三島由紀夫氏まで・・・

台風12号は近くを通過しましたが、今度の台風14号は台風の目は沖縄から離れていた割には、強風域が広く、結構な風が長く吹きました。

IMG_8844.jpg


【現場も台風対策は12号時のままでしたが、足場の上や周辺は片付けしてもらいました。】

沖縄に来てから台風は当たり前になっていますが、最近は沖縄を外れて北上しているように感じます。台風も来ないと海水が上昇しないので不漁になります。自然の活動に人間は合わせて生きていくしかありません。

そんな荒れた天候の合間に裏山の片づけをしました。土を盛るためです。浸食によってだいぶ土地が下がっていたので、ほったらかしに置いていた木材など片づけました。2頭の犬小屋も道路側に移動しました。

DSCN5054_R.JPG


DSCN5056_R.JPG


【古材を運ぶ3歳と6歳のきょうだい。】

DSCN5073_R.JPG


DSCN5078_R.JPG


【犬小屋の移動(上)と修理(下)】

DSCN4906_R.JPG


【台風前にあったジョロウグモの巣。さすが今日はなくなっていた。しかし、セミやトンボだけでなく、イソヒヨドリまで捕まえるジョロウグモ。また同じベランダの前の空間に巣を張ることだろう。】

DSCN5047_R.JPG


【保育園の心然を先に迎えに行ったので、幼稚園に通う「わかみこ」が後になりました。いつもは逆コース。誰もいない園庭でボール遊びに興じる二人。】

DSCN5176_R.JPG


【朝から裏山にいるイノブタのチョ子と犬のエサがなくなっていたので補充するために裏山の下にある自宅にきました。下の子どもたちが車で運びます。】

DSCN5192_R.JPG


【生まれて初めて3歳の心然の髪を切りました。急に「兄ちゃん」になったように感じます。】

何の変哲もないブログに見えますが、小学校以下の子どもたちが自分の背の何倍もある木材を運んだり、中学生以上が犬小屋を移動、修繕したりしています。小学3年生と幼児2人のエサ運びも中にはアッペントウモロコシと犬のエサがいっぱい入っています。

家族ミーティングのあとの「いただきます!」も姿勢を正しての正座です。生活のいたるところに「きょうだい」や「家族」を大切にして節度をもって暮らすことが身に着きつつあります。

三島由紀夫氏が51年前の7月7日付サンケイ新聞の論文で「私はこれからの日本に大して希望をつなぐことができない。このまま行ったら「日本」はなくなってしまうのではないかという感を日増しに深くする。日本はなくなって、その代わりに、無機質な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜け目がない、或る経済的大国が極東の一角に残るのであろう。
それでもいいと思っている人たちと、私は口をきく気にもなれなくなっているのである。」

吉田松陰が処刑されたのは旧暦10月27日で、新暦では11月25日。同じ日に三島氏は自決しました。

「後に続く者を信ずる」と言い残しました。私は亡くなられた次の日、宮崎の八紘台に一人行きました。いまも日本の建築伝統文化を継承したり、家庭のありようを日本的に実践するのは、三島由紀夫氏の影響がかなりあります。

今後も小さなことからダイナミックなことまで、「日本」を意識して過ごしていきたいと思います。
posted by 塾長 at 18:51| 教育・子育て

2022年09月10日

大屋根、左右の逆さ獅子&龍の角

大屋根の左右に逆さ獅子が座りました。

跳ねた足は建物に躍動感が備わりました。

DSCN5974_R.JPG


【玄関から向かって右の「阿」獅子。口が空いています。】

DSCN5941_R.JPG


【玄関から向かって左に座る「吽(うん)」獅子。口を閉めています。ともに玄関正面を見ています。どちらの獅子にも「牡丹(ぼたん)」がセットです。人間国宝・鬼師の「渡部(わたなべ)一馬」氏の作品です。取り付けは「友田氏」です。】

龍に角.JPG


【大鬼には龍虎がいますが、昨日まで龍の角が入っていませんでした。今日、「角」が入って完全な形になりました。】

DSCN4247_R.JPG


DSCN3640_R.JPG


DSCN3649_R.JPG


DSCN3396_R.JPG


【根太均し:瓦が上がった時点で2階床を水平にするために、2階大引きの高さの微妙な差を解消するために、水準器で柱に「水」(通常床面から1m上がりの高さ)を付けた後それを基準に糸を張り、303ピッチの根太位置にその差を書き記し、1oから7o迄のパッキンを作り高さ調整をしました。これで床は「水平」を保てます。根太は60o×60oです。】
posted by 塾長 at 17:43| 教育・子育て

2022年09月09日

唐獅子が鎮座

大屋根の4隅に載る「唐獅子」が今朝、鎮座しました。

玄関から向かって左の下り棟の端。

唐獅子の横に「牡丹(ぼたん)」の花があります。
高倉健さんの「昭和残侠伝」では「死んでもらいます!」のセリフが一世を風靡しました。昔から「牡丹に唐獅子」は相性がよくて「梅に鶯(うぐいす)」のような取り合わせでしょうか?

屋根の上の唐獅子は向かって右が「阿(あ)」、左が「吽(うん)」とこの獅子の製作者で人間国宝に選ばれた四国の渡部一馬様から説明を受けました。

「阿吽の呼吸」で邪気を払うのでしょうか?跳ね上げた足が勢いを感じさせます。取り付けが難しく、一部下り棟のがんぶり瓦に合わせて加工してもらっています。

DSCN4093_R.JPG


【今時、住宅の屋根に唐獅子が載ることは少なくなった。架空の動物を建物の屋根に飾るのは、日本の建築文化かも知れない。個人的には旧出雲大社駅の屋根が好きだが、過去の話ではなく今を次代につなぐのが私は大事だと思っている。】

DSCN4116_R.JPG


【下り棟の反り。】

DSCN4129_R.JPG


【大棟の反り。鬼瓦に向けて若干、熨斗(のし)瓦を反らせてもらった。】
posted by 塾長 at 13:13| 教育・子育て

2022年09月08日

鯱(シャチ)がつきました。

大屋根にシャチがつきました。

下り棟もスタート。明日には唐獅子(逆さ獅子)もつく予定です。

IMG_8703_R.JPG


IMG_8731_R.JPG


IMG_8767_R.JPG


DSCN3711_R.JPG


DSCN3767_R.JPG

posted by 塾長 at 20:47| 教育・子育て

2022年09月06日

鬼瓦。

今日、やっと大屋根部分の鬼瓦を載せました。

鬼師は「現代の名工」に選ばれている愛媛県今治市の「渡部鬼瓦(わたなべおにかわら)」の渡部一馬氏。先日、人任せで沖縄まで運搬するのは心配だ、としてご夫婦で軽トラックに載せて来沖された。

仕事ぶりは厳しい様相になられるようだが、そのほかでは温厚な人柄で私たち家族にも優しく対応されました。

やっと棟木の端に鎮座した鬼瓦。3体に分かれていてそれらを銅線でつなぎます。施工は沖縄の島袋瓦工場さん。裏には鯱(しゃち)も用意されています。他にも唐獅子(逆さ獅子)や玄関屋根の鬼瓦などが準備されています。

この鬼瓦は中央に鬼、左右に龍虎(向かって右に龍、左に虎)がいます。頂点には「丸に梶(かじ)の葉」の「家紋」が入っています。少しずつ家の体裁が整いつつありますが、なにせ芸術性の高い住宅。せいてはことをし損じる、確実に丁寧に仕事を進めていくつもりです。

DSCN3282_R.JPG


DSCN3334_R.JPG


DSCN3292_R.JPG


【一品生産。同じものはない。去った台風のような強風や大雨にも耐えなければならない。入念な施工と芸術性が一体化しなければ、良い作品は生まれない。明日から棟取りが始まる。】

◎MG_8717.jpg


【現場監理の帰り際、大工見習い中の次女の亜和(あや)と今週まで帰省を延ばし応援してもらっている研修生の久保田君と畑(はた)君に「鬼瓦が座ったので見て来い!」といったらさっそく1階の筋違い入れを中断して見に行きました。大牟田市から来沖している瓦師の友田さんが彼らと鬼瓦を一緒に写真を撮ってくれたそうです。若い人が日本の伝統建築を継承してもらいたいものです。】
posted by 塾長 at 18:57| 教育・子育て

2022年08月28日

自由研究の夏、終了!

今年の子どもたちは自由研究をしないつもりでした。なぜなら夏休み前に家族全員が新型コロナに感染したからです。しかし、子どもたちは意気盛んで、家族の体温を記録していたことを題材に、自宅療養中の体温や血中酸素飽和度、脈拍を自由研究のためにデータ化し、表やグラフを使ってまとめ、コロナ対策を研究しました。(中2の「こはづき」)

小学3年生の「こだまこ」は恒例の梅干しづくりに着目。なぜ梅を干す時に裏返しするのかという疑問から始まり、すっぱい梅干しが酸性なのに「アルカリ食品」といわれ、体に良いのか?梅の重さをはかり、リトマス試験紙で酸性、アルカリ性を調べました。木炭にしてさらにリトマス試験を行い、アルカリ性に変化することを証明しました。人間は㏗7.4を維持しようとすることから、体内でアルカリに変化した梅干しが酸性化を中和させる働きがあり、肝臓の負担が減ることから元気になるという説明をしています。

今年は幼稚園に通う「わかみこ」(6歳)も参加。幼稚園で国旗カルタをするようですが、それで負けるのがいやだから、世界の国旗を全部覚えたいという理由から、自分で国旗を書いて覚えていました。
私も知らない世界の国旗を見て国名を言います。まぁ、我が子とはいえ感心しています。

たま、こは.JPG


【左から中2の「こはづき」と中央の小3の「こだまこ」。「こはづき」は現在中3の「さわみこ」と一緒に研究した作品が沖縄県の科学展で最優秀賞をいただいています。ただ今年は「コロナ」で家族全員が全滅。一旦あきらめたのですが、体温を記録していたので、これを逆手にとって題材にしました。
こだまこは「うめぼしの研究」。36ページにのぼるレポートは全部手書きです。妹(右端)の持っている図は挿入した酸性食品とアルカリ食品の仕分けです。】

国旗 (1).JPG


【中央の「わかみこ」は初めての挑戦。がんばって198の国旗を全部自分で描きました。描いただけでなく、覚えています。課題はその国がどこにあるのか、らしいです。来年は地球儀がいるかも・・・。しかしこれで今年の夏の自由研究は終了しました。結構、周りの家族はいい刺激を受けております。】

さて今日は生後6カ月で脳性マヒになった「万然(ばんねん)」の11回目の誕生日です。ただ、富山県立大学看護学科に通っている三女が帰省していて今日朝帰るので昨日一日早めの誕生祝をしました。

