2024年10月10日

中学校で「道徳」の授業

10月9日(水)、北中城中学校の1学年(1組〜6組)186名を対象に「道徳」の授業をしました。
テーマ「『イノチ」』の鼓動、感じますか?」。

中学校に時々ヨナグニウマの「ゲン」とシマヤギの「シーマ」を連れて行っていますが、生徒とうまくコミュニケ―ションが取れているのか?あるいは動物を連れて行っている意味を理解しているのか?と心配でした。

そこで石原昌英校長から依頼を受けて、「道徳」の授業で話をすることにしました。

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【講話の前に石原校長が授業の目的・意義を説明されました。会場は3階の1年生のオープンエリアです。

「今の子たちは15分くらいが限度。長くて20分くらいで終わり、残りの時間は「考えさせる」時間にしたい。」という要望があったので、予行をした3日前からすべてのスライドのフォントと色を見直しました。

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【細長いスペースだったので、マイクを預かってすぐ、前に寄って下さい。」と案内しました、依ってくる時間がもったいなかったので、クイズを思いつき出しました。
1、国内で1年間どのくらい牛は処分されているか?
2、なぜ馬やヤギは目が人間より離れているか?
1の答えは誰も近い数字がなかったので私が覚えている範囲で言いました。約100万頭、豚は約1650万頭、ニワトリは約5億羽くらい。みんな唖然としていました。食べるなとは言わないが、このような家畜・家きんの犠牲の上に成り立っているから「命」を粗末にせず、慎ましく「腹八分目」にしときなさい!
2、ウマやヤギの目の間が広いのは、「敵から身を守るため」と答えた生徒が居ました。「拍手」をみんなで送りました。共に草食なので肉食動物から身を守るため後ろ側がよく見えて気が付き、逃げるためです。


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【パワーポイントで出したスライドの一部です。9月13日、ヤギの「パール」がハチから刺されて死にました。】

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【10月6日、番犬の「ムック」も「フェラリア」感染により死にました。病院に3回連れて行きましたが、力尽きました。家族の見守られて、あの世に行きました。悲しい出来事が続きましたが、人間も同じ。いつどうなるか分からないイノチ。「イノチ」は動物だけではなく、植物にも微生物にもある。その存在を知り、尊重することが人間生活にも通じる。相手の立場を思いやることが、優しい社会を作る・・、と説明しました。】

生きているものは「動く」。血液を運ぶ心臓の鼓動は休みなく「動く」。地球も動いている実感はないかもしれないが、実は日本列島当たりでは約時速1400kmの超々高速で動いている。従って「地震」や「津波」、「台風」などは「自然災害」ではなく、「自然現象・変化」だと私は思う、と言いました。

強大な自然の力には到底人間は勝てません。自然を敵視せず、自然の営みに沿った自然観で自然と共生・調和してほしいと話しました。
具体例として、自然の揺れに対抗する耐震ではなく、「宙に浮く心柱」の例を出し、自分も揺れて(動いて)安定させる設計事例を映し出しました。

最後に快適で便利な現代の社会のなかでは、「イノチ」が「モノのように」思われてきているがみんな「ひとつしかないイノチ」を大事に一生懸命生きている。・・「イノチのモノ化」が進んでいる。
この考えを見直すと同時に君たち北中城生徒諸君は
逆に、
モノにもイノチを感じてモノを大切に扱うような、「モノのイノチ化」に取り組んで欲しい!と結びました。

時間オーバーで5時間目のチャイムが鳴る寸前で講話を終えました。用意されたワークシートは、宿題になりました。感想文が届きましたら、披露します。

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【中学校から頂いた写真(追加)。授業中です。最初は自己紹介から・・・】

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【自然と戦わない自然観(自然共生・調和)の話。家族全員が習っている「合気道」も相手と戦わず「かわす」「よける」「逃がす」考え方を説明。】

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【最後のメッセージ。「イノチがモノのように軽んじられている現代」(イノチのモノ化)から、モノにもイノチを感じる生き方に変えよう!(モノのイノチ化)と訴えて終えた。】
posted by 塾長 at 16:16| 教育・子育て

2024年10月03日

連載17回目掲載と「島根殿(しまぬどぅん)」

沖縄建設新聞に連載中の「歴史に学び 文化で築く」の第17回目が掲載されました。

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【17回目は「家の中にも「半自然」を・・・」がタイトルです。】

先日、呼びかけして開催した「建築士会青年部(OB・OG)大同窓会」でお世話になった「OTO仲間」の中の新垣ゆりかさんから改修相談があったので、北中城村熱田にある「島根殿(しまぬどぅん)」を見てきました。
思ったより立派に残っていました。

