2020年04月26日

「さい帯血による再生医療」同胞間投与に大きな一歩!

さい帯血による再生医療の推進、特に「きょうだい間」投与の臨床研究を国内で一日も早く実現するために、昨年は講演会やパネル展、署名活動、厚労省への要望書提出など、さまざま活動してきました。

昨年の7月、東京での学術集会で高知大学医学部付属病院の藤枝幹也先生が「同胞間(きょうだい間)投与の臨床研究の計画を申請した」と発表され、「やった!」と喜びました。
しかしその後、認可を下ろす厚労省からは、大阪大学内にある「第一特定認定再生医療等委員会」の事前審査があると聞き及びました。

いわゆる「事前審査」です。

ここをクリアーしないと、厚労省(本省)の審査に進めないと聞き及びました。実はこの審査が厳しくてなかなか通らないとのこと。ただ、私たちにはどうすることもできない医療の専門分野。
いろいろな手も画策しましたが、高知大学で尽力されているので、ただただ静観することに決めました。

それから8か月。今日、毎月更新される第一委員会の議事録を見たら、なんと、高知大学医学部付属病院が昨年7月9日付で申請された
「小児脳性麻痺など脳障害に対する同胞間臍帯血単核球細胞輸血」
―細胞バンクで保管されている同胞間の臍帯血単核球を用いた輸血の安全性研究ー
の審査が、継続審査後、「適」となったとありました。

ドキドキしながら、確認しました。

間違いなし!

つまり、事前審査をクリアしたのです!

途中経過は時々聞いていましたが、日本で初の同胞間投与。失敗したら、今後の研究がすべて止まると聞いているので、高知大学も慎重に調整したのだと思います。

さっそく、高知大学の藤枝先生にメールで確認したところ、「お陰様で、大阪大学の事前審査は通りました。・・・」とご返信がありました。

大きな大きな一歩です。

これから厚労省(本省)の審査が待ち受けています。さまざまな関門があるかと思いますが、新型コロナウィルス禍のなか、なんとしても多くの脳性マヒの患者・家族の思いを実現していただくよう、お願いしました。

昨日も熊本の荒尾市在住の倉吉昌輝さんから104筆の署名簿が届きました。倉吉さんは40年前の通信大学の仲間です。現在、ウェブ署名を含め17,000筆以上の方々から早期実現の署名をいただいています。

折を見て、再度、厚労省に熱い思いを伝えに行きたいと思います。

以下に、公表された第一委員会の議事録要旨を添付いたします。
2ページ目に記録されています。

1、2019年度第9回大阪大学第一特定認定再生医療等委員会議事録(3月25日開催)1_R.JPG


2、2019年度第9回大阪大学第一特定認定再生医療等委員会議事録(3月25日開催) 2_R.JPG


3、2019年度第9回大阪大学第一特定認定再生医療等委員会議事録(3月25日開催)3_R.JPG


4、2019年度第9回大阪大学第一特定認定再生医療等委員会議事録(3月25日開催) 4_R.JPG


5、2019年度第9回大阪大学第一特定認定再生医療等委員会議事録(3月25日開催) 5_R.JPG
posted by 塾長 at 20:21| お知らせ

2019年03月21日

パネル展、明日(20日)まで。

「さい帯血による再生医療推進・パネル展」が明日21日までとなりました。1週間との期間とは言え、春分の日が入ったので、実質4日。しかも役場が会場なので役所時間には閉まります。

しかし、村も協力して場所提供や署名活動に積極的なのでありがたいと思っています。せっかく手づくりでくくったパネルなので、今後も使用したいと思っています。

都合では31日(日)午後3時から開催する「講演会」の会場になる「ぬちゆるやー」の学習棟に展示しようかと思います。そうすると、自宅なので管理もしやすいし、時間的な制約も役場より緩やかにできることになるからです。

琉球新報さんに「パネル展」jの紹介記事が掲載されましたので添付いたします。
昨日お昼前のOTVのプライムニュースでも取り上げられました。映像は後日アップいたします。

「さい帯血治療」の周知も重要ですが、今は「きょうだい間投与」に力を入れ、多くの難治疾患の救済を広げるための署名活動に全力を尽くします。(署名活動は、パネル展が終わっても継続します)

目標は500人。ハードルは高いですが、頑張ります!