ケーキ.JPG


【自家製の誕生ケーキ。】

歌.JPG


エイエイ.JPG


【今年度内になんとか「きょうだい間のさい帯血投与」の臨床研究がスタートして欲しいものです。】

塔屋.JPG


宝珠.JPG


【建設中の塔屋部分の屋根ができました。頂点には「宝珠」が鎮座します。この真下は「宙に浮く心柱」です。】

DSCN1866_R.JPG


蓑甲.JPG


【大屋根の蓑甲部分の掛け瓦も施工がスタートしました。】

蝶ネクタイ.JPG


【今朝もはよから餌あげ、草刈り、掃除、台風が来そうなので裏山との境目にある「水みち」の整備・・・と大忙しでした。いつも帰りぎわに自分たちが整備したタチガー池(湧水地)で手を洗います。ここには「祠(ほこら)地蔵」さんを建立していてみんなで手を合わせて万然の奇跡の回復を願います。ふと見るとお地蔵さんが「蝶ネクタイ」をしているように見えました。最近の雨で石灰岩のお体に着いたインパチェンスの種から目が出て茎が伸びたのでしょう。この「蝶ネクタイ」に見える葉に花が咲けば、まさに「チョウネクタイ」になります。世の中、あまり科学的にならない方が、心は豊かになるとかも知れません】
posted by 塾長 at 18:31| 教育・子育て

2022年08月14日

建設論壇連載4回目&二女・亜和(あや)20歳の誕生日&樹木の伐採

8月12日は二女・あやの誕生日だった。定番通り下の子たちが誕生ケーキを作りました。きょうだいが多いのでプレゼントも増えます。しかし、現在後藤家の子どもたちで唯一社会人の亜和は他のきょうだいの誕生日にはなにかと買い物が多く出費多難です。

しかしこの日は他の子からのプレゼントでうれしかったようです。

私は18歳までは責任をもって育てるが、それ以降特に20歳にもなれば細かなことは言わない主義です。その代わり自分で責任をとってもらうことにしています。

ただ20歳の節目の誕生日だったので「本物」にこだわりました。従って彼女が以前から楽しみにしていた「飲酒」も薬味の「わさび」も本物を提供しました。彼女が「大工の本物の仕事」を目指しているからです。伝統構法の仕事は減る一方ですが、絶対になくならない仕事でもあります。日本の文化の一端を担う仕事を今後も頑張ってほしいと思います。

時系列的には沖縄建設新聞の1面連載の「建設論壇」4回目(8月10付掲載)

第4回JPG新聞記事.jpg


【今回は「都市の森」について。実験結果や実際の木材使用料、CO2の排出量と固定量、現在施工中の現場の事例、今後の方向性などを書きました。連載はあと2回です。】

8月12日は誕生会。亜和、おめでとう!

DSCN9867_R.JPG


【夕食は手巻き寿司。好きなネタを海苔(のり)に巻いていただきました。】

DSCN9859_R.JPG


【好みで手巻き寿司のネタのひとつにマグロの刺身も入れます。マグロも醤油もカボスも本物。最大のプレゼントは本物の「ワサビ」。チューブ入りの練りワサビや粉わさびとは異なるあの独特の香りと味。大根すりで擦っている間も部屋に香りが充満します。甘ささえ感じる本物の味。水がきれいでないと育たない。20歳にして「本物」に触れ、親しむことを大切にした企画でした。】

DSCN9918_R.JPG


【8月は亜和のほか、「5女のこはづき(5日)」・「二男・万然(28日)」が誕生日です。2月と5月も3人ずつ誕生日があります。自家製バースデイケーキ。今回はシンプルがテーマらしい。】

DSCN9928_R.JPG


【「20」を強調?解放と責任。そして節目。本人よりも第10子の心然が楽しみにしていたようで・・・。】

DSCN9956_R.JPG


DSCN9933_R.JPG


DSCN9944_R.JPG


【きょうだいや親からのプレゼント。きょうだいの世話を一番している亜和(あや)の証明でもあります。】

DSCN9894_R.JPG


【そして本人も楽しみにして待っていた「飲酒」。まじめな性格なので正月の赤酒程度しか飲んだことのないあや。「はたちになったから今日は堂々と飲める!」と意気込んでいました。ビールも最初なので通常5%程度のアルコール度を0.5%の微度ビールを試飲。・・・「感想は?」「苦くておいしくない!」】

DSCN9912_R.JPG


【次は「清酒」。これも「本物」にこだわり妻も私も推薦の「熊本酵母」を永年使っている「香露(こうろ)」。高校2年まで暮らした熊本市島崎町宮内の家の近くにあった「熊本県酒造研究所」がその後民間会社になったが、その後も独自開発した酵母を今も活かし続けている「幻の酒」。日本建築士会連合会の青年委員長を務めている時は2カ月に1回の上京時には持参して、当時事務局にいた山田氏(現在、専務理事)飲んだものです。
前日にイオンライカムで購入しました。民間の酒造会社になったので販路が広がったので、「まぼろし」とは言えなくなりました。さてその「香露」。本人曰く「ビールより日本酒がいい。」と言いながらも「お酒の味はまだわからない」。これでいいのだ。】

次の13日(土)は、道路に出ていたハマイヌビワの枝を伐採しました。5m道路の約半分まで茂ってきたため、大型の車(生コン車など)の上部が枝に当たるからです。

さすがに家族では伐採できないため、専門業者に頼みました。片付けは家族でするので見積もりは控えめにしてもらいました。(55,000円かかりました)

ビフォー.JPG


【ビフォー。道路の半分を覆う枝葉。道路管理上は村道なので村。しかし、民間の土地に根っこがあるので所有者の責任と言う。・・・。】

アフター.JPG


【アフター。すっきりしました。緑陰空間がなくなったのでここで弁当を食べて弁当殻を捨てる人がいなくなるのでいいこともありますが、手である枝や葉っぱを伐るのは忍びなく。心の中で「ごめんね」とつぶやきました。しかし、沖縄の樹木はしたたか。あと10年もかからず元通りになるでしょう!ちなみにこの木は土地購入時から育っていてイシガケチョウがよく来ます。実は与那国馬の「ゲン」が食べます。左右非対称の葉っぱが特徴です。】

途中.JPG


【道路から5〜6m上がって作業する職人さん。ありがとうございました。】
posted by 塾長 at 19:43| 教育・子育て

2022年07月30日

10人、療養解除!

長い10日間でした。やっと新型コロナの呪縛から逃れました。家族10人全員が陽性になったので、大変でした。仕事は電話で一定程度できましたが、問題は食料等の買い出しでした。

どこへも買い物に出かけられないので食料は底をつきました。だれか陰性ならその子に買ってきてもらう手もありますが、全員陽性なので無理です。

たまたま家内の実家の義父母は陰性だったので、時々敷地の外に置いてもらい、その後家族が取りに行くという具合です。食料だけでなく薬や日用雑貨もあるため大変でしたが、なんとか昨日全員解除できました。

20220729084811_00001.jpg


20220729084825_00001.jpg


【最初に感染した第10子・心然の解除証明書。その後、順次解除できました。】

解除になったら他の人にうつらないのか県に聞いたところ、3カ月くらいは陽性のままだが、残っているウイルスは感染力のないウイルスなので問題ない、ということでした。
だから3カ月くらいはPCR検査は受けないで欲しいと言われました。

新しいウイルスがまた出てきたようなので安心はできませんが、少し安堵しました。それにしても新型コロナウイルスとウクライナ情勢・・・。品薄と物価の高騰、宗教と政治・・・。中国とロシアの沖縄近海への接近・・・。いろいろと不安が募る世の中において確固たる考え方、捉え方、信念が大切になってきます。

今年は雨の多い年で梅雨は早く上がったものの、その後の長雨で現場は遅れるし、大量のアリの発生で身も心も崩れそうでした。

土用の丑の日の前後のつかの間の晴れ間に漬けていた梅を干しました。まさに「梅干し」です。

DSCN8238_R.JPG


DSCN3026_R.JPG


【我が家の子どもたちは梅干しが大好き。3歳の子も干してある梅干をつまみ喰いするくらいです。今年はいつもより多く梅を干しました。私は「梅酒」が楽しみ。市販品にない味がするからです。】

現場も雨やコロナ感染で遅れていますが、やっとややこしい道路側の「すがり」部分の屋根じまいができました。瓦の割り付けに合わせるので大工さんも大変です。特に屋根に反りを付けたので面倒でした。

DSCN7683_R.JPG


DSCN8584_R.JPG


DSCN7703_R.JPG


【敷地が四角でなく、道路側が徐々に狭くなっているので、その形状に合わせて柱や屋根を段々になります。屋根工事では「すがり」と呼ぶようです。この「すがり」部分にはそれぞれ破風板が入ります。タルキの鼻を隠す「鼻隠し」を打たない設計としたので6段ある「すがり」にはそれぞれ軒の奥まで破風板を入れるようにしました。その破風板は手作り。時間も手間もかかります。】

DSCN8607_R.JPG


【昨日やっと瓦下地のルーフィングが貼れたので、大屋根部分は雨から逃れます。ただ、塔屋の屋根や玄関の屋根が残っているのでまだまだ安心できません。搭屋の隅木やモヤ、野地板、化粧裏板などを施工するため足場を架けました。反りのある屋根の上の足場。これも大変でした。台風の季節なのでその対応もしました。
毎日暑い日が続きます。現場の人たちも水分補給や休憩も十分しないと倒れてしまいます。今は特に風や雨、暑さなど自然との関係が重要です。室内作業と違って外との関係が深い「建築」ではさまざまな配慮が欠かせません。】

DSCN3040_R.JPG


【暑いのはイノブタの「チョ子」も一緒です。以前は大きなトロ箱に水を入れていましたが、「チョ子」は何時も全部ひっくり返します。イノシシは体に着いた虫をとるために「ヌタリ」ます。そしてそれでできた穴に水を溜めていたのを見て、考えを改めました。「自然がいいんだ!」。いわば「ヌタリ穴」に水を補給するだけで「チョ子」は満足。糞尿の混じった水は人間の感覚だと「汚い」かも知れませんが、免疫力の高いイノブタの「チョ子」はへちゃら。
カバのように水に浸かり体を冷やしています。そういえば動物園のカバも自分のフンを池にして太陽光線から弱い皮膚を守っていました。コロナウイルスも一旦体に侵入すると抗体ができ、抵抗力ができるのでしょう。抗生物質をたくさん打つのではなく、自らの免疫力を高めるのが最後の防疫手段なんだろうな、と感じました。】

みなさま、どうぞ免疫力が落ちないよう滋養強壮、十分な睡眠をお取りいただき、この夏を乗り切りましょう!!
posted by 塾長 at 19:48| 教育・子育て

2022年07月20日

家族全員の10人がPCR検査で陽性。

新型コロナの感染者数が、5,160人になったと報じています。過去最大で累計では30万人突破。数値上は県民5人に1人が感染したことになります。

我が家では7月12日に第10子の心然に陽性反応があり、以降、15日に第9子の「わかみこ」、そして昨日と今日で家族全員が感染した結果が出ました。

途中、長男の朴然と次女の亜和(あや)は陰性の結果でしたが、その後熱発しているので陽性と判断しました。(22日、陽性通知)