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【木造平屋の拝殿と奥にRC造の本殿(拝所)がありました。】

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【沖縄では珍しい鳥居もありましたが、これは後で建て替えられたと思います。】

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【隣接する熱田公民館に飾ってあった1枚の写真。昭和15年に石造だった拝所を「皇紀2600年」記念して神社型式に建て直し、木造の拝殿の改修もその時されたと村史にあります。しかもその時軸組はあったとされているので、拝殿は屋根の補修と土台を入れたのではないかと推測します。白黒写真ですが、瓦の漆喰が真っ白で真新しく見えます。はっきり言えることは、少なくともこの記念写真を撮られた昭和15年には「拝殿」は先行して作られていたということです。】

拝所らしく近くには水源(産川)もありました。

産川 (1).JPG


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【拝所らしく近くには水源(産川)もありました。】

もう少し調査をしたら、建築された年や棟梁名か、施工者等が分かるかもしれないと思い、この1週間調べました。
大工さんは多分、大宜味村出身の「金城 田栄」さんと考えられます。明治39年4月5日生まれで、戦前戦後を通じて、波之上宮本館、拝殿、糸満白銀堂、嘉手納の野国神社、普天間宮などの造営に携わっておられます。いわば神社仏閣専門の宮大工さん。建築士会全国大会(1980年・北海道大会)で優秀技能者表彰されています。(建築士会連合化で確認済み)

昭和5年ごろ「金城組」を創業。5年ほどして「前田組」に合併して、学校建築や高級住宅も手掛けられたらしい。住所を手掛かりに那覇市の安謝近辺を交番2軒も訪ねて探し回ったが、住所すらなかった。(引っ越し?)

しかし、北中城村教委の砂川さんの助言で普天間宮に行ってみました。初めてお会いした新垣宮司は気さくな方で、沖縄の神社の発祥や経緯を説明頂いた。その後、境内の説明がありました。

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【普天間宮の本殿(左)。右が拝殿。拝殿横から「奥の宮」に入る通路がある。】

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【地下通路にあった普天間宮再建時の矩計(かなばかり)用間棹。】

そこで案内されて見たのは、本殿ヨコの地下にある「奥の宮」の本殿。なんと熱田公民館にある一間流造りの拝所(本殿)とほぼ同じ形式。「奥の宮」は聖域なので写真は取れなかったので、私の記憶だけです。

しかも宮司さんの話だと「大城組」の下請けで「金城組」が入っていたという。ここは戦後造られているので、熱田の「島根殿」の方が古い。つまり、金城組は熱田の拝所(本殿)を先に造っていて、その形を普天間宮・奥の宮に建立したのではないかと、と考えました。

根拠が欲しいため現在、普天間宮の宮司さんに表彰時の実績表があったと言われたので、探していただいている。もちろん沖縄県建築士会にも同様のお願いをしています。

一番の特徴は「拝所」(御嶽)が神社型式になっているところです。全国でも沖縄でも珍しいと考えられます。

さて、来週水曜日には北中城中学校1年生の道徳の時間に講話をすることになっているし、この「島根殿」の件もあって何かと忙しく過ごしています。

島根殿の件は、うまくいけば「国の登録有形文化財」にできる可能性があります。かつて熊本県人吉市矢岳町にあった「旧国鉄矢岳駅駅長官舎」と「井戸」を復元図を作成して登録有形文化財に申請して、登録できた実績があります。そこで3年間は暮らしました。

もし実現できれば、北中城村の新しい「宝」になります。頑張って、挑戦してみます。

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【9月28日、子ネコの「セン」が捕まえてきた「アカマタ」の子。】

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【10月1日、浴室の窓にいた「アカマタ」の子。最近、ヘビとよく会う。きっといいことがありそうです。】
posted by 塾長 at 10:57| 教育・子育て

2024年09月24日

啐啄(そったく)同時!

先日、かわいがっていたヤギの「パール」がハチに刺されて死んでしまいました。
私も家内も亜和(あや)もその前に刺されていました。草刈りの時、特に馬のエサになるススキを刈る時に刺されました。「チクッ」と刺された後、痛みが来ます。私は以前もあったので、いつも洗面所に用意している洗濯用の置き水に刺された耳元を浸けて冷やしました。

家内はまぶたの上。冷やした後、塗り薬を塗りましたが赤く腫れたので「職場」にも眼帯を着けて出勤しました。3日間くらい腫れていました。二女の亜和も刺されて痛々しかったです。

台風や長雨の影響があってか、ハチの巣作りは思うようにいかないようです。やっと巣を掛けようとしたら、人間がやってきて草を切る、攻撃されたと思うのでしょう。本能で防御したと思います。
亜熱帯の沖縄では草が良く成長します。特に最近は「特定外来種」の「ツルヒヨドリ」が繁茂して、在来種をツルで覆ってしまいます。そうすると風でなびく草も動かないため、巣作りにはいい環境になります。
ところが、ハチが増えると人間生活にも影響が出ます。

