2017年02月21日

「伝統建築『これから』研究会」の発足式!

2月11日、「伝統建築『これから』研究会」の発足式を行いました。

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【初会合には、設計・大工・教育などの立場から、建築士、大工技能士・職業訓練指導員・大学教授・国の重文・中村家の12代当主中村様などが参加されました。また、伝統的な技術で建てた家の施主(全国レベルのコンペで受賞した住まいに住む方々)もオブザーバーとして参加願いました。
伝統建築の課題と解決として、伝統建築の仕事をしたい、伝統建築のメンテナンス不足、住んでみてわかる長短所、後継者確保のための今後の対応などを話し合いました。
伝統構法の継承のため、各分野の情報を一元的にとらえた研究会を今後とも充実していきたいと思います。】

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【これまでの伝統的な建築の技術や意義をスライドで説明しました。】

研究会の立ち上げのきっかけは、先日、今回副会長になられた小橋川さんの来訪です。伝統建築の仕事をしたいが見つからず、インターネットで検索するうち私にたどりついたという訳です。

小橋川さんは私と同じ一級建築士ですが、「大工」が仕事の中心で、「一級大工技能士」であり、沖縄県の「ものづくりマイスター」にも登録されている方です。
話しを聞けば、県内の施工会社をあちこち当たったけれど、どこもいまいちで、カンナ掛けひとつまともにできない大工さんが多く、ほとんどがプレカット工場でできた加工材を現場で組み立てる方法だったそうです。

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【立派な仕事をするには立派な道具が必要。小橋川さんが持参されたのは名工・碓氷健吾氏(故人)とその弟子・ 船津 舟弘氏製作の鉋(かんな)。】


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【鉋(かんな)かけする小橋川さん。】

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【研究会の案内チラシの上に置くと、かんなくずから透けて字が見える。鉋屑とはいいがたい。まさに「芸術品」】

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【子どもたちも体験。鉋くずが出るたびに「お−ッ!」と声が上がる。周囲にヒバの香りが漂う。】

沖縄県も木造の住宅が増えつつありますが、そのほとんどは住宅メーカー製。手刻みによる木組みは限られています。

話木造建築を進化させることを目的とした活動を実践することになりました。話し合いの結果、伝統的な建築を次世代に伝えるため研究会を立ち上げ、後継者育成を念頭に沖縄にふさわしい

木造建築を進化させることを目的とした活動を実践することになりました。

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【表面がツルツルに仕上がったヒバの木。集成材や合板ばかりの現代の仕上げ材。けずればベニヤが現れる。伝統建築を残せば、道具も残せる。つまり、伝統的な建築の疲弊は、日本文化の衰退。】

伝統構法は乳児期、幼児期を含め、子育て環境にいい影響を及ぼす、循環する素材なので環境負荷は小さい、そして何といっても世界一の木の文化「これから」先の世代に伝える義務がある、との認識で一致しました。

「木の文化はすなわち、「日本の文化」でもあります。木の癖を見極め、適材適所に活かすことなどは、人間社会でも通用します。
また、相手が「命あるいキもの」なので、粗末にすることはなく、やさしく接することになります。

様々な利点があるにもかかわらず、伝統的な木造建築が敬遠されたのは、建築業界にも押し寄せた規格化・機械化・数値化の波でした。商品化された住宅は効率化のもと、低価格、工期短縮の憂き目にあい、現場からカンナやノミが消えていきました。

国の方針も影響がありました。昭和25年制定された建築基準法は自然の力に対抗する考えが底辺にあります。その後も高気密・高断熱の流れが住宅建設に取り入れられ、住まい手も自然からだんだん遠のいていきました。自然の恵みと脅威は表裏一体です。そんな自然をいいとこどりして、スイッチひとつで室内環境をコントロールするという人間中心主義が蔓延しています。もっと自然と共生し、自然から多くのことを学ぶべきだと思っています。