ただ、おかげさまで現場やヤードで仕事している大工さんは陰性だったと聞き、安心しました。

それにしても家族全員が陽性になるとは・・・。3歳の心然はいまでも時々授乳しているので母親が感染するのは仕方ありません。我が家には生後6カ月で風邪ウイルスが感染し、その後高熱を出し、脳性麻痺になった万然がいるので、衛生面では厳しくしていたつもりです。

幼稚園や小学校、中学校も早め早めに休ませていました。帰宅後は塩うがい、鼻うがい、石鹸で手洗い、シャワー、着替えなど徹底させていました。・・・残念です。

交通事故と同じで被害者・加害者は紙一重です。誰も悪くはないと思います。ただ、中には不衛生な家庭環境やエチケットを守らない方々がいるのも事実です。

現在、体温や血中濃度、脈拍を数時間間隔で記録しています。大体の傾向が見えてきました。

潜伏期間が1〜2日あって高熱が出る(39度以上)、その後3日間くらいで徐々に体温は低くなる。症状は体温の上昇だけでなく、だるさや足腰の痛み、嘔吐した子もいました。

その後は通常の体温に戻りますが、小さな咳は残っているようです。

私の平熱は35.5度くらいなので、現在36.9度になったので微熱。今後はもう少し上がるかもしれません。

保育園、幼稚園、特別支援校に通っている子どもたちは「無防備」に近いと思います。保育や幼児教育をする場合、もう少しやり方を考えて接触を減らしたり、衛生面を徹底したりする余地はあると思います。

小中学校、高校も部活は自粛、授業方法も教室に一点集中させないやり方や、集まっても広がりを持たせるとか工夫すればいいのに…と思ってしまいます。

また、PCR検査もなかなか予約できない、陽性になったら保健所などへの報告もありますが、すべてスマートホンが前提。私の携帯電話はあえてインターネットにつないでいないため即、報告はできません。

発熱外来については予約も大変ですが、病院に着いても3時間半も待たされる始末で、かえって症状が悪化したこともあり、帰ってきたこともあります。その時の病院の言葉、「待てないならよその病院に行ってください!」
逼迫しているのはわかりますが、高熱だから発熱外来の病院を探して出向き、専用駐車場に案内されて待つだけ待ちました。一方ではその病院の正面玄関から続々と一般の患者が入っていきました。優先順位があってしかるべきと思いながらも、高速道路を使って帰ってきました。

弁当.JPG


【陽性になったのでどこにも行けず・・。保育園に通う心然と幼稚園に通う「わかみこ」を連れて誰もいない暑い公園行き「弁当」を食べました。この時弟から姉にうつったのかも知れません。仕事も急に休めず、家事に加えて子守りも増え、毎日てんやわんやでした。ひと時の安らぎ。】

草切.JPG


【家族10人が陽性になったが、先行して感染した子どもたちは元気を取り戻しました。家の周りの木を切った片付けに精を出す。このまま夏休みに入るのか・・・。】

メダカ.JPG


カニ.JPG


【家族全員が感染しても動物の世話には休みはない。その途中で見た水車小屋の池のメダカとモクズガニ(隣にテナガエビ)。約10日間自粛して今月末には、再び元気になりたいものです。途中で重篤な状況にならないことを願っています。病は気から・・・。精神的免疫力を大いに発揮したいと思っています。】

県は医療非常事態を宣言して、1000人以上のイベントの届け出や4人以下、2時間以内の会食、日曜祝日の発熱外来、小児科医への協力金制度、不要不急の外出自粛などを言っていますが、的を射た対策とはいえず、何の効果もありません。
今どき、飲食やイベントを持ち出すとは?・・・。命より経済か!

家族10人の全員が陽性になったため、食料や薬、衛生用品の買い出しにも行けず、毎日インターネットで症状報告をしています。もちろん家内も私も職場に行けません。次女は自宅で彫刻をしていますが・・。
村には食料のネットショップ制度もありますが、利用しようにも品数が余りにも少なく、10人分の食料をまかなう制度ではありません。

現状に即した県独自の政策を出したらどうかと思いますが、あの県知事は世間から逸脱しているため期待もできません。
3回もワクチンを打った家内の方が、1度も接種していない子どもたちよりも症状が重かったことなどを考え合わせると、重篤化しにくくなるというワクチン神話は我が家では通用しません。

一番問題は重篤化しにくいことより、感染させにくくすることです。

無抵抗、無防備の乳幼児、小学校低学年、特別支援校などに通う子どもたちです。守るべきは食事や入浴、就寝などここも無防備にならざるを得ない「家庭」です。

我が家の感染状況を顧みると、保育園から帰ってきた3歳児から家庭内に感染が広がりました。あっという間でした。

言葉も理解できないあるいは、しゃべることさえできない障がい児を一点集中させない分散型で管理の行き届いた環境に変えること、保育園などの施設ではあらゆる空間を使って分散させることはできます。

そして衛生面を徹底して家族に帰す時は、無感染状態にすることです。また、家庭でも衛生面を徹底して保育園等に出す際も同様です。

専門家が集まって会議をしても前述の政策しか出ない状況で、あれはコロナ感染が始まったころの初期の政策です。それ以降、何が進化したというのでしょうか?

「新型コロナウイルス」ではなくこれは「武漢ウイルス」です。どんどんウイルスが変化して対応も後手後手です。世界的感染は発生地の名称を入れます。「ホンコン風邪」や「スペイン風邪」・・。原点に立ち返って武漢で発生したウイルスの持つ意味をよくよく考え、対処法を再考した方が良いと思います。

症状を聞いてくる県の担当や保健所の人に同じように話したら納得していました。
「新聞に投稿された方がいいです」・・とも言われたのでそうしようかと思います。

家族10人が感染して実感した対処法を、提案したいと思います。

感染防止は乳幼児、低学年、特別支援学校等の無防備の施設を重点に置き、同じく無防備の家庭を守ること!

的を射ていない県の政策に辟易している毎日です。
posted by 塾長 at 19:26| 教育・子育て

2022年07月12日

なぜ自然が必要か?

7月8日午前、安部元総理大臣が奈良県内で参院選挙の街頭演説中に凶弾で亡くなりました。事件のあった近鉄大和西大寺駅には行ったことがあります。日本建築士会連合会で現在副会長をしている岡本森廣氏が近畿ブロックの役員をしていたころ、九州ブロックの代表であった私は個人的な交流として彼の自宅に泊まったことがあります。その時、近鉄電車で伺ったので大変身近に感じます。
ただ、この事件は映画の世界ではありません。事件の詳細はこれから明らかになると思いますが、要人警護のあり方に疑問が残ります。

政治家になった以上、命を張るのは仕方ない運命と思います。私も県知事選挙に出たことがありますが、当選したら「命」はいつなくなるかわからないという覚悟がありました。

なぜそう思うかというと政治家でなく民間企業においても命がけだったからです。安部元総理大臣の功罪はいろいろ語られていますが、意に反して亡くなった人を悪く言うのは日本人としては恥ずべきことです。
今は安らかにお眠りいただき、残された者として同様の事件が再び起こらない方法を練り上げなければなりません。

さて最近は「自然」が大切とばかり様々な活動がなされていますが、「なぜ自然が大切なのか?」という部分に踏み込んだ内容を聞くことはほとんどありません。

やれ、生物多様性や気候変動などの言葉が並びますが、結果的に人間社会への影響の話ばかりです。端的に言うと「人間がいなければ自然破壊はない」と思っています。

人間の住まない地域の自然は「自然」そのものです。
人が入った自然は「自然」ではなく「半自然」で、いわゆる「自然と共生した生態系」です。大都会には自然はほとんどなく、生物量が極端に少ない砂漠と同じです。だから「東京砂漠」などと呼ばれます。

人間にとって自然がなぜ大切か、というと複雑で多様な自然が身近にあると完全な「自然」ではなくとも野生動植物の生態系から節度や分別(ふんべつ)、つつましさなどを学ぶことができます。

学校でいくら知識を学んでも大人になっら身勝手でわがままな人間になっています。弥生時代の延長線上にある現代社会は律令政治の権力の中で暮らさざるを得ませんが、そこで自然に接すると縄文人がとてつもない自然の力に対抗せず自然の摂理に沿う暮らしぶりがいかに正しかったかということに気づきます。

この話を始めると長くなるので今日はやめます。

カマキリ.JPG


【我が家は地形を改変せず、元あった植生はほとんど残して建てた家なので野生生物が家の中まで入ってきます。「離れ」の木製建具の枠にいたカマキリ君です。】

福祉車両.JPG


【障がいをもつ万然が大きくなったので車いすで乗れる車に変えることになりました。地形が山と同じ斜面に建つので抱いて上り下りするのが大変です。そのうちながーいスロープを作って家まで車いすを押すことになることになります。いわゆる福祉車両をトヨタのノアから車検切れギリギリの9日に変えました。この日からホンダのステップワゴンです。使い方をホンダの方から学んでいるところです。】

アブラゼミ.JPG


【斜路が駐車場になりますが、近くには先住宇者のアカギの木があり、これに虫がついてそのフンでノアは赤い斑点でいっぱいになりました。以前も枝にシートをかけて車を守りましたが、今回は少し広めのシートをかけることにしました。その作業中に長男(球陽高校2年・バレー部のキャプテン)の朴然(ぼくねん)の背中に飛んできてとまったアブラゼミ。】

セミの抜け殻.JPG


【そのセミの抜け殻とは言いませんが、木製ベランダにはセミの抜け殻がたくさんあります。】

ナナフシ.JPG


【11日の月曜日は珍しく下2人(幼稚園児と保育園児)も朝6時前からの草刈り。エサ上げに参加。草を積むワゴンに大型のナナフシがいました。】

ナナフシ返す.JPG


【ナナフシは貴重な野生生物。そっと掴んでアカギに返しました。】

水かけ.JPG


【現在伝統大工の見習いをしている次女が中学生時代生徒会長をしていた時、生徒会が作った交通安全の看板と花壇。末っ子の心然(しんねん)も水をまきました。】

ゾウムシと蚊.JPG


【その帰りに見つけたゾウムシ。心然はゾウムシが大好き。このあともちろん自然に返しました。一所懸命見観察しているので右目の横にとまって血を吸う「蚊」には気づいていないようです。】

馬引き.JPG


【3歳の心然もやっとやなぐに馬を引けるように成長しました。「引く」というより付いて行っている感じですが、この馬は調教などしていないのでほとんど野性です。いつ走り出すか分かりませんが、「かわいい子には旅させろ」です。自ら馬小屋に帰っていきました。】

夕焼け.JPG


【最後は小学3年生の「こだまこ」が撮った夕焼けの写真。最近、自然の風景の変化に興味があるようで、急に「カメラ、カメラ」といって撮っていました。自然に芽生えたかな。】