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【田んぼの上部に造った「トンボ池」。たった1か月で草に覆われ、水面さえ見えなくなります。】

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【建築士会青年部同窓会などの催しがやっと終わったので、久々草刈りをしました。手で刈りとったら軍手をしていない方の左手に6か所も傷ついていました。しかしなんとか「トンボ池」の水面が見えました。沖縄では欲をして農地を作らないことです。草の勢いに負けます。】

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【学校から依頼されて作った「田んぼ」。連休最終日に家族で「ハゼ掛け」していた稲を取りました。長雨と「鳥」にやられて実はあまりついていませんでしたが、児童が田植えした分くらいは仕分けして、今朝、学校に持参しました。稲わらで昨年は「しめ縄」を作りましたが、その分は、現在「ひこばえ」から成長している「再生二期作」の稲わらを提供しようかと思っています。】

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【我が家の周辺は生きたり死んだり忙しくしています。3日前にチャボが抱いていた卵が孵(かえ)りました。林間学校では何度もその様子を直接見ることができましたが、しばらくウコッケイがオスだけになっていたので縁がありませんでした。3羽のチャボも2羽はカラスなどの天敵にやられて死んでしまいましたが、残った1羽が卵を産みました。】

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【啐啄(そったく)は禅宗にある言葉ですが、「啐啄同時」というのは、卵の中の子が「お母さん、狭いよう。もう出たい!」とからの中からコンコンとくちばしで穴をあけると、お腹に抱いている母親は音や動きで感じて、コツコツと殻を割るのを応援します。そして母親が「ポン」とお腹から外に出すと卵の殻の中の子は「自力」で殻を破って出てきて目は見えなくても母親のお腹に戻ります。孵ったばかりのヒヨコの羽毛はまだ濡れています。「自分の殻を破れ!」などと大人が子どもにいうのは、まさにこのことです。目に見えなくとも、子と親の思いがひとつになる「啐啄」から現代の家庭生活や社会は学ぶことがたくさんありそうです。】

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【一日すると濡れていた羽毛は乾いて黄色になります。かわいいですね。チャボの母親は「クッ、クッ」と言ってエサや水の飲み方を教えます。】

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【しかし、放し飼いのニワトリには天敵が多いので、産んだところから元の小屋にヒヨコ、親鳥とも移動して扉を作って保護することにしました。油断するとカラスやネズミ、ヘビ、猫、犬が襲います。♪カラスー、なぜ鳴くの・・・かわいい七つの子があるからよー♪」という歌があります。自然の摂理とはいえ、今は生まれたばかりのヒヨコは守ってあげたいと思います。】

チャボの卵はあと2個。無事ふ化するかどうかは「母親」と周りの環境にかかっています。新しい命の誕生には、特別な思いがります。頑張って「殻」を破って顔を見せてねー!待ってまーす。
posted by 塾長 at 12:31| 教育・子育て

2024年09月17日

建築士会青年部大同窓会 速報!

諸事情で参加できなかった方々や参加された方々へのご報告を、速報でお知らせします。

初めての試みとして開催したこの集まり。呼びかけ人としては、所期の目的を達成できたと確信しています。
地域、分野、性別、年齢など時空をを超えて語り合えたことは、旧知の友人や初対面には関係なく、お互い少しでも理解が深まったのではないかと思います。

「建築士会青年部同窓会」は建築士会としては初めての試みでした。呼びかけに対してどこくらいの人たちが来てくれるのか不安でした。しかし、台風13号を合間を縫っていずれかの会場に参加された方は72人でした。

今回は3部構成にしました。第1部は青年部同窓会。場所は国の重要文化財・中村家住宅。61名。
第2部になった懇親会。場所は環境教育施設兼自宅の「ぬちゆるやー」。参加者33名。
第3部は見学会。場所は首里城及び復元現場。参加者23 名。(講師含む)
延べ参加者は、117名になります。

同窓会では呼び掛け人挨拶(後藤)の後、祝電披露(公益社団法人 日本建築士会連合会 会長 古谷誠章様、嘉手納町長 當山宏様)があり、物故者への黙祷を行いました。その後、沖縄県建築士会有志による軽音楽の演奏がありました。
その後参加者の自己紹介。沖縄をはじめ、愛媛、鳥取、宮崎、静岡、長野、長崎、京都、滋賀、東京、富山、千葉・熊本の13都府県、外国(アメリカ)からの参加もありました。