これまでの日本で培われた伝統技術にあぐらをかくことなく、さらに多くの分野の方々の意見や技術を取り入れながら、進化していこうと思っています。

来週土曜日11時より、国の文化財に指定された名護市の津嘉山酒造さんの見学会があるようです。この目で沖縄の伝統建築を見てこようと思っています。時間が取れる方は、どうぞご参加ください。

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【農業も然り。機械化・化学化で省力化されたが、日本の文化や自然環境の劣化が進んだ。さらには健康被害も危惧されている。今年も無農薬米の栽培がスタートしました。】

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【苗床に種もみをまく。】

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【しばらくは育苗箱で芽と根を伸ばします。田植えは今月末か?】


posted by 塾長 at 12:43| 建築

2017年01月30日

近況と「伝統建築『これから』研究会の発足準備!

 大関・稀勢の里が千秋楽で横綱・白鵬に土俵際まで寄られながらも良く残し、逆転勝利しました。日本人横綱の誕生にやっと結びつきました。一番心が熱くなったのは、表彰前の国歌斉唱。大関・稀勢の里はさすが「日本人」。これまでの外人力士とは異なり、はっきり口を開けて「君が代」を歌っていました。
 国技である大相撲。国歌斉唱は観客と心がひとつになります。すばらしい態度。サッカーの国際試合などでも国歌斉唱がありますが、まともに歌っている選手を見たことがありません。
 久々、すっきりした一日でした。これからも優勝を重ねていただき、大いに国歌を斉唱してもらいたいと思っています。がんばれ、稀勢の里!

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【花が咲いた白梅。香りも楽しめます。春だな・・・】

 さて、わが家の梅にも花が咲きました。第九子の「わかみこ」は、昨晩から高熱を出し、今日病院へ行きましたが、インフルエンザではなかったようです。自分自身も先週から風邪気味です。しかし、春遠からじ・・のようです。

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【子どもの頭より大きい晩白柚。約1.5キログラムあります。】

 先週の沖縄は結構寒い日が続きました。とはいっても、最低温度が15度以上ですので、雪国の人からしたら「何を寝ぼけたことを・・」とおっしゃるかもしれません。ところが慣れると、寒い!と感じるものです。
そこで、普段ぜいたくをしない家族のために、今が旬の「晩白柚(ばんぺいゆ)」を熊本の八代の農家から購入しました。
 子どもたちはその大きさにびっくり。そして味に二度びっくり。さらに皮を湯船に入れて「ゆず湯」にびっくり。またまた、厚い皮下を砂糖に漬けてできた「晩白柚漬け」に舌鼓を打ちました。何度も楽しめたので元値はとったようで満足です。

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【「ゆず湯」ならぬ「晩白柚の湯。ヒノキ風呂に浸かる第八子「こだまこ」と第五子「さわみこ」。家族中はいったので晩白柚の香がいっぱいになりました。こころなしか、肌はツルツル、いつまでも温かい気がしました。】

 また、以前飼っていたヤギが寒さで亡くなったので、今度はベランダ下のヤギ小屋の壁のすき間をみんなで埋めました。隙間風が入らなくなったので、少しは暖かくなったと思っていたら、当のヤギはそんな配慮はどこ吹く風。この島ヤギ、ロープでつながれるのが嫌いらしいので、今は屋敷内放し飼い。どこに寝ているかと思いきや、昨晩は玄関前でご就寝。番犬ならぬ「番ヤギ」となっています。

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【「番ヤギ」になった島ヤギの「シーマ」。夜わが家を訪ねる人はさぞかし、びっくりするだろうな?】

 最後にお知らせです。懸案だった伝統構法の継承を解決するために、ひとつの活動を起こすことにしました。団体名は「伝統建築『これから』研究会」。
来る2月11日(土・建国記念日)の午後5時から発足式を行います。伝統構法の設計者、施工者、研究者が集まり、当日はカンナけずりの実演やこれまでの実績のスライドショーも行う予定です。
オブザーバーには伝統構法で建てた建て主様や国の文化財・中村家の十二代当主の中村様になっていただく予定です。技能オリンピックに参加予定の若い大工さんも来る予定です。