最近の事件を見ると、高学歴や有名大学の卒業生や社会的地位の高い公務員などの犯罪が目につきます。きっと子ども時代に自然との関わり合いの少なかった人たちでしょう。
自然は思った通りにはなりません。そして様々な生きものがうごめいています。現代社会が快適便利を標榜すればするほど、人間中心・自己中心主義が身に着きます。

自然が好きだからと言って、夜中までキャップファイヤーを炊いて騒動するのは自然界の生きたちからしたら迷惑。何の肉かわからずただひたすら食べて自己満足する人たちやきれいごとをいいながら実はクーラーガンガンかけている自然派の人など、言うこととすることが重ならない人たちが増えています。

「半自然」(一定の自然が残っていて野生動植物が存在する里山的な生態系)のなかで自然と共生・調和しながら慎ましく生きていく。成長期には「知識」ではなく自然の中で「感性」を磨くことの方が人間としては重要ではないかと考えています。これが私の自然観です。
posted by 塾長 at 16:41| 教育・子育て

2022年06月27日

身近に自然があること。

今朝も6時前から家や家周辺の掃除に家族で出かけました。イノシシや番犬3頭が裏山の牧場にいるため、掃除範囲は相当広がります。登校前の作業なので時間との勝負もあります。
今朝は中学校のそばの交通安全標識前の花壇にも水かけと除草をしたので、時間不足でした。

与那国馬とヤギ2頭は昨日中学校の除草作業があったので、中学校には連れていけませんでした。家周辺の草場につないでいます。

朝は毎日あわただしいので、保育園と幼稚園、支援学校の子どもたちの連絡帳への記帳は最近は私の役割です。家族ミーティングと同じように学校とのコミュニケーションも大事なので、毎日書きます。結構、学校などからの連絡も丁寧に書いてあるので、預け先での様子がよくわかります。

県外の大学に通う長女、三女以外は衣食住を共にしているので現在10人が同居家族です。子どもが3〜4人の家庭も大変とは思いますが、8人の子どもには脳性麻痺の子どももいるので世話をするのは妻だけでは大変です。

私も今から10人分の茶碗や箸、鍋、皿などを洗います。そのあと現場へ行きます。学校の調理室で陽性患者が出たので、特支の万然は弁当です。弁当は他にも球陽高校理数科に通う朴然、大工見習の次女、妻本人が持参します。

朝から戦争のように忙しいのですが、掃除の合間に湧水地で顔や手を洗ったり、うがいをしたりするのリフレッシュします。また、長い道路の掃き掃除は結構な運動量です。何故かというと、全部「坂」だからです。

滝 (1).JPG


滝 (2).JPG


【裏山にある湧水地・タチガー近くの湧き水。鳥が水浴びに来ます。テナガエビやモクズガニと出会うときもあります。梅雨明けなので水量はたっぷりですが、雨が降らないと徐々に水量は減ります。地下水涵域が上流の住宅や墓などの開発で減ったせいだと思います。それでも映像や写真ではなく、本物の地下水を見て触れることに幸せを感じ、大切にしなければ…と思うし自然に感謝もします。】

洗顔.JPG


【毎日の清掃活動は時には負担に感じるときもない訳ではありません。しかし、作業中や作業後に天然水で手足を洗ったりうがいをしたり、飲んだりできることは「贅沢」かも知れません。道路掃除を終えた後の洗顔。自然や地球を感じることができる。】

アカショウビンのつがい我が家の敷地内 (11)_R.JPG


【昨日、我が家の敷地の木の枝に「アカショービン」のつがいが来ました。「ピーピョロピョロ」と鳴き声はしていましたが、なかなか直接見ることができないのが現実です。ところが昨日午前、車でを出発しようとした時、森の枝につがいでいるのを見つけました。行ったり来たりしていたのできっと近くに巣があるのでしょう。小学校3学年・幼稚園・保育園の子たちが一緒だったので、「本の写真やビデオではないよ。直接目で見えることはすごいことなんだよ!」といって持っていたカメラで撮りました。以前は風呂場まで入ってきたことのあるアカショービン。「子孫を増やしてまた来てね。まってるよー。」】

アカショービンが止まっていた木の先は、敷地の中でも「手つかずの森」と称しています。湧き水やアカショウービン・・・。子どものうちに「本物の自然」が身近にあることは有難いことです。
机上の空論ではなく、目の前の身近な自然から学べることは、貴重です。

参院選挙が始まっていますが、国の政治家になろうとする人間のなかに、果たして何人、毎日自然と接触している人がいるのだろうか?
人間中心主義がまかり通る現代社会。これから昆虫採集の時期。採っても自己満足でしかない。生きものは観察だけでいいのに・・・。捕まえてもみんな籠の中で死んでしまいます。自分たち人間の幸せについてだけしか視野に入っていないのではないかと思います。
これらの延長線上に「自然現象」を「自然災害」として「自然を敵視」してはいまいか。

「自ずと然り」。人間がもっと謙虚に生きなければならないことを「身近な自然」が教えてくれています。
posted by 塾長 at 10:41| 教育・子育て

2022年06月22日

梅酒・梅干しづくり!

山羊の勝ち.JPG


【日曜日。第10子、三男(3歳)の心然が子ヤギを引くことになった。エサを食べている途中だったためか帰ろうとしない。引っ張る心然、踏ん張る子ヤギ。この後何とか自力で引っ張り勝ちしたが、そのあとまた途中の草を食べて動こうとしなかった。2本足対4つ足。心然が道路にこけてヤギが勝った。まぁ、こうやって育っていくんだなぁと思った。昨日は昼間、裏山につないでいた木の枝が折れてヤギがいなくなり夕方大騒ぎになりましたが、いつもの家の床下に自分で帰ってきていました。みんなで喜びました。えらい「パール」!(このヤギさんの名前)。】

梅を嗅ぐ.JPG


【71歳の誕生日、梅が届いた。熊本と愛媛県から合わせて今年は50s。我が家に梅の香りが漂った。梅の香りをを嗅(か)ぐ心然。】

DSCN5491_R.JPG


【さっそく梅を洗い、拭き上げながらつま楊枝(ようじ)でヘタをとる。家族全員の仕事。この青梅は大好きな自家製梅焼酎用。】

DSCN5577_R.JPG


【焼酎は熊本から取り寄せた「球磨焼酎・繊月(せんげつ)」。梅酒になっても焼酎次第で味が変わる。やっぱり梅を引き立たせるなら焼酎の味や香りを少し抑えた方がいい。そうなると癖の少ないコメからできた球磨焼酎ということになる。今年は焼酎8本、氷砂糖8キロ使って8リッターのビンに4個分。他にもシロップ漬けもセットした。うまく出来上がるのを願っている。】

2日後.JPG


【3日後の今日は梅干しづくり。少し熟して色が黄色になった。青梅よりだいぶ酸っぱさが減ったので作業中につまみ喰いが多い。】

梅干し上から.JPG


梅干し横から.JPG


【ちなみにこの梅干しは去年漬け込んだ梅干し。店で買う梅干しより酸っぱさが効いている。子どもたちに人気の我が家の梅干し。弁当には必ず入るソーメンツユなどの隠し味にも使う。梅焼酎も「チョーヤ」の梅酒より格段に美味い。来客に出すとどなたもご満足です。】

カバ.JPG


コップ.JPG


活用.JPG


【誕生日は特に大事にしてはいない。日本は元旦に家族が一同に会してに祝うからです。日本はおなかの中で育った10月10日も数えます。いつ着床したかわからないけれど、とりあえず1年みる。出産した日からではなく着床して命が芽生えた時からカウントする。だから満1歳は数えの2歳。つまり私は72歳です。
子どもが多いと大変ではありますが、いいこともあります。一番下の3歳の心然から千葉大に通う22歳の長女まで10人全員のこどもと妻からプレゼントをいただきました。今年は父の日と重なったので脳性麻痺の特支学校に通う万然からもいただきました。幼稚園に通う「わかみこ(6歳)」は手作りの鉛筆立て、次女の亜和(あや・大工見習)からは僕の大好きな「カバ」のキーホルダーや筆記具入れなどをいただきました。全員のプレゼントは多いので省略します。家族にありがとう!です】

昨日は富山の彫刻家「南部白雲」様からお手紙をいただきました。少し前、三女の麻衣が県立富山大学に入学した時、かつて日本建築士会連合会の青年委員会で議論を交わした徳田義弘氏にアパート探しなどでお世話になりました。

妻と一緒に富山に行き、引っ越しなどを世話した次女は富山県井波町に木彫刻を見学に行きました。ちょうどそのころ現在施工中の住宅の虹梁などの彫刻をしていたからです。

徳田氏に彫刻家を紹介して欲しいと図々しくお願いしたところ「南部白雲」様を紹介されました。南部白雲様はその道の第一人者です。まさか・・・と思いましたが三代目「南部白雲」様からお手紙が届きました。

手作りなので高価だと思いますが、鬼瓦も人間国宝の渡部鬼師です。実現すれば、日本の建築文化・技術が詰まった住宅になると思います。施主の意向で決まりますが、何とか実現したいものです。

白雲様手紙_R.jpg


三代目白雲さん_R.jpg


作品の一部_R.jpg


「幸せ」とは何ぞや、と時々考えます。自分だけ、人間だけで完結しない幸福の価値を毎日探しています。参院選挙やウクライナ侵攻。考える機会が増えます。ヒントは「日本の歴史や文化」から生まれた民族性にあるようにも感じます。72歳になってもまだまだ探求は続きます。青年のごとく、少年のごとく・・・。
posted by 塾長 at 22:17| 教育・子育て

2022年06月18日

建設論壇第3弾「造りっぱなし建造物のゆくえ」

沖縄建設新聞(第1面)に連載中の「建設論壇」の3回目が掲載されました。

タイトルは「造りっぱなし建造物のゆくえ」です。

第3回目6月15日掲載(ちょうどいい).jpg


近年は省エネ、景観、高強度など住宅を含む建造物には多くの要求がついて回ります。しかしいずれも建てた後のことには触れないことが多く、これでは行き当たりばったりの政策に翻弄されて安上がりなスクラップ&ビルドの繰り返しです。

建設論壇では単に建築や土木分野の新技術や目の前の課題解決だけではなく、常に暮らしに直結する内容に仕立てるようにしています。建設分野といえども全体からすると狭い分野です。

「建設バカ」と言われるような狭い範疇で捉えるのではなく、誰もが共通する暮らしの中で建設分野の中からの提案や考え方を書いています。

本質的な問題を多面的な捉え方と具体的内容で今後も執筆していきたいと存じます。
posted by 塾長 at 08:27| 教育・子育て

2022年06月12日

6月・シロアリ?