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【呼びかけ人あいさつ(後藤)】

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【沖縄県建築士会有志による「軽音楽演奏」(沖縄メロディー4曲)】

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【一番座、二番座、三番座のようす】

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【自己紹介(首里城宮大工のみなさんの時)】

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【米国籍のジョーさんと長男が合気道の基本を披露(外力をかわす伝統構法との共通点を説明)これはプログラムにない「サプライズ」でした。】

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【終わりにハーモニカを演奏をバックに唱歌「ふるさと」をみんなで歌いました。そして、同窓会の締めはいつもの「エイ、エイ、オーッ!!」メールもラインも便利だけど、直接顔を合わせることも必要。

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【中国は十五夜が好みですが、日本は十三夜。台風接近で曇り空なので「十三夜」のお月見の計画はあきらめていました。ところが参加者の中から「十三夜が出てる!」と声が聞こえました。見上げるときれいな十三夜を観ることができました。みなさんも満足げでした。(写真映りは十三夜に見えませんが、実際は美しい沖縄で見える「十三夜」でした。】

建築士会も含め、全国対象の集まりは多いがほとんどで、「専門分化」された領域から脱していません。これからは関係者を含めたゆるやかな集団に転換しなければ、組織は成り立たないと考えています。
新しい日本のシクミ・カタチ、領域を超えた「無題の集まり」の第1歩がスタートしました。】



【懇親会は「ぬちゆるやー」の学習棟。我が家には「脳性まひ」の「きょうだい」(万然・ばんねん)がいるので、歓迎の歌を手話付きで歌う。】

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【和気あいあいで懇親・懇談。すごい熱気がありました。】

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【翌日の16日10時から首里城及び首里城復元工事の見学会。参加者が増えたため、設計監理している「国建」の平良啓(ひろむ)氏と、学芸員の幸喜淳氏が2班に分けて、案内・説明していただくことになりました。22ペーにも及ぶ現場見学用の立派な資料は内閣府沖縄総合事務局様からご提供いただきました。皆さんに配布させてもらいました。ありがとうございました。(A4版カラー22ページ)】

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【以前来たときだいぶ進ちょくしていました。瓦工事が進んでいました。】

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【仕事の合間を縫って、ガラス越しに二女の亜和(あや)が顔を出してくれました。】

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【今回の見学会は首里城自体の説明があったので新しい発見がありました。例えば本土の「お城」と沖縄の「城(ぐすく)の違い。詳しくはまた書きます。説明していただいたご両人には感謝します。】

場所を提供いただいた中村家住宅、テントと楽器のキーボードを貸していただいた北中城中学校、演奏していただいた建築士会の有志の皆様、遠方より参加していただいた皆々様、そのほか関係者の皆様に厚く感謝申し上げます。

今回の活動は、沖縄建設新聞で特別寄稿として2回、会誌「建築士」で3回(オピニオン欄・来年1月号分)でご報告します。

また詳しい活動内容や思いは、改めて書きます。今回は、速報にて失礼します。(急いで打っているので、誤字・脱字はあしからず・・)
posted by 塾長 at 06:17| 教育・子育て

2024年09月14日

同窓会前夜。

いよいよ全国で初めて建築士会青年部の同窓会を開催します。

今日は家族で懇親会場になる我が家の学習棟と敷地周りの片づけなどを家族でしました。
案の定、台風13号は僕の念力で沖縄本島を避け、しかも小型のまま、速度も落とさず今、奄美の西に移動したようです。(奄美の皆様も大変でしょうが、勢力が30m/秒以下なので大丈夫と思います)
応援で三女の麻衣は昨日、富山から到着。今、長男の朴然が愛媛からなんとか台風をかわして那覇空港に着いたようです。(次女の亜和と妻が迎えに行っています)

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【嬉しかったのは、このタイミングで地下水量が増えたことです。日照りで地下水が減り始め、農業用水のタンクが空になりつつありました。しかし台風の影響で雨が降り、以前と同じようにタンクの水がオーバーフローして我が家の池に入るようになりました。】

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【平成の名水百選の一つ、タチガ−の余剰水を生かした池にも水が貯まり、オーバーした地下水は林間学校で使う洗濯場にも来ました。】

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【懇親会には多くの建築士や関係者がお見えの予定です。だから、腐朽菌で劣化した水車の8本の骨の1本を取り替えました。】

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【看板の竹の屋根も1枚取り替えました。】

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【なるべく気持ちを込めた歓迎をしたいと思い、手作りにこだわりました。箸立てや薬味入れ、刺身皿などを孟宗竹で作りました。】

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【懇親会場の学習棟の片づけ・掃除中。】

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【水車小屋下の池のメダカも歓迎ムードです。孵化した子どもメダカが30匹くらいに増えています。】

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【懇親会場になる学習棟に行く途中にある池の周りの「タマスダレ」も白い可愛い花を着けました。】

初めてのことなので、どんなハプニングがあるかわかりません。しかし昔から「走りながら考える」と言われてきていたし、「ひとりでは何もできない、しかし、ひとりが始めないと何も始まらない」という信念が今もあります。

みなさんとお会いできることを楽しみにしています。また、これを契機に新しい交流が始まり、別分野の方々が本音で語り合い、理解して、将来の日本を築く礎になればいいと思っています。
posted by 塾長 at 23:08| 教育・子育て

2024年09月11日

大同窓会までカウントダウン!