以下に、主旨文(案)を添付いたします。(後日、ご報告いたします)

 世界最高といわれる日本の伝統建築技術。しかし近年、住宅建設に関しては規格化・機械化が急速に進み、今ではいわゆるプレカット材による木組みが主流となり、伝統建築技術に秘められた多くの知恵や技が消滅しつつあります。
 伝統構法には木の文化と自然との共生・調和を活かしたが技が生かされています。だから、伝統構法でできた住まいでの暮らしには、日本の文化が備わっています。つまり、伝統構法の疲弊は日本文化の衰退に連動します。逆に伝統建築の継承は日本の文化の継承ともいえます。
 自然の外力を吸収・分散する柔構造。伝統構法の魅力を設計や施工、研究の立場から視座し、ただ単に過去にあぐらをかき保護・保全にだけ傾注するのではなく、伝統構法継承の課題を抽出し解決策を提案し、さらなる伝統構法の進化を図る必要があります。日本をしょって立つ「これから」の人たちに、伝統構法を手段とした日本の文化の継承を目的とした研究会を発足いたしました。
 どうぞ上記の主旨をご理解のうえ、ご協力くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
posted by 塾長 at 20:17| 建築

2017年01月01日

平成29年元旦!

明けましておめでとうございます。

おだやかな元旦を迎えました。
昔と違って、最近は静かな日々を過ごすのが一番いいのかなと思っています。

今日から始まる新年。普段と変わらぬ作業風景と通常の元旦風景です。

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【30日に家族でついたお餅を火鉢で焼い雑煮に入れます。】

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【熊本県産の赤酒で祝杯をあげ、その後、自家製の梅干しをお茶に入れて数え年をひとつ重ねました。日本は西洋と違って誕生日ではなく、おなかの中の一年も数えるので、年が無事明けて「おめでとうございます」と家族全員が一緒にお祝いをします。今年は裏山の畑でできた無農薬のダイコンとシュンギクも入りました。】

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【我が家にはお正月もお盆も関係なく世話をする仕事があります。今は子どもたちは冬休み。家内と「わかみこ」「万然」を家において畑や家畜・家きんの世話をします。準備が年末にできていたので、今日ばかりは午前中でなんとか終了しました。】

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【家に帰りつくと、なにやら不穏な雰囲気。敷地内で放し飼いをしているヤギと番犬がともに目をそらしていました。】

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【そのうち、草食のヤギが肉食の犬に角を立てました。とうとう犬小屋の中まで押し込みました。もしかしたら、おなかに赤ちゃんが宿っているかも?わが子を守るため今のうちからけん制しているのかもしれません。ちなみに今日は新月。地球に月の遠心力がかかります。もしくは次の満月。自宅出産したとき、飼っていたヤギが同時に生まれたことがあります。用心、用心。】

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【今年も家内が頑張っておせちをを作りました。昼食は手作りおせちでおなかを満たしました。かまぼこ以外はすべて手作りです。(かまぼこに挟んでいるシュンギクは自家製です)】
posted by 塾長 at 19:59| その他

2016年12月31日

平成28年 後藤家10大ニュース!