昨日、7年前設計した那覇市内の住宅の床下に潜りました。「シロアリかもしれない」と連絡を受けて写真も送られてきました。なんとなくそんな気がしましたが、もしもシロアリならと思い、代替の床束も持参しました。

現場は高床式の平屋建て。7年前生まれたばかりの子どもさんと兄ちゃんも一緒に応援してくれました。床高1m50センチなので子どもは少しかがめば歩ける高さです。

案内された床束(ゆかづか)をよく見るとどうもシロアリ被害ではなさそう。シロアリとの共存が設計思想にあり、被害を早期発見して防蟻剤などを塗布することにしています。
何故かというと生命力の強いシロアリを殺す薬は人間にとっては猛毒に他ならないからです。また、効き目もそう長くは続きません。

DSCN2133_R.JPG


蟻道がない、床下に入れば防虫網を通して冷たい風が入ってきます。時々床下点検をしている施主に「冬の床下は寒いでしょう。」と聞くと「寒いです。」と返ってきた。
シロアリの幼虫はまさしく「白」くて裸なので寒さには弱い。また梅雨なのに床下がカラカラに乾燥していてシロアリが住みたい環境ではありませんでした。
どうも山から木材を出したり製材するときに使う先のとがった鳶口(とびくち)のあとのようでした。トビクチは猛禽類のトビ(鳥類のトンビ)の口ばしのような鋭利な金物を木の柄の先に付けた道具で、木材の移動や運搬などに使います。昔の町の火消しはとび職が主で、一番先に行って火元の家の棟にあがって纏(まとい)を上げたものです。有名なのは「め組」(いろは・・48組のうち辰五郎率いる「め組」と力士らとの喧嘩)。

小径木を使った床束(ゆかづか)だったので、トビクチのあとが残っていたと思われます。せっかく持って行ったので防蟻剤を塗布したヒノキの床束に変えました。

DSCN2174_R.JPG


DSCN2230_R.JPG


DSCN2234_R.JPG


【施主のこどもさんたちは興味津々で、かつ、懐中電灯やヘッドライトで照明してくれたおかげでわずか2時間で終えることができました。それにしても床下に入り込む冷たい風が印象的でした。家のメンテナンスの重要性については6月15日付の沖縄建設新聞の「建設論壇」で詳しく書いています。偶然にも昨日の例で実証したことになります。】

さて長雨で現場は止まっていますが、ヤード(作業場)では玄関小屋組の墨出しで毎日大工さんが頭を抱えています。・・とはいえいろいろと勉強になるので楽しそうです。

DSCN5269_R.JPG


【反りのチェック。最終的に少し変更して決定しました。】

DSCN5302_R.JPG


DSCN5335_R.JPG


【私が書いたマス組の施工図をもとに、建築確認で示した矩計図(かなばかりず)を参考にして原寸の墨だし中です。】

今週から晴れが続きそうなので一気に屋根仕舞いを進めたいと思っています。
posted by 塾長 at 18:05| 教育・子育て

2022年06月06日

少し前の時代に帰りたい・・

最近のニュースを見ると地位が高いとされる教師や公務員などの破廉恥行為や家族の乳幼児への虐待が増えたように思います。戦後教育や家庭のあり方に問題があるのではないかと考えています。

能力主義が台頭して体力・能力が落ちると「要らないもの」のように扱われます。経験や知恵、秩序、義理や人情などはお構いなしの社会はどこか寒々とします。かつての日本は少し違っていたように感じます。

子育てや老人介護なども人任せ。昔は祖父母との同居が当たり前だったので、ちょっと子どもを見てもらうとか逆に年寄りの面倒を見たりしてコミュニケーションはとれていました。
ところが近年は子どもは学童に預け、年寄りは養護施設に入れるのが当たり前になってしまっています。

老人介護の施設に行ったとき、その階にいた老人が一斉に自分の方を見たので、恐ろしく思いました。社会には赤ちゃんも小中学生も老人も障がい者も一緒にいるべきだと実感しました。

女性が社会に進出することは悪いことではありませんが、せめて3歳までは母親と一緒に暮らしてもらいたいものです。そのためには女性の職場復帰のための地位保全や介護・送迎などの時間の確保(有給)などを充実して欲しいと思います。

沖縄は現在、梅雨。例年より少し長いと思います。現場も雨ばかりでうんざりしますが、これは自然現象。梅雨や台風、地震とも共存してたくましく生きねばなりません。

今朝も家周辺の掃除や草刈りをしましたが、裏山にあるタチガーという湧水地は天然水であふれていました。いつもの通り真水で顔を洗って朝の「仕事」は終了しました。

毎日地下水で手や顔を洗えることを幸せに感じています。

DSCN4904_R.JPG


【休日の朝は草刈りの量が増えます。掃除の範囲も増します。第10子の心然も家庭内労働の立派なメンバーの一人です。】

DSCN4915_R.JPG


【ナナフシの赤ちゃんに遭遇しました。】

DSCN2044_R.JPG


【昨日は風呂場に行く渡り廊下の木の手すりの上にいたクワガタムシのメスと出会いました。手にとって観察後、心然は先住民であるベランダのクワの木の幹に戻しました。】

DSCN2042_R.JPG


【カナヘビもいました。家のすぐ近くでアカショービンが「ピー、ピョロロ」と鳴いていました。】

追伸:お風呂に入ろうと心然と一緒に母屋を出ました。お風呂場は渡り廊下でつながっています。なんとそこに「光るもの」が・・・。「ホタル」でした。家族のみんなを呼んで点滅するホタルの光を堪能しました。居ながらにして貴重なホタルの光が見えるなんて!渡り廊下は床と手すりと屋根だけ。つまり野外です。よく見ると他にも飛んでいました。コンクリート基礎のない森の中の家で良かったと思っています。残念なのは第7子の万然が高熱で脳性マヒになり目が見えなくなったため見ることができなかったことです。一日でも早い高知医大での臨床研究が進むことを、ホタルにお願いしました。
posted by 塾長 at 16:36| 教育・子育て

2022年05月22日

破風板(はふいた)仮合わせ

反りのある屋根の破風板の型板による仮合わせをしました。

DSCN1954_R.JPG


DSCN4534_R.JPG


DSCN4553_R.JPG


【まずまずです。多少調整して化粧モヤ(差しモヤ)からの2枚ホゾで持たせる予定です。】

DSCN1834_R.JPG


DSCN1836_R.JPG


【3歳の心然(しんねん)が生卵をきれいに割った瞬間です。生卵割りは加減が難しいですが、できるようになっています。(機能)もう一つ大事なことは「ニワトリさん、ごめんなさい。」と命の存在と感謝を忘れないことです。(価値観・感性)】
posted by 塾長 at 22:51| 教育・子育て

2022年05月13日

APECエンジニアの登録公開

今年はAPEC(エイペック)エンジニアの登録更新がありました。5年に一度の更新で、更新するには5年間で250時間のCPD(継続教育)が必要です。2001年に取得したので4回目の登録更新を無事終えました。APECエンジニアは、
日本をはじめアメリカ、オーストラリア、カナダ、香港、韓国、マレーシア、ニュージーランド、インドネシア、フィリピン、台湾、ロシア、ペルーの14エコノミーが参加し、共通の称号で国境を越えた相互承認の技術者資格です。

今回も同時にIPEA(IntPE)国際エンジニアも更新しました。ともにモニタリング委員会の厳しい審査があります。建築士会の会誌「紫微鸞駕(しびらんが)」にも投稿しましたが、他にも一級建築士や技術士(建設部門・総合技術管理部門)、インテリアプランナー、環境カウンセラーなどの更新も実績や試験、講習、自主学習などの審査があり更新は大変です。

今年からAPECエンジニアは登録更新した者は公開されることになりました。通知が来たのでインタネットで調べたら、一番上に名前がありました。

今の主業務は日本の伝統木造技術で設計・監理を実践していますが、国際的な資格でこれらを生かされるといいな、と思っています。

APECエンジニア登録証(2022402).jpg


【4度目の更新を終えたAPECエンジニアの登録証】

IPEA国際エンジニア登録証20220402.jpg


【IPEA国際エンジニアも同時に更新できました。IPEAは(称号はIntPE(JP))日本、インド、南アフリカ、イギリス、オランダ、バングラデッシュなどの16エコノミーで相互承認されています。】

APEC公開.jpg


【インターネットで公開されたAPECエンジニアの登録者名簿】

さて、沖縄は梅雨に入って毎日雨が続いています。棟上げしたばかりで雨は勘弁してほしいところです。木材を長雨にさらされたくありません。モヤが全部入ったので、荒板を敷いて上からブルーシートで覆うことにしました。

DSCN3817_R.JPG


DSCN4006_R.JPG


実は数日前から左足の「かかと」が痛くて歩くことも難しくなっていました。数年前は右足のかかと。その時は割れた骨が肉に刺さっていて、病院に行ったら痛い幹部に痛み止めの筋肉注射を打たされました。中部徳洲会病院じゅうに響き渡るほどの叫び声をあげた記憶があります。

今回はその病院は避けて宜野湾の整形外科「サンクリニック」に行きました。今度は塗り薬と梁薬を投与されました。痛みの原因を知りたかったんぽですが、レントゲン写真を見せながら「これは『踵骨棘』(しょうこつきょく)です。稀ですがかかとの骨が裂けて神経に当たり化膿している。」との診断でした。

ついでに強烈な「こむら返り」の件も尋ねると、漢方薬を出してくれました。例の「芍薬甘湯」(しゃくやくかんぞう)エキス細粒を処方していただきました。
水分摂取(1日3リットル摂取)や体重の減量(あと30Kグラム)が必要なようです。水は何とかなりますが、体重を1ヵ月3キログラムずつ減量することは僕にとっては無理があるようです。ただ夕食をとらないことやとっても少量にすることなどはできそうです。

5月12日踵骨棘(しょうこつきょく).jpg


【踵骨棘。踵(かかと)の骨が損傷しているのが分かるレントゲン写真)左が横断面、右は真下からの写真。】

5月14日松葉杖2日目 (9).JPG


【雨が降っても現場は動く。気になるので病院から借りた松葉杖をついて出かけた。「かかと」が「痛い、痛い・・・」。】

一昨日夜、家の近くでホタルの乱舞をみました。沖縄の蛍はスジボタル。ヘイケボタルのように光は大きくはありませんが、夏が来たな!と思いました。日本人の郷愁、こんなに身近で見れる自然環境に住んでいることに感謝しています。
posted by 塾長 at 16:08| 教育・子育て

2022年05月05日

もうやがて棟上げ・・・

棟上げの時期が近づいていきました。

「宙に浮く心柱」も今は仮にジャッキの上に据えています。

昨日も今日も雨で、明日も雨の予報なので、棟上げは土曜日になりそうです。

進捗状況を写真で紹介します。

DSCN2912_R.JPG


DSCN2890_R.JPG


DSCN2960_R.JPG
posted by 塾長 at 19:35| 教育・子育て

2022年04月29日

宙に浮く心柱。道半ば・・・

今回の現場でのひとつの苦心は宙に浮く心柱。これまでも八角や六角の中心に宙に浮く心柱を吊ってきました。家の重力の中心に吊って制振機能を高めることや、住まいは日本の文化の源なので、木から発する日本文化を遺すためです。