いよいよ建築士会青年部大同窓会が4日後に迫ってきました。お陰様で多くの方々の参加が見込まれ、今のところ50名は超えそうです。
ただ、台風13号が近づいて来ており、心配の向きもあります。自然の脅威にはかないませんが、なんとか15日の午後5時には沖縄本島を通過してくれると、信じています。心配は飛行機を使って参加される方々です。

空の旅といえば以前、宮古島市で建築士会宮古支部の講演会に呼ばれたことがありますが、当時の那覇空港に一緒に行ってくれる青年部のメンバーと台風接近のもと、出発便のアナウンスを待っていました。

なかなか出発のサインが出ませんでした。今はデジタルで文字表示ですが、昔はパネルが「パタパタ」と回転して表示される方法でした。
みんなあきらめかけていたので、ひとりパネルの下に行って「頼むぜ、出発してくれー」と念力をパネルに手を広げてかけました。なんとその直後、「出発」のパネルが出ました。(みんなびっくり!)

その飛行機、台風の目の中を通る時は安定していましたが、下降しはじめたら揺れ出し、着陸する時は左右の翼が宮古空港の滑走路に着きそうになるのが見えたので、またまたひとりで「ワ―、やばい!」と大声で叫んでしまいました。
しかしお陰さまで無事着陸し、講演の開始時刻はだいぶ遅れましたが、なんとか終了しました。
そのあと3次会まで「おとーり」があったのは想像に難くないです。

上京中、上空で落雷にあって停電したことや、羽田空港で着陸直前に地震があって東京上空を一周して待機したり、冬の千歳空港では滑走路が滑ってギリギリで停車したこと、鹿児島空港を出発して間もなく桜島の爆発で操縦席のガラスが割れて引き返したこと、青年委員会会議が遅くなって熊本便に乗れず一泊したことが2回あります。

今回も台風は心配ですが、14日の夜に沖縄本島を過ぎ去ってくれることを念じております。最終的には15日の昼頃をめどに判断します。

さて我が家も自然現象で影響が出ています。

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【低気圧が久々近くに来たので、念願の長雨がきました。裏山の農業用水用のタンクにも水が貯まり始めました。】

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【「平成の名水百選」のひとつ・タチガ−の下に造った池にも水が貯まり始めました。】

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【その池から出ている地下水が側溝を通って我が家に来ますが、途中に造った堰(せき)に「モクズガニ」が退避していました。あまり公表したくはありませんが、昨夜、「ホタル」が敷地内を飛んでいました。】

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【第10子の心然(しんねん)は、雨の合間に「夏祭り」ができて、大喜びでした。】

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【キジバトの子のようですが、朝からの掃除、草刈りの時見つけました。「傷」ついていました。道路に置いたままだと車に引かれる可能性が高いので、子どもが家まで持ってきました。病気なのかもしれないので、野生の生きものはなるべく触らないようにしています。しかし、頭もはげていたので、外敵から攻撃されたのか、巣から落ちたのか、よく分かりません。とりあえず空いていた鳥小屋に入れて網を上半分あけてそっとしておきました。次の日、床下の広い空間に移動していました。その次の日、居なくなりました。やはり野生生物は野性で生きていくのが一番です。「元気で育ってよー」と空に向かって叫びました。】

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【一方、こちらはしばらくいなくなっていた「敷地内放し飼い」のチャボ。家族みんなで探しました。カラスやマングース、ヘビ、ネズミ、ネコ・・・。卵やヒナはもちろん成鶏にも天敵がたくさんいます。・・・なんとこの放し飼いのチャボ。和室の床下で卵を温めていました。自然は厳しいので何があるかわかりませんが、無事ヒナに孵って欲しいと思います。】

今日は早々と日本建築士会連合会の古谷 誠章会長から大同窓会開催への「祝電」が届きました。

これを励みに、台風に負けない気持ちをもって初の大同窓会開催に集中したいと存じます。
(祝電(電文)は当日、ご披露します。)
posted by 塾長 at 19:23| 教育・子育て