本日は平成28年12月31日(土)。大晦日です。

公私とも充実した一年でした。

大晦日なので今年の10大ニュースを家族で選んでみました。

1、第九子 わかみこ誕生
2、夏休み自由研究(科学展)小中学生5人組 中部地区で金(3)銀(1)銅(1)賞受賞、
        (県 優秀賞(3)・優良賞(1))
3、日本建築士会連合会賞 奨励賞(作品部門)受賞
       (比嘉淨治邸 「龍が昇る家」)平成11年度(業績部門)に次ぎ2回目
4、長女依奈 高校進学(県立球陽高校理数科)
5、万然 リハビリ進む(直立姿勢まで)
6、次女 亜和 生徒会長選挙当選(小学校でも児童会長)・女子ソフトボール部入部
7、上水道工事完了・畑開墾・第八子こだまこの成長(2歳)
8、首里崎山町の住宅(石川邸)完成(伝統構法)
9、学校教育賞 受賞(教育委員会)(3名)長女・長男・三女(児童会長として代表受賞)
10、長男 朴然 炭焼き挑戦(15回)  温度管理による木炭づくりまで完了

次点 ヤギ飼育再開(環境教育用にやんばるヤギ保存会より譲り受ける)

ブログでほとんどを紹介しているようなので、写真は大幅に省略いたします。

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【上水道を排水路工事に合わせて施工。完了】

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【裏山の里道に給水管(井戸及び水道)を畑まで通しました】

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【畑に移動した給水タンクまでつながったところで万歳!水道工事店の方々と一緒に喜ぶ「第八子・こだまこ」】

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【成長著しい第九子「わかみこ」】

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【12月30日 年末恒例の餅つき】

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【今年最後の家屋の仕事は与那国馬のゲンの体を洗いました。水槽や池の掃除も終えて家族同様の動物たちも喜んでいると思います。】

それでは、皆様、よいお年を!
posted by 塾長 at 17:57| その他

2016年12月19日

第29回 冬のきたなか林間学校中止のお知らせと近況

12月23日〜25日に予定していた冬の林間学校を中止することにしました。
理由は、現在自宅兼環境教育施設「ぬちゆるやー」の周辺で排水路工事が行われています。敷地の前の村道は完了し、供用(開通)しましたが、同時に裏山に通じる農道にも排水路も工事中です。

工期は22日までだと役場から聞いていますが、残り3日がすべて雨天でないことが条件です。しかし、今日現在の週間予報だと21日(水)、22日(木)が80%、60%の確率で雨となっています。

排水路は農道を横断するため現在も通行止めになっています。この農道の先に平成の名水百選のひとつ「タチガー」があります。またその先に無農薬の畑と牧場があります。

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【農道入り口の立て看板】

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【農道を横断する排水路工事(12月19日(月)午後5時30分現在)】

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【あと二日で開通するとは考えられないと判断しました。】

従いまして、開通できないと、
1、 二日目早朝予定の湧き水による洗たくができない。
2、 無農薬野菜への追肥(馬ふんのたい肥)がリヤカーで運べない。
3、 かまどづくり用の石がリヤカーで運べない。
4、 無農薬野菜畑での作業(水まき・間引きなど)に必要な道具がリヤカーで運べない。

など、活動に支障が出るばかりでなく、工事車両等が動き危険なため、中止の判断をしました。

炭焼きのテストやリヤカーの購入、無農薬畑の管理なども終えていますが、ここは子どもたちの安全を最優先し、まことに残念ではありますが「中止」する決断をしました。どうぞ、ご理解いただきますよう、お願い申し上げます。

追って、次の林間学校の計画を発表いたします。

さて、わが家の近況を写真でお知らせいたします。
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【農道入り口にあった旧排水溝のマス。無造作に解体工事が進みなか、生きものの棲み家や逃げ場所になっているのでは?と思い、手を入れて生きものを探しました。】

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【やっぱりいました。この地の先住者・モクズガニ。】

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【テナガエビも・・・。】

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【北谷町から上ってきたアヤヨシノボリ。土木の設計・施工に「野生動植物の尊重」の視点が欠けているように思います。見つけた生きものはすべて湧き水が流れる側溝に戻しました。】

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【無農薬の畑に水をあげる第八子・こだまこ(2歳)。】

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【炭焼き用のマキ割り】

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【一斗缶による炭焼きも実施。窯の中の温度を測ります。280℃を超えると炭化が始まります。】