しかし今回は簡単ではありません。なぜなら塔屋部分が1.5間×1.5間(4.5畳)から2間×2間(8畳)に広がり、心柱も8寸から1尺6寸(正確には400oに近い)に変え太くて長くなりました。ヒノキにしたので重くもなりました。

現在、塔屋部分の柱8本が立っていません。今日あたりから徐々に立て、中間の8方への放射梁を入れ、最上部の陸梁・合掌の放射組みが整えば、慎重に下部のジャッキをゆるめて浮かせる予定です。

天を突く心柱.JPG


【天を突く心柱!・・・と言いたいところだが、まだ取り合えずジャッキの上に置き、四方の隅梁で支えている状態で、「道半ば」。しかしなかなか宙に浮く心柱のからくりが分かりにくいので説明します。】

浮く心柱.JPG


【下部はジャッキにて高さを調整します。ポイントは一旦上げてまた下げるということです。最終的には2階床から750oが心柱のそこになる予定です。】

隅梁頂部.JPG


【宙に浮く心柱はこれから立てる8本の塔屋の柱の頂部にできる小屋組みの陸梁・合掌から吊りますが、今回は大きくて長く、重い心柱にしたので2階小屋組みに隅梁を入れ支えることにしました。】

放射梁.JPG


【塔屋の下部の放射梁。同様の放射梁は塔屋中間にも入れる予定です】

隅梁4本.JPG


【四方から支える隅梁。これまでにはありませんでしたが、今回は長くて重い心柱を支えるのは8本の柱だけでは無理と考え寄棟の屋根の構造体の一部に取り込むことにしました。】

今日からいよいよ塔屋の柱が立ち始めますがそうなると隅梁などが見えなくなるのであえてアップしました。心柱をはじめ、隅柱、太鼓梁はヒノキです。そのうち頃合いを見て伝統的な家づくりの技と心をこの現場で紹介させていただきたいと存じます。

また改めて日程をお知らせします。
posted by 塾長 at 05:40| 教育・子育て

2022年04月17日

沖縄建設新聞連第2回目「野生化」による洪水との共生

沖縄建設新聞の第1面の連載2回目が掲載されました。

建設新聞第2回目.jpg


伝統構法で建てる木造住宅が墨付け・切り込み開始から1年かけてやっと2階部分を4月15日から建て始めました。

今後は折を見て、その状況をアップいたします。

DSCN1055_R.JPG


DSCN1004_R.JPG


DSCN1230_R.JPG


DSCN1261_R.JPG


DSCN1369_R.JPG


アヤ.JPG


【亜和(あや)もがんばっています!】

監理中.JPG


【設計監理業務で毎日現場です。初日(15日/金)、就寝直後、右足のふくらはぎに強烈なこむら返りを食らって息ができないほどの痛みがありました。ふくらはぎが急に冷えたからだと思います。2日間、後遺症で痛みが続きました。毎朝6時からの草刈り、エサ上げ、土日のラジオ体操を気を抜かずに続けたいと思います。】
posted by 塾長 at 13:20| 教育・子育て

2022年03月31日

渡部(わたなべ)鬼師の来訪と「鬼瓦談義」

一昨日夕方、愛媛県今治市から軽トラックに鬼瓦を積んで自宅に来訪されました。鬼師の「渡部一馬(わたなべかずま)さん(66歳)。
奥さんの富美代さん(63歳)もご一緒でした。

事前にあったこともなく、電話やメール、図面とかでやり取りしていました。初めての沖縄なので道案内が必要と思い、と到着予定の本部港に迎えに行きました。

先導して我が家について保護シートを外すと軽トラックの荷台に鬼瓦などがいっぱい載っていました。
複雑で大型の鬼瓦や鯱(しゃちほこ)などがびっちり細いロープでつながれていました。「芸術品!」というのが第一印象です。
鬼瓦の制作は施主が直接依頼されているので、明日直接見せたいとのことでしたが、明日は雨の予報。保管場所の我が家の学習棟は道から10mほど高く足元が悪いので半分は降ろすことに。

子どもたちに応援願って無事、搬入しました。
ヒノキ風呂にご夫婦とも入っていただいた後、12時まで夜なべ談義。

「にじのうた」団子3姉妹.JPG


【手話を使って「にじ」の歌を披露した3きょうだい。歓迎の歌でスタート】

鑑賞中の渡部夫妻.JPG


【現代の名工に昨年登録なった渡部 一馬氏と奥様】

これまでの鬼瓦は熊本の藤本さんにお願いしていたので、四国の鬼師さんとは初共演。談義の中身は
1、鬼瓦は工芸品ではなく建築の一部なので自然を相手に壊れにくくしなければならない。
2、これまでの実績(今治城などのお城、公園、よしもと花月劇場入口、イオンモールなど)
3、渡部氏の作品の特徴は穏やかで優しい印象(笑う鬼瓦や歯に金歯が入っていたりする)

盛り上がったのは、愛媛と熊本をつないだ高校野球。「奇跡のバックホーム」で名勝負のひとつに入る夏の甲子園決勝戦の松山商業対熊工。9回裏1年生の澤村が同点にした後の10回裏、ランナー3塁で犠牲フライ。ライトにフライが上がった瞬間、サヨナラ勝ちで熊工の優勝を確信した。あの時の松商の監督采配、ライトを肩のいい選手に変えて、見事キャッチャーに「ストライク」を返してタッチアウトにした試合。熊工は準優勝。(私は熊工出身、1996年当時、熊工卒業者の会・熊工会青年部長)

また自分自身と愛媛の関係では建築士会連合会で青年委員長をしていた時、全国大会が愛媛で行われたとき、20ほどあった楽屋を全部使って「タコ部屋談義」と言われた青年建築士の交流をしたことや、3階席まで満員(約5500人)だった愛媛文化会館で青年委員会報告をしたこと、接待で受けた小魚の骨に参ったことなどいろいろ。

DSCN0568_R.JPG


【現在最終段階にある切り込み場にも鬼瓦を見せに行った。大工さんたちも渡部さんの作品に圧倒されていた。鬼瓦に負けない立派な木組みも早く披露してみたい。】

次の日はいつも通り朝6時から家族で家の周辺850mの掃除をしたが、渡部氏も同行され、一緒に清掃活動された。その後、施主に鬼瓦を見せに行った。施主は満足されていた。

ヤードから帰ったら、国の重要指定文化財である「中村家住宅」が見たいとのことだったので、事前に連絡して見せていただいた。(コロナで休館中だったが、開けていただいた。中村氏に感謝)

やっぱり関心はシーサー.JPG


【中村家住宅。渡部鬼師、やっぱり一番先に目にはいったのは屋根に載る「シーサー」だった。前回の修理で回収されたシーサーにも魅入られていた。】

裏にはないんですねーシーサー.JPG


【内外を案内したが裏に回った時、「裏にはシーサーがいないんだなぁ」とこぼされた。なるほど鬼師の視点は違う。】

中村國宏への説明.JPG


【次の日は逆に中村さんに鬼瓦を見てもらうことに・・・。バラバラだった部材をセットしたら中村さんもうなるほど素晴らしい鬼瓦になった。】

大屋根鬼・龍虎.JPG


【大屋根に載る鬼瓦。鬼面の両側は龍と虎。角の間に「丸に梶の葉」の家紋。】

不死鳥・鳳凰.JPG


【玄関の小屋根の鬼は東洋の不死鳥と言われる「鳳凰(ほうおう)」。姿は「朱雀」に近い。ここにも家紋がさりげなく入っている。】

シャチ.JPG


シャチ平ふすま.JPG


【鬼瓦のすぐ後ろに配置する「シャチ」。】

から獅子.JPG


【四隅に載る唐獅子。跳ね上げた両足の高さが違うのは下から見上げた時、同じ高さに見えるように細工されたそうだ。】

アマリリス.JPG


【鬼師の来訪を歓迎するように敷地内の「アマリリス」が開花した。自然との調和が芸術の基本にあるように思う。】
posted by 塾長 at 12:21| 教育・子育て

2022年03月09日

施工図作成の毎日・・・

ロシアのウクライナへの侵攻が始まり、明日は日本も・・・と心配がつのります。共産主義と資本主義の戦いのように見えますが、日本はよりにもよって周辺には共産主義国家が揃っています。ロシアは北方領土、北朝鮮は拉致、ミサイル発射、中国は尖閣狙い・・・。共産主義ではなくても韓国は竹島を占領しています。

日本はいい国ですが周りの国にはあまり恵まれていないようです。日本は古くは中国、新しくは欧米の影響を受けましたが、どの文化・宗教も日本人が嚙み砕いて日本らしく作り直しました。

これからも日本独自の価値観で乗り切っていきたいものです。とりあえずウクライナが危ないので日本国としてできる限りの支援をお願いしたいところです。私ができることは避難民を受け入れることくらいです。

さて、遅れっぱなしの現場ですが、少しずつは進んでいます。反りのある破風板は仮り組をしました。ぴったり組めました。

破風反り (1).JPG


破風反り (2).JPG


【破風板の表と裏】

反り.JPG


破風吟味.JPG


破風裏.JPG


心柱の加工も始まりました。現在半分。今週中にはほぼ完成すると思われます。

DSCN8720_R.JPG


DSCN8763_R.JPG


【宙に浮く心柱の上部と下部の加工状況。未完成】

お金にはなりませんが、現場がスムーズにいくようにせっせと施工図を毎日書いています。

床の間詳細図.jpg


内観パース.jpg


【これは施工図25と26。本床の詳細図です。天井高さが3300ミリもあります。床材はすべて綾ケヤキの無節(赤身)、杉材は土佐杉赤身(柾)、天井板は霧島杉の赤身(無節)です。私は施工者上がりなのでパースなど書いたこともありませんでしたが、一応、形にはなっていると思います。】

最後は我が家のヒノキ風呂の修繕。水漏れが激しくなって、お湯を常に足しながら入らなければならなくなったので550リットルの夜間電気温水器のお湯がなくなる始末。そこで宮崎からヒノキの縁甲板を購入して底に3層、壁に2層張って修繕しました。おかげで現在は漏りません。
いっそのことホーローや人工大理石などの現代の浴槽に変えてしまおうかと思いましたが、我が家には重度身体障がい児の万然(ばんねん)がいます。

体に当たりのいい木。新建材は本物の木には絶対勝てないと思い、やはりヒノキ風呂を通すことにしました。何層にもなったので保温性が増したようで、11番目に入る家族も、洗濯に使うときにも温かさを保っています。