2024年09月05日

連載「歴史に学び 文化で築く」第16回 「心の御柱を持つお住まい」。

週刊・沖縄建設新聞で連載中の「歴史の学び 文化で築く」の第16回目が掲載されました。
テーマは、「心(しん)の御柱(みはしら)を持つ『お住まい』」。

造ったモノに「文化」を吹き込むのか、すでにある「文化」で築くのか?どちらでも「文化」はつながっていくように思います。

回を追うごとに、だんだん「本音」で書けるようになりました。

では・・・

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【令和6年(2024年)9月4日付け 沖縄建設新聞より】

なお、9月15日の建築士会青年部大同窓会の会場(ぬちゆるやー・学習棟)で、これまでの各種連載の記事が見られるようにしたいと思います。「沖縄タイムス」(本誌)・「週刊タイムス住宅新聞」・「週刊・沖縄建設新聞」など。(必要な分は即、無料でコピーします。)
二女が首里城復元現場での仕事ぶりやエピソードが分かるTVニュースや特集も、モニターで自動放映したいと思っています。
同窓会会場の「中村家住宅」ではタイムス住宅新聞の「細部から文化が見える」の連載のうち、「中村家住宅」を特集した3回分を希望者には無料でお渡ししたいと存じます。

参加者の方の方々も徐々に増えて参りました。これまでにない「集まり」のあり方を「カタチとナカミ」を提供いたします。建築に関係ない方も、ご遠慮なくご参加ください。お待ちしています!

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【タイムス住宅新聞の告知記事】
posted by 塾長 at 17:38| 教育・子育て

2024年09月02日

「気持ちはひとつ!」

8月末はいろいろありましたが、共通していたのは「気持ちはひとつ!」ということでした。
愛媛大学に通い始めた長男・朴然が入学後、初めて帰省しました。先日このブログで紹介した田んぼの草取りをはじめ、切れていた電灯・電球の修理、造り付けタンスの天井張り、敷地内の片づけ、スマートフォン4台の新規購入・交換後の機能設定や説明などハード・ソフトで大いに家族に貢献しました。

その間、8月28日には二男・万然(ばんねん)の誕生日がありました。家の近くに実をつけていたバナナを使って、特製の「バースデイケーキ」をきょうだいで作ってくれました。

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【朴然がリーダーシップをとって、きょうだいでみんあで作った万然用のバースデイケーキ。】

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【誕生日恒例の後藤家・ちらし寿司も作りました。「心はひとつ」、万然の脳性まひが改善できることを願いました。】

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【建築士会青年部の同窓会後の懇親会が我が家の学習棟なので、少しばかり気になるところを家族全員が「心をひとつ」にして手直ししました。「ぬちゆるやー」の看板の竹の屋根が腐っていたので、林間学校の残り材を使って直しました。モウソウダケを割ったり、節を削ったり、打ち直したり・・・。5歳の「心然(しんねん)大工も頑張りました。】

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【ついでに漏水していた「ヒノキ風呂」も高校生と大学生が直しました。掃除はまたまた心然君です。お陰で水漏れはなくなりましたが、大きな漏水の原因は意外にも「排水孔」でした。排水のゴム栓と桧板の隙間のようでした。しかし、これで安心しては入れます。】

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【月末の31日。長男・朴然が愛媛に変える前日、高校2年の「さわみこ」からの提案で家族でボーリングをしようということになりました。二女もあとから加わり、障がいを持つ万然も一緒に珍しく県外2人を除き全員集合できました。】

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【初めてボーリングをした心然。全部ガーターと思いきや、7本倒して自信をつけたようです。2ゲーム目でも6本倒れました。途中で投げ出すかと思っていましたが、最後まで投げ続けました。どのスコア表も「G」と「0」が多い点数表示でした。・・・「GOTOU」の略なのか、「GO!」なのか?久々ボーリングできてよかったです。ちなみに私の2ゲームのアベレージは115でした。】

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【ボーリングの後、いつもの「合気道」の稽古に全員で向かいました。帰省中の朴然はこの日のために大学の合気道部で使っている道着で参加しました。小さいころから指導していただいている「ケン先生」と初めて道着で相手をしてもらい、満足のようでした。本人は昨日帰途に就きましたが、さっそくバイトに出たようです。】