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【マメにも花が咲きました。】

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【トマトには実がつきました。】

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【第七子・万然はリハビリで頑張っております。】
posted by 塾長 at 18:05| 林間学校

2016年12月04日

第29回きたなか林間学校開催のご案内

 今回で29回目を迎えるきたなか林間学校を、来る12月23日(金・天皇誕生日)〜25日(日)まで2泊3日で開催いたします。案内チラシを添付いたします。

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【新聞でも公募いたします。】

 今回は多分これが最後と思われる第九子の胎盤(冷凍保温で保存)を見てもらい、胎児の時から汚染されない命の大切さ、自然の尊さを学ぶほか、被災時の熱源・明かりの確保を目的とした木炭・竹炭づくりを行います。

 無農薬で育つ野菜の手入れや馬ふんのたい肥の追肥も実施する予定です。快適便利な社会が続くなか、子どもだけではなく、大人も環境倫理がマヒしてきているように思います。

 人間がいなけりゃ自然は破壊されません。きたなか林間学校の目的は人格形成。環境教育はそれを達成するための手段だと考えています。人間が自然と共生する考え方を身に着ければ加減の分かる人が増え、自然との共存共栄が実現可能になるだけでなく、事件・事故も減少していくと確信しています。

 最近の家族の様子をアップします。

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【無農薬栽培の野菜も育ちつつあります。自然に合わせた育て方は、子育てに通じます。面倒な手作業が多い分、愛情伝わり、育つ側育てる側も強く、優しくなります。】

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【学校の休みの間に行う畑仕事。合間に芋を焼きました。初めての体験に2歳の「こだまこ」は、興味津々。】

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【上の兄弟5人が通う合気道道場。練習の最後は相手になってくれた全員にそれぞれお礼のあいさつをします。このときを待っていたかのように、「こだまこ」もお辞儀をして畳にあがり、丁寧なお辞儀を繰り返します。】

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【出番を待つぼくねん式炭焼きがま】


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【次女(中2)は中学校の女子ソフトボール部に入部。先日、試合をみんなで見に行きました。今日(12月4日)も朝から試合といって出かけました。バッターボックスでボールを待つ亜和(あや)。】

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【「いない、いない、ばぁー」と言って、第九子・「わかみこ」をエサ上げの時あやす「こだまこ」。2歳でもお姉ちゃんぶりを発揮しています。】
posted by 塾長 at 10:03| 林間学校

2016年10月31日

受賞と講演会報告。

 受賞が続きましたので、取り急ぎご報告いたします。

 タイムス住宅新聞社が募集しました、「あったらいいなこんな家、こども絵画コンクール」で長男・朴然がタイムス住宅新聞社賞と会場賞(来場者投票)をダブル受賞しました。また、四女の「さわみこ」と五女の「こはづき」も入賞しました。

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【受賞者の児童たち。向かって左端が朴然。】

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【姿勢は良かったです。】

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【朴然の受賞作品。】

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【さわみこの作品】

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【こはづきの作品。向かって右上。】

 また先日ご報告しましたが、私自身も(公社)日本建築士会連合会から「日本建築士会連合会賞 奨励賞」をいただきました。建て主様、施工業者の皆様に感謝申し上げます。

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【表彰状。17年前(平成11年)にも奨励賞(業績部門)を受賞しました。皆様に感謝申し上げます。】

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【会誌「建築士」10月号、及び、日本建築士会連合会HPにも掲載されたので全国の仲間が知ることになりました。さっそく北海道や出身の熊本県内、東京都などからお祝いのお言葉をいただきました。謙虚に今後も生きていきたいと存じます。】

 10月21日に開催されました住生活月間講演会(那覇市主催)も盛会のうちに終了しました。那覇市としましては、初の市民向けで慣れないことが多かったようですが、皆様の努力の結果、予定以上の参加者数と事後アンケートの結果を見ると講師冥利につきません。