初風呂.JPG


【ヒノキの縁甲板からヒノキの油と香りが出てきて、上がった後も体はポカポカ、肌はすべすべ。かかった費用も2万円強で済みました。大切に使いたいと思います。】

日本は長い歴史を持つ「森の国」。木の文化、森の文化で世界平和に貢献できないものか思案しています。
posted by 塾長 at 15:04| 教育・子育て

2022年02月18日

沖縄建設新聞 連載「建設論壇」第1回目

昨年まで連載していたタイムス住宅新聞「細部から文化が見える(全36回)が終了しましたが、今年縁あって、沖縄建設新聞社の第1面の「建設論壇」の連載が始まりました。

先日アップしたように8人の論者が輪番で書きます。したがって2カ月に一度掲載されることになります。

2月16日(毎週水曜日)に8人のうちの2番目に私が書くようになっています。先週は沖縄総合事務局の方でした。

建設論壇1回目 (2).jpg


【建設論壇(2月16日付、第1面)の第1回目。記事提供 沖縄建設新聞社。】

昨日、破風板の継手を確認しました。二つのほぞ穴は化粧棟木(差し棟木)の二枚ホゾが入り持たせます。拝み部分(一番高いところ)は目違い、離れ防止には鎌継ぎの雇ホゾと吸い付け桟に笄(こうがい)を差し込んでつなぎ留めます。

破風板加工 (2).JPG


破風板加工 (1).JPG


いよいよ棟上げが近まった感じですが、心柱を浮かせる塔屋の木組みが難儀です。まだまだ課題をいっぱい抱えていますが、楽しみもたくさんあって充実した毎日です。

posted by 塾長 at 21:04| 教育・子育て

2022年02月13日

日本の将来

50年前三島由紀夫が将来の日本を予言した「無機質な、空っぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜け目がない、ある経済大国」になることが現実的になってきたように思います。

わずか5歳、無抵抗の女の子をカメラ監視し、全裸で両手鍋に立たせて上半身に霧吹きをかけ扇風機の風を5時間にわたって当て続けた母親と知り合いの男(妻子持ち)。
布団にぐるぐる巻きにして食事も与えていなかったらしい。低酸素脳症で死亡したらしいですが、この世の話とは思えないひどい犯罪がまた発生しました。
その前にも中学生がいじめで凍り付いた川に入水自殺した事件もありました。

これまでは児童相談所や学校、行政にもっと警察のような権限を持たせて立ち入りし、保護した方がいいのかとも考えていましたが、そんなものでは事件は一向に減らないと確信しています。
なぜなら近所で子どもの泣く声が聞こえていても、誰も助けられなかったからです。

日本の国全体が病んでいるように思います。
戦後、GHQが行った日本弱体化政策が今、現実化してきました。自己中心のわがままな国民が勝手気ままに生きていく、幼稚な子どもがそのまま大人になったような社会。犠牲になるのは弱者。

家庭や学校にもGHQの音楽・スポーツ・快楽の3S教育が染み渡り、個人主義が追い打ちをかけて今の日本は「無機質で空っぽな国」になり果てたように感じます。

悲惨な事件が後を絶たないのも、どんなに国会で法律を作って犯罪を抑えようとしても無理だと悟りました。
結論は国民全体で民度を高めることです。
我が家には悪影響を及ぼすテレビはありませんが、テレビやラジオもグルメやクイズを主体にしたバラエティ番組が多すぎるように思います。
公共の電波を使っておいしい料理の話ばかり。今もNHKラジオでおいしい豚肉の話をしていました。

人間中心主義と自己中心主義が蔓延しています。命の尊さや節度・分別(ふんべつ)を感じさせる番組はほとんどありません。便利で快適、人のことはどうでもよくて自分だけよければいい・・・。
せめて社会で最小単位の家庭で、10人の子どもたちをまともな人間に育てたいと考えています。

しかし、周りの環境や本人の考えもあるので大変です。コツコツ教育していきます。

不運なことがありました。「サポート詐欺」にまんまと引っかかってしまいました。現在、沖縄警察署に連絡したの捜査が始まると思いますが、どうぞ皆様も十分ご用心ください。
突然インターネットの画面が消えて操作できなくなったところに「日本マイクロソフト(株)」というありそうな会社に電話するように表示が出ます。詳しくは長くなるので省きますが、その後リモートで操作されてお金を払うことになりました。
パソコンがいきなり見えなくなって不安になったところに助け舟を出すような手口です。途中で不自然になって警察の連絡したところ「それは詐欺です!」の一言。あぁ、なんともったいないお金を払ってしまったのか・・。警察の話だと数十万円払った人もいるとか。

早速パソコンは初期化しましたが、まだまだ油断はできません。相手が捕まったら民事は残っているので損害賠償を請求します。皆様も十分、お気を付けください。サポート会社に連絡がつかない夜中を狙ってきます。

いい情報もあります。1月6日付の南日本新聞(鹿児島)の記事によると、高知大学医学部で進行中の臍帯血による再生医療でいい効果が出ているようです。2021年12月現在、計画された自己6人、きょうだい間5人、計11人が臨床研究が進行中です。小児脳性まひで運動機能障害と知的障害のある鹿児島県内の5歳の子どもは、さい帯血を投与されたその日の夜、滑舌が良くなり、翌日には手の動きがスムーズになり、文字や絵を描けるようになり箸も使えるようになったそうです。
翌週には歩行器を使って散歩ができるようになったとのこと。以前、自己さい帯血投与による臨床研究の結果を高知大学の藤枝先生が発表されていた研究集会に参加したことがあります。

期待が高まりますが、いましばらく様子を見て臨床研究の結果が出たら、国に攻勢をかけたいと思います。
コロナの臨床研究(治験)はあっという間に承認しているのに、脳性麻痺のさい帯血の臨床研究は遅々として進みません。

不治の病としてあきらめている患者・家族の皆様に希望の光がさすことを切に願っております。

破風板.JPG


【毎日毎日、現在木材加工中の住宅の施工図を描いています。6mのヒノキの破風板の木拵(きこしら)えができて、いよいよ原寸に合わせて加工が始まりました。引き渡し勾配で約250ミリの反りのある屋根の破風板です。木材の厚さは沖縄についたときは100ミリありましたが、50ミリまで削り落として手カンナで最後は仕上げ。このあと墨付け、加工したあと下部に眉(まゆ)の彫刻が入ります。八角形(360ミリ)の宙に浮く心柱を支える同じ八角形の塔屋の墨付け・切込みも進んでいます。面倒なことをすることが文化を守り、病んだ日本の社会を直していくと信じています。写真の注目点は木目に沿って木の癖を生かした加工を大工職人が考えているところです。】

さなぎ.JPG


オオゴマダラふ化.JPG


オオゴマダラ.JPG


【子どもが下校中、近所の農家からオオゴマダラのさなぎをもらってきました。無理やり一部の生きものを増やすのは生態系を壊すので反対です。これも人間中心主義の表れ。しかし、いただいた命を粗末にもできないので家のベランダに置きました。昨日、金色のさなぎから濡れた羽を付けて羽化しました。羽化しました。一晩置いたら乾いて歩き始めました。オオゴマダラはホウライカガミという植物の葉を食べます。毒を持つ植物であるホウライカガミをオオゴマダラが食するのは、敵から身を守ると聞いています。】

ブログ用.JPG


【飼育担当の「こだまこ」が下校後見に行ったら2頭目も羽化していました。きっと今日の午前中羽化したと思われます。なぜならもうほとんど羽が乾いていたからです。】
posted by 塾長 at 07:55| 教育・子育て

2022年02月04日

「建設論壇」執筆者紹介記事

令和4年度、(週刊)沖縄建設新聞、第1面にある「建設論壇」の執筆者紹介記事がでましたので、転載いたします。8人の執筆者が輪番で書くので、2カ月に一度の登場です。

専門業界紙なので一般の方々にはなかなかお目にかかれませんが、聞くところによると、職業高校や大学などにも読者がいるらしいので、がんばって書いてみます。

私以外はそうそうたる学歴をお持ちの方々ばかりです。私だけ高卒ですが、「熊工」には誇りを持っていますのでやる気満々です。

今月18日が最初の掲載予定で、すでに原稿は提出済みです。

2月2日執筆者プロフィール記事.jpg



昨日も、今日も雨。沖縄は今「雨季」です。
毎日、施工図作成に追われています。

IMG_7027_R.JPG
posted by 塾長 at 05:49| 教育・子育て

2022年02月01日

伝統構法の大工職人、大・大募集!

今日から2月(如月・きさらぎ)。旧暦では旧正月です。

現場は現在2階床まで組み上げています。いよいよ今月後半には上棟してもらいたいものです。
昨年4月から大工棟梁が来て、5月に沖縄の大工さんたちが入りました。今日で9カ月目に入った大工工事です。

宙に浮く心柱、反り屋根、振り隅の入母屋、折り置き組の小屋組、貫・差し鴨居、6寸角の土台・柱などを釘を1本も使わない伝統構法で組む設計にしています。しかも延べ面積が100坪もあるため大工さんも大変です。

沖縄というより全国で見てもこれだけの規模、内容の木造建築は珍しく、私にとってもやりがいのある仕事になっています。ただ、手仕事が多いといっても時間がかかりすぎてもいけないので、これからの木工事をスムーズに進めるために大工さんを募集したいと思います。

棟梁以下5名に見習いとして次女も入っています。棟上げが徐々に迫ってきたので、ヤードは活気があります。
ぜひ、我こそは!と職人意気のある方は、どうぞご参加ください。(連絡先 090-9786−1667)

現在の状況を写真で紹介します。

現場.JPG


【2階床まで組み上げている現場】

棟梁の墨だし.JPG


【木材を木拵え(こしらえ)し、図板や原寸に合わせて木材を吟味し、木の性格を最大限生かす方法を見出し、墨付けをする中村棟梁。】

原寸図 (3).JPG


原寸図 (1).JPG


【現在、心柱を吊る塔屋の墨だし中。八角形の塔屋の小屋組み、隅木の原寸図】

職人さん (3).JPG


職人さん (1).JPG


職人さん (2).JPG


職人さん (4).JPG


【大工職人の仕事ぶり(西原町のヤード(作業所)。上から副棟梁の親富祖さん、大湾さん、下地さん、大城さん。最近来られた佐和田は次に紹介写真を載せます。】

あや.JPG


懸魚制作中.JPG


虹梁.JPG


【大工見習の亜和(あや)は自宅の学習棟でひとり、彫刻をしている。今は懸魚、すでに虹梁と木鼻、海老虹梁は終了。これを終えると懸魚(げぎょ)の鰭(ひれ)に向かう。】

今月から隔月で新聞連載が1年間始まります。これまではタイムス住宅新聞で3年間「細部から文化が見える」でしたが、今回は建設業界専門紙の「沖縄建設新聞」なので一般の方にはなじみが薄いかもしれませんが、行政や建設業界、専門科を持つ学校の生徒・学生などにはお目にかかるかもしれません。

明日の発刊分に8名の執筆者紹介が出る予定です。私の第1回目は16日に掲載予定です。第1面の「建設論壇」です。今度は写真が載らない記事(約1500字)ですので、分かりやすく楽しく、しかし、社会に一石を投じる提案をしていきたいと思っています。

掲載後は承諾を得て、このHPにアップします。
posted by 塾長 at 12:01| 教育・子育て

2022年01月27日

残り6人も陰性!