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【9月になりました。いよいよ建築士会初の青年部同窓会が迫ってきました。おもてなしをする「OTO仲間」の皆様も仕事以外なのに練習に精を出されています。頭の下がる思いです。そしてまた、同窓会・懇親会の翌日の16日(敬老の日の振り替え休日)には、沖縄県建築士会の「平良 啓(たいら ひろむ)」さんがご厚意で首里城及び復元工事の案内・説明をしていただくことになりました。参加費は無料(首里城への入場料は各自)希望者のみ
平良さんのプロフィールは先日開催された「公共建築講演会」での案内を参考までに掲載させてもらいます。前回の復元工事の時から携わっておられるので、すべてにおいてお詳しい方です。ぜひ、この機会にご参加ください。16日10時、守礼の門前に集合です。同窓会・懇親会に参加できない方でもOK。ただ、当日配布資料の関係もありますので事前にメール(nuchiyuruya@gmail.com)等にてお知らせください。
同窓会の意義がまた深まりつつあります。「気持ちをひとつ」にしてがんばりましょう!】

また、8月10日、11日開催しました「きたなか林間学校」の記録書(16ページ)もできましたので、順次、参加者等に無料配布する予定です。改めてご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。

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【第33回「きたなか林間学校」の記録書の表紙。内容はいつもの通り、活動写真、写真説明、参加者の感想文、塾長コメントなどをまとめてあります。】
posted by 塾長 at 13:12| 教育・子育て

2024年08月25日

「自ずと然り」を再認識(実感)

明治まで「自然」という言葉はありましたが、読みは「じねん」。現代の「Nature(ネイチャー)」という人間と対立する「自然」ではなく、「人間も自然の中にいて、自然のなるがままに任せて、自然との調和・共生を図っていた」という、日本独自の自然観を啓発しています。自分自身の暮らしぶりもそのつもりです。(自ずと然り)

しかしながら、この度の渇水にはその哲学も揺らぐほど、「自然」は厳しく、人間以外の生きものの命のことを考えると、何とかならないものかと本気で思いました。

NHKラジオの深夜の天気予報や起床後ヤフーの雨の予想図を見ても「雨」の兆しはありません。

1水なしタンク.JPG


【毎朝、地区の農業用用水のタンク(300トン)を上の穴から見ています。今日も地下水は溜まっておらず、底が見えていました。経済的に(貯金などが)「底をついてしまった」という言葉がありますが、このことからきたのではないかと思ってしまいます。】

3枯れたカー.JPG


【すぐ横に造ったタンクからの余剰水を利用した「池」も「底をつきました」。アメンボやオタマジャクシは行き場を失って命を落としたと思われます。】

2中干しと捉えた.JPG


【学校から依頼のあった「教育の田んぼ」。予想外に「再生二期作」ができると思って草刈りもしましたが、肝心の水が来なくなったので、田んぼ上にある小型の3つのタンクを満タンにしたあと、水は周辺の農業者に対して悪いので止めました。ここにもトンボの幼虫のヤゴやオタマジャクシが無数にいます。土壌がクチャ(固い粘土)なので不透水です。くぼみの足跡に水が少々溜まっていました。
イネはどうかというと、ちょうど「中干し」の時期。栄養をこの時期に吸い上げて実を太らせます。良いタイミングと思い、雨が降らないこの期間を「中干し」と捉えました。】

4青草とヌカと鶏糞混ぜ.JPG


【まさに干ばつ。炎天下ですることもないので、溜まった鶏ふんを追加した「たい肥」をさらに積み上げることにしました。先日の林間学校で堆積した馬ふんのたい肥に乾燥した「鶏ふん」と「ヌカ」と周りの「草」を切って載せ、先日のたい肥と混ぜて攪拌しました。鶏ふんは放し飼いのニワトリ(ウコッケイ4羽、チャボ・在来各2羽計5羽)たちのモノです。寝床の木の格子から落ちたフンは斜面を伝って自動的(自然)に溜まり、自動的(自然)に乾燥します。】

5攪拌後、積み上げ.JPG


【先日のたい肥と攪拌させます。】

5−2温かいたい肥.JPG


【もう発酵を始めたようです。「熱い!」と息子がいいました。この時はまだ40℃でした。】

6たい肥を覆う.JPG


【覆いをかぶせてまた、ねかせます。】

7たい肥温度55.3℃.JPG


78.5s.JPG


【今日の午前中の草刈りや餌あげのあと計ったら55.3℃に上がっていました。多分もっと高温になります。すると「フン」が「天然肥料」に変わります。この後、体重も計ったら95sあった2年前から16.5s減って78.5sになっていました。馬糞のたい肥と反比例でともにいい方向に向かっています。】

8待ちに待った飴.JPG


【待望の雨が昨日(8月24日)降りました。5歳の心然が「♪雨♪雨フレフレもっと降れ!♪」と何度も何度も八代亜紀のヒット曲「雨の慕情」を歌ってくれたせいでしょうか?嬉しかったです。】