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【講演の様子。】

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【立ち見が出るほどご参加いただき、また、心のこもったメッセージを多々アンケートでいただきました。ありがとうございました。】

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【講演後の質疑ではパワーポイントの操作をお願いした妻まで質問が飛び、本人も面喰いながらも答えていました。暮らしと住まいは一体です。生活の切り盛り、子育てなど多岐にわたる内助には私も感謝しております。】

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【講演と同時にパネル展と木組みの紹介もしました。みなさん、ご熱心でした。】

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【講演が終われば次は冬の林間学校の準備です。自宅の裏山の整地状況です。】

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【畑づくりや炭焼きを予定しています。】

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【田んぼの稲にも花が咲きました。あと一か月もすれば稲刈りです。新米も無農薬栽培の南阿蘇から届きました。球磨郡の湯前町の竹下様からも届いています。ありがとうございます。】

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【裏にある平成の名水百選のひとつ、タチガーにいたモクズガニ。大自然を見に行く必要もありません。メダカやカニのいる自然環境で十分。しっかり守っていきたいと存じます。】

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【一方で自宅前の排水路工事に合わせて、わが家への給水管布設工事が進んでいます。いくら水道事業が受益者負担といっても、公道内に100mを超す給水管の布設を個人で負担するのはいまだに納得していませんが、今しないともっと大変になりそうなので、ぐっとこらえて進めています。】
posted by 塾長 at 21:11| お知らせ

2016年10月14日

住生活月間 講演会のお知らせ!

 住生活月間における講演依頼が那覇市役所建設企画課からあったので、受けることにしました。

 日時は平成28年10月21日午後3時からです。場所は那覇市役所10階会議室。テーマは「究極の住まい 寝ても覚めても4畳半」としました。

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 【どうぞお気軽にご参加ください。】

 また先日、中部地区児童生徒科学作品展で金賞・銀賞だった亜和(あや)、朴然、さわみこ、こはづきの4人は沖縄県児童・生徒科学作品展に推薦されて審査がありました。

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【中部地区で後藤家の子ども全員が入賞したので、教育長から勧められ村長に表敬訪問。記事は沖縄タイムス】

 その結果、4人全員、優良賞以上の入賞を果たしました。
(あや 優秀賞、朴然 優秀賞、さわみこ 優秀賞、こはづき 優良賞)

 中部地区では銀賞だったさわみこが県では優秀賞に、金賞だったこはづきは優良賞になっていました。(ちなみに優秀賞≫優良賞なので、逆転していました)

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【県の表彰式。いささか緊張気味の「こはづき」。】

 残念ながら最優秀賞は逃がしましたが、来年2月の沖縄県青少年科学作品展(沖縄電力主催)には4人の作品も推薦されるのでまた楽しみです。

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【昨年は最優秀賞。今年は優秀賞。しかし、作品全体が専門家依存、専門機械の使用が進むなかで原始的で素朴なボクネンの研究は、小学生らしくていい!と思いました。】

 出展した作品名
  あや(中2)   「棚田の保水力向上のための研究」
  朴然(小5)   「身近な木を使った災害時の熱源確保」
  さわみこ(小3) 「アリをたいじせず、アリから身を守る方法」
  こはづき(小2)「むのうやくのおこめさいばいと、田んぼのいきものたち」

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【出展した4人組が全員優秀賞、優良賞を受賞。】

 中部地区で銅賞になった麻衣(中1)は、『「透かし葉」になるための一番の条件!!』でした。全員が別々分野の研究でした。

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【表彰式を終え、家族全員で記念撮影。】

 また、朴然はタイムス住宅新聞社が募集したこども絵画コンクール「あったらいいなこんな家」で、「タイムス住宅新聞社賞」を受賞、さわみこ、こはづきの両名も入選したとの知らせが入っています。表彰式は10月16日の予定です。

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【夕食は普段の生活に戻って、ベランダでサンマさんをみんなで焼いていただきました。】
posted by 塾長 at 16:07| 建築

2016年09月19日

自由研究、速報!