昨日受けたPCR検査で、あとから受けた6人全員が「陰性」でした。
これで今日現在、沖縄在住の11名全員が陰性と判明したので、明日から小学生は登校させます。

これまでは濃厚接触者がいる家庭ということで、肩身が狭い思いをしました。「もしかして感染させるかもしれない」という不安がありました。

明日からは感染しないよう努力します。

被害者・被害者は紙一重。謙虚に生きていきます。

DSCN7430_R.JPG


DSCN7478_R.JPG


DSCN7484_R.JPG


【今日は懸魚(げぎょ)のデザインを型紙からヒノキの板に写しました。厚さ6センチの無節のヒノキです。明日からいよいよ彫刻です。新米大工のあや。がんばってねー!】
posted by 塾長 at 21:05| 教育・子育て

2022年01月21日

5人とも「陰性」!

昨日受けたコロナの感染の結果がでました。

濃厚接触者になった保育園児二人と特別支援学校に通う4年生の子ども3人、加えて私たち夫婦の5人全員が「陰性」でした。ホッとしました。

保育士や支援校の保護者が陽性者だったのでどちらかといえば私たちは「被害者」のような感じでしたが、昔から被害者と加害者はいつでも逆転すると考えているので責めることはしませんでした。
しかし一般的にはうつされると被害者のように感じます。

とりあえず「陰性」でしたので、職場復帰ができそうだし、小中高の児童生徒は学校に通えるようになります。しかし沖縄県内はまだ1000人以上の感染者数が続いているのでしばらく学校の感染状況を見極めたいと思っています。

懸魚型板案.JPG


【伝統構法の大工見習中の亜和(あや)は私たちのPCR検査の結果が出ていなかったので大工作業場に行くのを遠慮しています。海老虹梁、平虹梁の彫刻は終えました。昨日から懸魚(掛魚:げぎょ)の彫刻に向かっています。伝統的な装飾と自分自身の完成でデザインしました。熊本産のヒノキの無節の板(厚さ60ミリ)を自宅に運んで木取りまで考えています。6mの破風板(はふいた)の拝み合わせの部分の下に付けます。懸魚(中央)とヒレ(両端)を3つに分けてつなぎますが、全体では高さ600ミリ、幅1400ミリほどの大物です。】

新・洗面台.JPG


【こちらは個人的な話。10年以上12人使ったためか、洗面台が壊れました。三面鏡の丁番が壊れ、下部の収納場所は湿気でタオルも安心して入れられない。そこで洗面器は上下陶器でオープン、鏡は二面鏡ですが鏡の裏も鏡なので三面鏡と同じ機能があります。丁番もでかい。また鏡の中に昼光色と電球色に変化する照明器具が埋め込んであります。指で押すとゆっくり変化します。鏡には時計と室温が交互に表示されます。以前より少し大きめですが鏡裏と鏡下の収納を足すと結構大きな収納になります。なにせ歯ブラシも11本使いますので・・。混合水栓の出が少ないので、出が長い水栓に帰る予定です。しかし今、半導体の不足で設備機器やサッシなど多くの住宅備品類の納期は相当遅れているらしいので気長に待つことにします。】
posted by 塾長 at 19:22| 教育・子育て

2022年01月17日

子ども3人が濃厚接触者に・・・

沖縄市の保育園に通う3歳の心然の担任の先生がコロナの陽性者になったため、自動的に心然は濃厚接触者になりました。5歳の子も濃厚接触者。
また特別支援校に通う万然は同じ4学年のクラスの保護者に陽性者が出たため、濃厚接触者扱いになりました。

1番恐れていた展開です。現在の同居家族は11名ですが、一人が濃厚接触者になると全員に影響が出ます。小学校2年生、中学1年、2年、高校1年、3年、社会人の3人も学校や職場に行けなくなりました。

我が家はウイルス性脳症になった万然がいるため、ウイルス感染には非常に敏感で、外出から帰ってきたら石鹸をつけて手洗いし、喉うがい、鼻うがいはもちろん、お風呂に入って体ごと洗わせる徹底ぶりです。

自分自身も先々週の末、PCR検査を自主的にして陰性を確認した次第です。

しかし、保育園の担任の先生が陽性になり休園になるとは思いもしませんでした。

保育園に通う二人もその他の家族も至って元気ですが、急ぎPCR検査を受ける手続きをしました。前回は慣れなくて・・・しかも、有料の検査を受けましたが、今回は沖縄県中部接触者PCR検査センターを予約しました。

運よく今週木曜日の午後、保育園児二人の検査予約がキャンセル待ちでできました。
(先ほど正式のに受付完了の連絡あり)
同じ日に万然と親2人もキャンセル予約しています。これで陰性だったら、感染していないことになるのでまた学校や職場に通えることになります。

問題は教育委員会の対応です。

小学2年生の「こだまこ」は爆発的感染が広がったため先週から自主的に休ませていました。さらに今回のことが重なり、学校にはしばらく行けません。その分、学習が遅れます。

中学生二人も今日から休ませました。共通一次試験を受けた三女は答え合わせがあると言って出ていきましたが、同じ県立球陽高校に通う1年生の朴然は休ませました。朴然も進学校なので授業の遅れが心配です。

学校と村の教育委員会に電話連絡をしました。
「さまざまな理由で学校を休まざるを得ない状況が増えているため、この際、北谷町や豊見城村、宮古島市のように一斉休校させたらどうか、そうしないと児童・生徒が不平等になる!」

教育は平等に受ける権利があるからです。

答えは「なるべく休校はせず、教育は進めたい。」

そこで「長い人生を経験してみると、1週間、2週間休んでもあまり関係ない。それよりわが子のようにウイルス感染によって一生目が見えなくなったり脳障害になったらどう責任取れますか?」

教育委員会側は、県の指針が出ないから悩んでいると吐露されました。

県知事は口癖のように「沖縄のことは沖縄で決める」と言っています。その一方では国の顔色ばかり見て、国に要望ばかりしています。

市町村の教育委員会に「地域の感染状況に合わせたコロナ対策を講じるよう」はっきり指示してもらいたいものです。
政治家は「命」を張らなくてはできません。そんな覇気のある政治家が沖縄に出てきてもらいたいものです。

金曜日にPCR検査の結果が出ます。それまで自粛の毎日ですが、仕事も学業も変わらず励みたいと思います。

DSCN3309_R.JPG


DSCN3320_R.JPG


DSCN3387_R.JPG


DSCN3390_R.JPG


【土曜日、枯れ木、枯れ草を集めて火種にし、焼き芋づくりに精を出しました。おかげで焼き芋の香りが漂ようなか、おいしくてあまーい焼き芋をいただくことができました。】

DSCN3439_R.JPG


DSCN3449_R.JPG


DSCN3452_R.JPG


DSCN3460_R.JPG


【日曜日(16日)は、敷地周辺の道路側溝の掃除、側溝周りの除草を家族で行いました。おかげで気持ちまできれいになりました。】

DSCN3503_R.JPG


【伝統構法大工見習い中の次女・亜和(あや)も今日から1週間、PCR検査の結果が出るまで自宅で作業することに・・・。今日から木鼻の彫刻にかかっています。】
posted by 塾長 at 10:16| 教育・子育て

2022年01月08日

PCR検査の結果

平温が35.8°しかない私にとって37℃は高熱、37.4°出たので確認のためPCR検査をすることにしました。しかし、保健所や医療機関は問い合わせしても電話はつながらない、留守電・・・。
有料にはなるが、薬局経由で検査できると聞いて申請しました。

1昨日の11時半に指定された薬局につくと車まで検査キットを持参され、車内で唾液をとることになりました。2ミリグラムの唾液をとると聞いて簡単だな、と踏んだのは誤りでした。

30分前から飲食をせず、「さぁ、出して」といわれても早々出るものではありません。パンプレットに梅の写真はありますが、イメージしてもなかなか・・。そこで同伴した家内に背中をさすってもらいました。なぜかというと毎日入るお風呂で子どもたちに背中を洗ってもらうときあまりに気持ちがよいので時々「よだれ」が出ることを思い出したからです。

しかし、お風呂とは違う環境なのでこれも不発。なんとか2cc溜まったので渡しました。結果は次の日の午後と聞きました。結果次第で学校に行くか行かないか決めかねていた小中高の子どもたち。結局、昨日の夜9時直前にしかメールは入りませんでした。

結果は「陰性」。

しかしながら沖縄県は1414人の感染者が出たとニュースで騒がしくなっていました。

夜遅くの知らせで学校にも連絡できないままになっています。

沖縄県知事は急激な感染者の増加で「まん延防止等重点措置」を国に申請したといっていますが、807人出た8月の2倍近い感染者数。もう緊急事態宣言をすべき状況です。
今日も朝から長男がバレーの部活に行こうとしていましたが、「やめてくれ」といって断念させました。

危機管理能力の高い市町村はすでに休校を決めています。なんでも国に頼ろうとする県知事ですが、PCR検査がスムーズにできる状態に調整することや全国一低い接種率を上げる努力は地方自治でできるはずです。

こんな調子では感染者は数倍に増え続けると考えます。(8日は1759人とか…、予測通り)

けが.JPG


【正月からも2度目の頭に傷。番犬のチェーンに絡まって倒れた時打った傷です。高1の長男も同じように頭に何度も傷を受けました。やっぱ、男の子は怪我する率が高いなぁ。】

おみくじ.JPG


【3日、大学受験者もいるので一社に限ってお参りに行きました。障がいを持つ万然と当の受験者は留守番で最少人数で出かけました。出雲大社沖縄分所は柏手が4拍手、おみくじには七福神が入っています。】

しめ縄.JPG


【まだ2階床までしか進捗していない現場ですが、ケヤキの大黒柱に安全を祈願してささやかにしめ縄を飾り付けました。】

滑り台.JPG


【正月休みを返上して原寸の施工図を書いてきましたが、今日は久々家族みんなで餌あげ。裏山の自然の滑り台に興じる子どもたち】

シート張り (1)ブランコ.JPG


【エサ上げや周辺の掃除を終えたら家内の車のシート張り。もともとアカギの木が虫に食べられて粉が落ちるのでシートを張ってあるのですが、毎日万然(ばんねん)をデイケアに送迎するとき雨に濡れるのでもっと広いシートにしたかったらしい。作業中、アカギの枝から吊ったロープでブランコに興じる子どもたち。】

シート張り (2).JPG


【水鉄砲遊びに変わって周囲が賑やかになったころ作業は終了】

彫刻 (3).JPG


彫刻 (1).JPG


彫刻 (2).JPG


【一方、仕事前にエサ上げや掃除を終えた次女・亜和(あや)は一人学習棟にこもって彫刻をしていました。3本の海老虹梁はほぼ完了。午後から(平)虹梁の彫刻(裏側)に向かいます。がんばってねー。】



posted by 塾長 at 14:54| 教育・子育て