3月21日琉球新報パネル展記事_R.JPG
posted by 塾長 at 18:55| お知らせ

2016年10月31日

受賞と講演会報告。

 受賞が続きましたので、取り急ぎご報告いたします。

 タイムス住宅新聞社が募集しました、「あったらいいなこんな家、こども絵画コンクール」で長男・朴然がタイムス住宅新聞社賞と会場賞(来場者投票)をダブル受賞しました。また、四女の「さわみこ」と五女の「こはづき」も入賞しました。

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【受賞者の児童たち。向かって左端が朴然。】

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【姿勢は良かったです。】

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【朴然の受賞作品。】

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【さわみこの作品】

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【こはづきの作品。向かって右上。】

 また先日ご報告しましたが、私自身も(公社)日本建築士会連合会から「日本建築士会連合会賞 奨励賞」をいただきました。建て主様、施工業者の皆様に感謝申し上げます。

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【表彰状。17年前(平成11年)にも奨励賞(業績部門)を受賞しました。皆様に感謝申し上げます。】

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【会誌「建築士」10月号、及び、日本建築士会連合会HPにも掲載されたので全国の仲間が知ることになりました。さっそく北海道や出身の熊本県内、東京都などからお祝いのお言葉をいただきました。謙虚に今後も生きていきたいと存じます。】

 10月21日に開催されました住生活月間講演会(那覇市主催)も盛会のうちに終了しました。那覇市としましては、初の市民向けで慣れないことが多かったようですが、皆様の努力の結果、予定以上の参加者数と事後アンケートの結果を見ると講師冥利につきません。

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【講演の様子。】

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【立ち見が出るほどご参加いただき、また、心のこもったメッセージを多々アンケートでいただきました。ありがとうございました。】

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【講演後の質疑ではパワーポイントの操作をお願いした妻まで質問が飛び、本人も面喰いながらも答えていました。暮らしと住まいは一体です。生活の切り盛り、子育てなど多岐にわたる内助には私も感謝しております。】

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【講演と同時にパネル展と木組みの紹介もしました。みなさん、ご熱心でした。】

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【講演が終われば次は冬の林間学校の準備です。自宅の裏山の整地状況です。】

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【畑づくりや炭焼きを予定しています。】

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【田んぼの稲にも花が咲きました。あと一か月もすれば稲刈りです。新米も無農薬栽培の南阿蘇から届きました。球磨郡の湯前町の竹下様からも届いています。ありがとうございます。】

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【裏にある平成の名水百選のひとつ、タチガーにいたモクズガニ。大自然を見に行く必要もありません。メダカやカニのいる自然環境で十分。しっかり守っていきたいと存じます。】

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【一方で自宅前の排水路工事に合わせて、わが家への給水管布設工事が進んでいます。いくら水道事業が受益者負担といっても、公道内に100mを超す給水管の布設を個人で負担するのはいまだに納得していませんが、今しないともっと大変になりそうなので、ぐっとこらえて進めています。】
posted by 塾長 at 21:11| お知らせ

2010年10月20日

心機一転、再スタート!

 大変お待たせしました。人間と同じように、パソコンもウィルスにかかって体調を崩すこともあります。

 感染状態を続けると、周りに迷惑をおかけすると思い、強いセキュリティを掛けた上で引っ越しました。

 新天地は気持ちがいいです。

 ずっと書き込みができず、入院中の患者の如く不完全燃焼が募りましたが、今日から「心機一転」、新しい気持ちでさまざまなことに挑戦しつつ、それを言葉で表していきたいと存じます。

 これまで蓄積したデータが多いので少しずつ移転しますが、ひとまずこれでブログができますので、どうぞ、見てやってください。

 お知らせがあります。先日、平成の名水百選の歌を作るために子どもたちが一帯を探検しましたが、これを11月13日・14日に開催される「スージーガワー週末美術館」で発表します。

 13日は子どもたちが練習し、14日が発表の予定です。

 仕事関係では、いよいよ「先祖と自然と家族をつなぐ家」の地鎮祭が今月25日11時より挙行されます。
 木造建築の原点がみえる住まいです。当日は熊本から手刻み中の大工さんや木製建具の専門家も参加予定です。翌日から現場が動き始めます。

 筋かい金物以外は一切使わない伝統的な木組みです。ほかにも火打ち梁を使わない上級の折置き組みや枡組み、高架タンクを置いた最上部のペントハウスの小屋組みがそっくり持ち上げられる木組みなど、日本建築の技を多々導入しています。

 それよりもなによりも、「木造の真髄」が見て取れる内容の濃い住宅となっています。

 来年1月に「これを木造建築と呼びます!(仮)というフォーラムを開催して、ビニールハウスのような現代の木造住宅の進み方に一石を投じようと思っています。
 追って、案内をいたします。本日は初日なので、これにて失礼します。

(このHPを作成したおきなわ環境塾の西さんに感謝!!)
posted by 塾長 at 00:49| お知らせ