 夏休みの自由研究の成果を審査した第53回中部地区児童生徒科学作品展・表彰式が、昨日(9月18日)、沖縄市のこどもの国チルドレンズセンターで行われました。

 我が家では、9人の子どものうち、小中学校に通う5名の子どもたちが自由研究に挑戦しました。昨年は4年生だった朴然が中部地区で金賞、その後県でも最優秀賞になり、全国でもPTA協議会長賞をいただきました。

 さて、今回は?

な、なんと、兄弟姉妹全員が入賞しました。

 小学校2年の「こはづき」が金賞、小学校3年の「さわみこ」が銀賞、小学校5年の朴然が金賞、中学校1年の麻衣が銅賞、中学校2年の亜和(あや)が金賞でした。

 来月8日、9日に開催予定の県の科学展への推薦作品のなかに、銅賞の麻衣以外の4名の作品が選ばれています。これからもう少し、ブラッシュアップして臨むことと思います。がんばってね!

 以下は、表彰式の各人の表情です。

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【小学2年の「こはづき」。昨年は動物の足形の研究で挑戦しましたが賞には至りませんでした。今回はいきなり「金」で戸惑うほどのうれしさが込み上げていました。】

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【小学3年の「さわみこ」。昨年は銅賞でワンランク上がりました。表彰式でも堂々としていました。銀賞で県推薦に選ばれたので、「ラッキー」。チャンスを生かしてね。】

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【小学校5年の朴然は昨年に引き続き金賞を受賞。今回はテーマを変えて挑戦。全体の講評でも紹介されました。それを象徴する作品コメント。県に向けてまた、がんばれよ!】

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【中学校2人組。中学生になって初挑戦の麻衣は「透かし葉」の成り立ちと作り方を研究しました。小学校時代は受賞歴があります。来年に向けてまた頑張ってほしいと思います。中学2年で次女の亜和(あや)は昨年サイフォン技術で銅賞でしたが、今年は見事、金賞でした。生徒会役員、女子ソフトボール部、普段の勉強、下の子・家畜家きんの世話で忙しい中での受賞でした。】

 中部地区の表彰式・展示会にいっての感想ですが、小中学校とも一部の学校が多く出品しているのが気になりました。また、電子顕微鏡やマイクロスコープなど、とても家庭にはない高度な器機を使っている作品が受賞していました。
 夏休みに子どもたちが自由に研究する機会。高度さよりもっと素朴な子どもの疑問を、身近な器機や工夫した器機(亜和は棚田の高さを測るため独自の物差しを作りました)で研究する方向に変わってほしいと思いました。そうしないと、「器機」を持たない子どもたちが不利になるからです。

 北中城小学校・北中城中学校から5人の受賞者が出て大変うれしく思っています。
posted by 塾長 at 06:58| 教育・子育て

2016年08月12日

日本建築士会連合会賞 奨励賞の入賞と「さなぶり」

 今月1日、日本建築士会連合会より、第44回会員作品展「平成28年 日本建築士会連合会賞 奨励賞」への入賞を知らせる通知が届きました。作品名は「龍が昇る家」。私たちが住む北中城村内の平屋建て住宅です。
 施主を初め、分離発注で業務を遂行された施工者の皆様に、厚く御礼申し上げます。

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【日本建築士会連合会賞 奨励賞を受賞した「龍が昇る家」の外観】

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【内観。日本の文化の継承を建築に打ち込んだ例。これまで暮らしておられた住宅の建具や欄間、碍子(がいし)、天井板、仏壇なども再利用。施主のメンテナンスの力がモノをいいました。】

 私が優秀賞に続く奨励賞でもことのほか嬉しいのは、平成11年に今はない業績部門でも奨励賞をいただいているからです。いわゆる作品部門と業績部門の両部門で全国規模の表彰をいただくのは、自分の生き方を象徴しているように思います。