9久しぶりの雨.JPG


11樋から水槽へ.JPG


【母屋の屋根の雨水が玄関屋根に移動し、その後、みんなで架けた雨どいを伝って闘魚の水槽に導かれます。水槽をオーバーフローした水はその下のメダカの水槽に入るようになっています。「水はみんなのモノ」ではありません。所有権などあと付けです。「水は誰のものでもありません」。分け合って助け合うものだと思っています。】

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【地区の水槽の底に地下水も少しだけ溜まったようだったので、水車小屋の下の池に流しました。少しだけ少しだけ・・・。カニやエビ、金魚や闘魚、メダカたちにとっては命の水。本当に恵みの雨でした。】

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【今日はチャボが卵を産んでいました。まだ抱かないので一時期、家で預かることに・・・。久々ニワトリの卵を見ました。下3人は珍しいので大事にしていました。】

アッという間の雨でしたが、待ちに待った雨。ずぶぬれになってもうれしい雨でした。大谷選手のスランプの後の出た「逆転サヨナラ満塁ホームラン」と重なりました。
雨が降っても地下水タンクが増えないのは多分、すぐ上の地域の開発で地下水涵養域(沖縄では琉球石灰岩層)が急激に減ったことと、ビニールハウスが増えて雨が降っても降らなくてもハウスに地下水を取るためだと思っています。
(行政で地下水涵養域を守ることを政策に入れて欲しいものです。今の村長・議員では無理か?)
快適・便利は住宅や暮らしだけでなく、農業にも浸透していて、その影響で地下水の減少・汚染が進むのではないかと思います。

さて、「建築士会青年部大同窓会」まであと1か月を切りました。有志の音楽会の準備・練習は順調に進んでいるようです。後は参加者数の把握です。今月いっぱいで中間まとめをしたいと思います。

どうぞ建築士会に直接関係ない方々も、ご遠慮はいりません、ご参加ください。お申込み、お待ちしております。
無理なく、自然体で・・。

Eメール nuchiyuruya@gmail.com

(ガラケーから再び「スマホ」に変えました。以前使っていましたが、反応が良すぎるのと機能が多すぎるため元に戻したのですが、周りがみんなスマホなのでいや応なしで変更しました。電話番号、SNSは変わりません。)
posted by 塾長 at 18:11| 教育・子育て

2024年08月21日

田んぼの草刈り・7人衆!

8月18日に盆休みで帰郷した長男・朴然に待っていたのは、学校依頼の教育田の草刈り。田んぼは5年生の子どもたちによる稲刈りで終了しましたが、刈った後放っておいた稲からまた芽が出て育ち始めました。いわゆる「再生二期作」です。

今回は学校用ではないので、原始的に育てることに・・。しかし、畔から草が生えてイネに絡みつくので草刈りをすることに。ただ、我が家の部隊は林間学校の準備や片付けなどで心身ともに疲弊していました。そこへ愛媛大学(理学部)の朴然が帰ってくるというので、事前に相談はしていました。
男手が減っていたのは百の承知。快諾でした。

しかし、夏の沖縄の雑草刈りは並大抵ではありません。そこで助っ人が現れました。中学校の同級生たちです。

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【二人は琉球大学1年生。暑いなか、草刈り機、チェンソー、手鎌をそれぞれ使って、草刈りに精を出してくれました。助っ人のお陰で仕事が進み、完了しました。】

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【朴然はチェンソーで特定外来種のツルヒヨドリと背が伸びたハイビスカスをカット。】

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【玉城君は慣れない草刈り機を使って除草】

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【宮城君は絡まったツルヒヨドリを手鎌で切り落とす】

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【こちらは帰郷中の三女・麻衣】

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【高校生の「さわみこ」と「こはづき」。我が家の3人娘も手鎌を使って炎天下で頑張りました。】

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【垣根のビフォー、アフター。道路から棚田が全部見えるようになりました。かえって緊張!】

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【田んぼの畔、田んぼの中の草刈り。ビフォー、アフター。】

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【チェンソーを借りたついでに、道路を覆いかぶせていた近所の外来種のギンネムを伐採。通行上安全になりました。片付けは夜、家内と長男がしました。】

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【草刈りの合間に近くの人の敷地に実っていたバナナを切らせてもらいました。「どうぞ食べてちょうだい!」といわれました。家のベランダにぶら下げています。もうしばらくしたら「いただきます」。】

応援のお二人。あんなにハードな作業をさせたのに、帰りに玄関までお礼のあいさつに来てくれました。「暑いなか、ありがとうね!」と逆にお礼を言いました。今どきの若者も捨てたものじゃない!と思いました。
きっと、日本の将来を背負って立ってくれると確信しました。学業以外の「人間性」「哲学」が人生を決めると彼らには話しました。がんばれー、若人たち!!
posted by 塾長 at 04:48| 教育・子育て