 今は建築物の設計・工事監理を専門とする業務に就いていますが、それまでは設計・施工の分野でした。平成11年の入賞は、実践活動及び技術の開発:「環境保全に資する一連の建築技術的社会実践活動及びそれに伴う研究開発」というタイトルです。
 中身は「国産材杉合板の研究開発と実用化」・「無数のミニ地下ダム構想の実践」・「木炭混入コンクリートの実践と研究」などを数年かけて取り組んだことへの評価でした。

 今回は大型の建築物や公共建物が優秀賞だったようです。住宅は個人の価値観や予算などに影響されるので、第三者によって評価は分かれます。現地での最終審査にも立ち会いましたが、設計コンペでは、どうしてもデザインや精度が優先されます。

 「龍の昇る家」は、木の文化、地域文化の継承を重点に設計しました。しかも、コンクリート造が主流の沖縄での伝統建築。台風やシロアリとの共存、構造上の課題克服、住まいを通したまちづくりに加え、日本的な生き方・住まい方を提案できました。

 これからもこれを励みに、精進したいと存じます。

 また、建築中だった那覇市の住宅も完了検査を無事終えました。これからも、日本人らしい発想と新たな技術的挑戦を行いながら、社会に貢献したいと考えています。


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【完成した「方形(ほうぎょう)の家」。】

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【ここにも多くの日本の文化、日本人の心が擦り込まれています。関係者の皆さま、大変お世話になりました。】

 私的には主催した林間学校の後、完全無農薬の稲作栽培を進めています。去る11日は第2段の田植えが終了。いわゆる「さなぶり」を終え、今日から水の管理を楽しんでいます。以下はその様子です。

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【猫の額ほどの田んぼですが、すべて敷地内なので管理はし易くなっています。傾斜地なので棚田となった「3段棚田」を代掻きしています。】



【代掻きの合間にどろんこになって遊びます。第八子のこだまこ(2歳)も家族の一員としてたわむれております。】

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【一人一枚、田植えをします。完全無農薬の種もみを苗から育てたので、田植えにも気持ちが入ります。】

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【側溝を流れるのは、平成の名水百選から流れ出た地下水。「こだまこ」にとっては、単なる楽しい通路でしょうか?】

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【道路添いの田んぼも5段に分かれます。地下水を少しだけいただいて、また元に戻します。左側は竹の水みち。】

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【道路添いなので、説明看板を立てました。無農薬の種もみを無農薬で育てます。加えて、日本の水文化についても説明しました。】

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【「さなぶり」祝い。狭いといっても傾斜地で道具の出し入れも3倍エネルギーを消費します。炎天下でみんなよく頑張りました。「道路添い田んぼの田植え完了、ばんざーい!」】

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【子は親を見て育つ。大ハンマーを肩に担げて帰ろうとしていたら、「こだまこ」は玄翁(げんのう・金づち)を肩にして付いてきました。】

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【さっそく、苗の先に糸トンボ。カエルやアメンボ、トンボたちが寄ってくることでしょう。「命がたくさん寄ってくる家・・・ぬちゆるやー」です。】

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【長い田んぼも田植え完了。】

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【最後に、浴室裏の変形田んぼも完了。「早乙女(さおとめ)」たちが田植えをしています。余談ですが、第5子の「さわみこ」という命名の由来は、5月(さつき・5月1日生まれ)、さなぶり、早乙女に共通する「さ」を取入れています。】

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【稲も含めて命がいっぱいだと、気になることが増えます。多くの動物を飼っているのも、それぞれの命を気遣って欲しいからです。そうすると野生動植物にも気をつかうようになります。障がい者や赤ちゃん、老人にたいしても同じことが言えます。自分以外の命を大切にすることが思いやり、やさしさではないかと思っています。】
posted by 塾長 at 17:17| 環境・生きもの